夏を予感させる抜けるような青空。
じりじりと照りつける日差しに汗ばむ陽気の中、実習室周辺には準備で漂うオイルの香りが広がります。
やがて静寂を破るように響き渡るエンジン音――。
本日は3年農業科の「果樹実習」として、果樹園の草刈りを行いました。
■機械講習の成果を発揮!
今回の実習では、二人一組のペアを組み、15分交代で2セット実施。
使用したのは、安全性を考慮したナイロンコードのカッターです。
これまでに受けてきた機械講習の成果を、本番の現場で発揮するとき。
操作に慣れるまでは慎重に、けれど講習で学んだ知識を頼りに、着実に実習を進めていきました。
特に樹の株元は、機械を当てることなく草だけを刈る繊細なコントロールが求められます。
刈り払い機を自在に操る3年生の背中は、頼もしさを増していました。
■いよいよ春芽が動きだす
ふと視線を樹に向ければ、スイートスプリングの枝には無数の花の蕾がつき、開花はもう目前です。
主幹部からも勢いよく新芽が芽吹き出し、いよいよ春芽が本格的に動き出す鼓動を感じます。
■担当者の「わがままな願い」
実習を終え、スッキリと整った果樹園を眺めながら、ふと思うことがあります。
足元の草は、できることなら生えないでほしい。
でも、樹木の芽や花は、どこまでも旺盛に育ってほしい。
「草は枯れろ、芽は伸びろ」なんて、我ながらなかなかわがままな願いだな……と苦笑いしてしまいました。
しかし、そんな矛盾した板挟みの中にこそ、命を慈しむ農業の奥深さがあるのかもしれません。
講習の成果をしっかりと形にしてくれた3年生。
彼らの丁寧な実習のおかげで、スイートスプリングも気持ちよく開花を迎えられそうです。
二十四節気では、まもなく「穀雨(こくう)」を迎えます。
「百穀(ひゃっこく)を潤す春の雨」という意味があり、種まきを終えた田畑に恵みの雨が降り注ぎ、作物が力強く芽吹く大切な時期です。
今日は穏やかな晴天に恵まれましたが、ここ数日のしっとりとした雨のおかげで、農場の植物たちは潤いをたっぷりと湛え、日に日にその緑を濃く、大きく成長しています。
冬の刺すような冷たさが消え、風の中に初夏の湿度を感じるこの頃。
季節は着実に次へと動いています。
■ 三者三様、それぞれの「一歩」
新年度が始まって約二週間。
農場では各学年がそれぞれの「新しい顔」を見せてくれています。
● 1年生:まっさらな実習服と、学びの予感
先日、新入生たちの実習服の試着が行われました。
まだ糊の効いた、まっさらな実習服。
袖を通した時の少しはにかんだような、それでいてピリッと引き締まった表情が印象的でした。
彼らがこれから土に触れ、命を育てる「農業」という営みから、一体何を学び、どんな発見をしていくのか。
その成長の過程を見守るのが、今から楽しみでなりません。
● 2年生:葛藤を越えた先の「総合実習」
2年生は「果樹」と「草花」の班分けが行われました。
より専門的な学びへと足を踏み入れる大切な分かれ道ですが、人数の都合上、全員が希望通りというわけにはいきませんでした。
そんな中、全体のバランスを考えて自ら希望を変更してくれた生徒、そして面談を重ねて納得し、新たな道を選んでくれた生徒たちがいました。
自分の希望を譲り、仲間のために、そして科全体の学びのために一歩引いてくれたその姿勢に、深い敬意を表したいと思います。
その利他の心こそが、これからの実習をより豊かなものにしてくれるはずです。
●3年生:さらなる成長への「四日間」
そして3年生。
彼らは木曜日を除く週4日間、実習を伴う授業に臨んでいます。
農場の中心として動く彼らの動きには、もはや迷いはありません。
下級生を導き、最高学年としての確かな「自覚」を背中で語る姿は、後輩たちにとって何よりの道標です。
実習の多さは、それだけ命と向き開う時間が多いということ。
この濃密な日々を経て、彼らがさらに逞しく成長していくことを心から期待しています。
■ 志(ね)を張る季節
「穀雨」の雨が植物の根を強くするように、1年生の期待、2年生の思いやり、そして3年生の責任感という名の「志」も、この芦北の豊かな土壌にしっかりと根を張ろうとしています。
雨の日も晴れの日も、私たち農業科一同、焦らず、着実に、自分たちの「実り」を目指して歩みを進めていきたいと思います
「穀雨(こくう)」
雨を味方に、成長を加速させる芦北高校より。
じりじりと肌を焼く夏を思わせる日差し。
けれど、一歩木陰に入れば、頬をなでる春風の涼しさにホッとする。
そんな季節の変わり目を感じさせる空の下、今日は2年生にとって、初めての「果樹実習」が行われました。
■「はじめて」の連続
学校生活には慣れている2年生ですが、果樹園に一歩入れば、そこは未知の世界です。
●道具(鋏やノコギリ)の名称と正しい扱い方
●道具の置き場所、さらに徹底した片付け方
●果樹園の場所と、そこに並ぶ品種の名前
●実習日誌の書き方
覚えるべきことは山ほどあります。
特に果樹の実習では、鋭利な道具の使用やハウス内での高所作業、脚立の上での作業など、一歩間違えれば怪我に繋がる場面も少なくありません。
まずは何よりも「安全第一」。
その基本を体に叩き込むことから始まります。
■改めて感じる「3年生」の偉大さ
一つひとつ丁寧に指導しながら、ふと思い出したのは3年生たちの姿です。
安全を当たり前に確認し、流れるように準備と片付けを済ませる。
昨日も当たり前のようにこなしていたあの姿は、決して一朝一夕で身についたものではなかったのだと、2年生の初々しい格闘ぶりを見て改めて痛感しました。
「あいつら、実はすごいことやってたんだな……」
そんな思いが込み上げ、「明日の実習では、いつもより少し多めに3年生のことを褒めよう」と心の中で決めました。
■まだ、始まったばかり
慣れない手つきで甘夏の剪定に挑む2年生たち。
今はまだ、道具の名前を覚えるだけで精一杯かもしれません。
けれど、この一歩一歩が、いつか先輩たちのような頼もしい背中へと繋がっていきます。
始まったばかりの彼らの成長を、そして頼れる先輩へと育った3年生たちの姿を、これからもじっくりと見守っていきたいと思います。
福祉科の1年生にとって、専門の学びである福祉科目の授業がスタートしました。
「生活支援技術」の授業では、人の暮らしを支える知識と技術を学びます。
1年生は初めて実習服に袖を通し、これから始まる授業内容にワクワクしています。
これから、クラスで協力しながら、新しい学びに挑戦していきます
今年度大会スローガン「常笑軍団キラキラ笑顔で楽しんだもん勝ち」
「常に勝つ」ではなく、あえて**「常に笑う」**。いかにも、明るくタフな芦北高校らしい言葉が選ばれました
林業科の結団式では、団長の生徒が力強く宣言してくれました
「連覇のプレッシャーを感じることなく、一つ一つ楽しみながら盛り上げながら優勝をしましょう!」
その言葉通り、団員たちの顔にはすでに「楽しんだもん勝ち」と言わんばかりの不敵な(?)笑みが。
林業科の団結力は、日頃の山での実習で培われた本物です。重い丸太を運ぶときも、困難な作業のときも、常に声を掛け合ってきた彼らにとって、体育大会はまさに最高の「晴れ舞台」になるはずです
技での勝利はもちろんですが、大会が終わった後に「最高に楽しかった!」と全員が笑い合える、そんな一日を目指して
今年の体育大会は5月9日(土)に開催します。
熊本県立芦北高等学校
〒869-5431
熊本県葦北郡芦北町乙千屋20-2
事務室(代表) 電話0966-82-2034 FAX0966-82-5606
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Mail:ashikita-h@pref.kumamoto.lg.jp
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