生物部ブログ(~平成30年度)
生物部 ウメを狙う昆虫
2月に花開いた校庭の梅が実をつけました。今年はいつもより多いような気がします。まだまだ小さい実ですが、これから太陽の光を浴びて成長しそうです。
成長した梅の実
良く見ると梅の実を狙って多くの昆虫が寄ってきています。目立つのはウメエダシャクの幼虫です。クサギカメムシも梅の実を狙っています。梅を糧に生き物は生命をつないでいきます。
ウメエダシャクの幼虫
クサギカメムシ
生物部 クチナシ植え替え
20日は部集合があり、生物部にも新しい新入部員が入りました。と言っても新入部員は2年生で、1年生の新入部員を募集しています。
生物部は新年度の活動を開始しました。まずは花壇の手入れです。これまで鉢植えされていたクチナシ2種4株を花壇に地植えしました。残り12株は今年度も研究に使用するため、鉢植えのままです。鉢植えの株は水不足と肥料不足が否めず、成長が少し遅いようです。
地植えしたクチナシ
季節は移り変わり、夏を思わせるような暑さとなりました。ここ数日は日中の気温が30℃近くなり、生物室前のカメ3種(スッポン・ミシシッピアカミミガメ・イシガメ)の活動が活発になりました。イシガメはこの4月に第二高校にやってきました。
日向ぼっこ中のイシガメ
生物部 ミカンの花開く
今年もミカン(品種不明)の花が開きました。例年数個しか結実せず、実は決して美味しいというものではありません。ところが、2016年は小ぶりでしたが、多くの実を付け、とても甘いミカンが収穫できました。地震の影響だったのでしょうか。
しかし、昨年はいつもと同じで食用には程遠いものでした。今年はどうでしょうか。秋が楽しみです。
ミカンの白い花
濃紫のツツジの花
校庭には、今、ツツジの花が満開です。西門(東町中学校側)から入ると、濃紫のツツジの花が出迎えてくれます。
生物部 花が咲いた 花が咲いた
春休みに入り、毎日20℃を超す陽気です。春というよりも初夏といった感じです。生物室前の花壇にチューリップの花が咲きました。幼い頃、『咲いた~ 咲いた~ チューリップに花が~』と歌った記憶がありませんか。
植え付けの時期が遅かったので心配していましたが、真っ赤な花を咲かせました。
生物部 ジュニア農芸化学会(番外編)
ジュニア農芸化学会に参加したついでに、生物部員3人は名古屋港水族館の見学に行きました。その様子を紹介します。
深海のタカアシガニ(節足動物・甲殻類)
熱帯の海(サンゴ礁の生態系)
生物部 ジュニア農芸化学会
3月17日、愛知県名古屋市の名城大学で開催されたジュニア農芸化学会2018に第二高校生物部が参加してきました。
『オオスカシバ(Cephonodes hylas)の生態学的研究』という研究テーマで、熊本市立田山に自生する立田山ヤエクチナシの保全を目的に、立田山ヤエクチナシに食害を与えるオオスカシバの産卵選好性に関する研究です。オオスカシバの生態に関する研究は、第二高校理数科の先輩方が、2015年と2016年に森林学会においても発表しました。
農芸化学会には全国の高校生を中心に、79校がポスター発表を行います。熊本県からは第二高校と熊本北高校が参加しました。全国の高校生の研究発表はとても刺激になり、研究に対する意欲が高まりました。とてもいい経験になりました。
また、名古屋港水族館の見学など、学会への参加以外の面でも見聞を広めることができました。みそカツ丼やエビフライサンドなど名古屋名物を食したことも思い出です。
会場前で記念撮影
発表の様子
発表終了(ホッと一安心!)
車窓より名古屋城を臨む
エビフライサンド(左)とみそカツ丼(右)
夕食はみそカツ丼
生物部 ムラサキツユクサ
17日は天候に恵まれ、春の陽気となりました。見上げた空も真っ青です。春の陽気に誘われて校庭を歩いていると、濃紫色の花が目に留まりました。ムラサキツユクサです。
地震前は生物準備室前に多く見られたのですが、改修工事により生息場所を奪われ、最近は姿が見えなくなっていました。気孔の観察や細胞質流動の観察に最適の材料です。
青空が広がっていました。
ムラサキツユクサ
生物部の2年生は、オオスカシバの研究発表のため、現在愛知県名古屋市で開催されていジュニア農芸学会に参加しています。17日が発表本番です。
昨日は、生物部の研修を兼ねて名古屋港水族館の見学に行ってきました。その様子は後日報告します。
生物部 春が来た!
先日紹介した校庭のウメが満開になりました。第二高校のウメは白梅ですが、数本の紅梅があり、いいアクセントとなっています。
教室棟と特別棟の間のサザンカは、少し前まで冬の時期に彩を添えていましたが、現在落花盛んです。
先日、校内のサザンカの花粉を採取して、花粉管の伸長を観察しました。予想以上に伸長しなかったのですが、1時間もするとちゃんと花粉管が観察できました。今度生物の教材で使用する予定です。その様子は後日報告します。
生物部 春の訪れ
学年末考査が終わり、3学期もわずかとなりました。先日、体育館の改修工事も終わり、今年は学校で3年生を送り出せます。卒業式もすぐそこです。
校内を散策すると春の訪れを感じます。これから見頃を迎えるのは、校庭の南側のウメです。三分咲きといったところでしょうか。来週は気温もグッと上がり、春の陽気となるらしいので、一気に満開を迎えることでしょう。
開花を始めた校庭のウメ
(奥は管理棟の新築工事中です。)
第二高校ではこの時期メジロの姿を見かけます。教室棟北側の通路には、サザンカが植えられており、いま見頃を迎えています。そのサザンカに10数羽のメジロが飛び交っています。今年は特にメジロが多いようです。
サザンカに止まるメジロ
春が来た!
生物部 生徒理科研究発表会前
生徒理科研究発表会2日前。連日下校時間ギリギリの19:30まで発表用のスライドや原稿の準備に追われています。
今回の研究テーマは、クチナシ類に食害を及ぼすオオスカシバ(スズメガ科)の選好性についての研究です。相手が生き物なので、調査研究にはかなり苦労しました。また、予想した結果が得られず、研究を進める上で何度も壁にぶつかりました。それでも何とか発表にこぎつけられたのは、指導をしていただいた方や仲間の存在です。本当に感謝しています。
19:30下校時間です!
オオスカシバの成虫
オオスカシバの幼虫
冬の到来でしょうか、朝晩は冷え込むようになりました。今朝は吐く息も白くなりました。二高生のほとんどが冬服です。