【本渡校舎】県内初 高校2年生で難関試験にトリプル合格
商業科2年の生徒が、日商簿記1級、税理士試験(簿記論、財務諸表論)の3つに合格しました。
日商簿記1級は税理士や公認会計士への登竜門といわれ、企業会計に関する法規を踏まえた経営管理や経営分析を行うための極めて高度な知識が求められます。受験者の大半は社会人のため、高校在学中の取得は全国で40人程度と極めて少ない難関の試験です。
また、税理士試験については高卒以上の受験が約98%を占める難関試験で、高校2年生での簿記論・財務諸表論の2科目合格は県内初の快挙です。(九州初かもしれません)
これら試験は大学や専門学校での特待生の対象となっており、なかには入学金や学費が全額免除となる学校もあります。
<本人コメント>
試験前日は緊張でいっぱいでしたが、当日は緊張せず落ち着いて試験に臨むことができました。税理士試験は解き慣れない問題もあり思うようにペンが進みませんでしたが、今まで学んできたことを思い出しながら1つ1つ解きました。財務諸表論は自信がありましたが、簿記論はうまく解けず自己採点でボーダーラインに達していなかったので、期待をしながらもどちらかというと不安が大きかったです。結果通知書を見てどちらも合格していると分かったときはとても嬉しかったです。
日商簿記の1級にも無事に合格することができ、税理士試験の税法科目についても受験資格を得ることができました。何度も挑戦してきたので、合格できてとても安心しています。
今まで応援してくれた家族や友人、そして今まで指導してくださった先生にはとても感謝の気持ちでいっぱいです。1年生のときから勉強を頑張ってきたことが、結果として結びついたので良かったです。次は、8月に行われる税理士試験の税法科目合格を目標に頑張ります。