生物部 オオスカシバがやってきた!
平成26年と27年に理数科2年の課題研究で、立田山ヤエクチナシの研究に取り組んでいたこともあり、生物教室前には一重咲きのクチナシと八重咲きのクチナシがそれぞれ5株ずつ鉢植えされています。先日は、一重咲きのクチナシに白い花が咲いているのをみつけました。付近にはクチナシ特有の甘い芳香が漂っています。八重咲きの立田山ヤエクチナシの開花はもっと後で、現在蕾も見当たらない状況です。立田山ヤエクチナシは、環境変化に弱いのか、現在5株中2株は枯れかけています。一重咲きのクチナシ5株は元気です。
最近は夏を思わせるような気候になり、昆虫の活動も盛んになってきたようです。そんな中、今日正午過ぎにオオスカシバがクチナシ付近をホバーリングしているのを見ました。花を咲かせている一重咲きのクチナシの葉に産卵をしていました。
今年、生物部は立田山ヤエクチナシ、オオスカシバについての研究を始める予定です。理数科の先輩方がオオスカシバの生態や立田山ヤエクチナシの遺伝解析などの研究をされてきましたが、生物部も引き続き研究を進めていこうと思います。
クチナシの花
辺りにはクチナシの甘い香りが漂っています
みなさん、オオスカシバを御存知ですか?スズメガの一種ですが、ガと違ってとてもかわいい感じがします。今日、産卵した卵を大切に見守り、成虫まで育てたいと考えています。