定時制日誌

前期終業式が行われました

 9月30日(金)前期終業式が行われました。年度当初の熊本地震により、臨時休業、授業時間の確保のための夏休みの短縮など影響がありましたが、「真夏日!」の今日、無事前期を終了し、明日からは秋休みに入ります。

 校長式辞を受け、校歌を歌い、式を閉じました。

その後は、来る10月9日の県定時制通信制文化大会でステージ発表する合唱「ふるさと」の練習をし、各部連絡に入りました。

 10月5日(水)より後期が始まります!一日一日丁寧に生活しましょう!


   

校長式辞

 「昨日の自分を今日越えよう! 今日の自分を明日越えよう! 一日一日進歩していますか。高校時代は、基礎体力と基礎学力を徹底して鍛える時間です。」日本のマラソンの父と呼ばれる金栗四三翁の逸話を紹介され、「最後まで走る体力と気力と努力が大切です。前期にできたことできなかったこと、一人一人反省して、また後期に頑張っていきましょう!」と結ばれました。(金栗翁の逸話は別途掲載)


教務部

 ある会社の社訓に「たいまつは自分で持て」というのがある。自分が松明を持って進むという意味と、松明は自分をも照らすので、自分がどこにいるかを分らせるという意味がある。自分を輝かせるのは人の力ではいけない。自分でうんと努力しなさい。壁を乗り越えると自分に光をあてることになる。そこから逃げた人には、今ある苦労の2倍の苦労がくる。自分にあかりを照らすために、苦労して欲しい。学校はその場、自分を伸ばす場である。将来のために、自分で松明を持って切り抜けて、幸せになってほしい。


進路指導部

 就職に応募すると自分で履歴書を書き、担任が調査書を書く。それには、欠席日数が書かれる。会社の人が最初に見るのはこの2つの書類です。雇う側の立場に立てば、どういう生活をすべきかがわかると思います。

 日頃の頑張りは先生たちには分かるが、外部の人にはわからない。「定時制といえども、学校と仕事が両立してこそだ!」と企業はシビアです。1日休めばみんなの夢に一日遅れます。将来を見据えて、十分に学んでください。安易な気持ちで休まない!頑張りましょう。


保健部

全国で蜂に刺される人が多くなっています。8~10月、巣を守るため蜂は攻撃性が高まります。しかし、攻撃をしかけない限り襲ってはきません。刺されてアレルギーショックを起こす場合があり酷いときには死に至ります。

 蜂にあったらその場から逃げてほしい。刺されたら

①指でしぼるようにして毒をだす。または水でしっかり洗う。

②冷やす

③蜂に効く薬を塗る

④20分から1時間様子をみて、呼吸の乱れや腫れが出たら受診する。

など適切に対応しましょう。

献立パネルはこうしてつくられた

給食室の配膳カウンターに掲示してある献立パネル、文字も上手ですが、ちょっと添えられている絵もとっても上手で、いつも感心させられています。


  

そこで今日はインタビューをしてきました。

記者:いつも何人で書いているのでしょうか。

担当:だいたい文字1人、絵1人です。いつもの担当者が都合が悪い場合には文字の担当が代わることもあります。絵は1人ですが、描いてみたいなという人がいた時には書いてもらっています。

記者:絵にはいつも感心させられていますが、題材はどうやってきめるのでしょうか。

担当:献立を見てイメージできるときは、その絵になります。何人もでワイワイやっているときに、こんな絵(キャラクター)がいいという案が出ることもあります。自分がイメージできないキャラクターの時には、ネットで調べて、イメージをつかんでから書きます。

記者:文字と絵はどちらが先にできあがるのでしょう。

担当:まず文字ができて、その余白部分に絵をちょっと入れるという感じです。

記者:絵を描く担当者は大変ですね。間違っても文字を書き直してというわけにもいかないので・・・。

担当:そうなんです。でも、時々は間違ったところを黒く塗りつぶして、その黒い部分を生かして描いたりもします。

記者:文字はわかるのですが、なぜ絵も墨なんですか。水彩とかポスターカラーとかを使えばもっとカラフルなものになりそうでが。

担当:元々が、献立の文字を書くために墨を使っていました。献立の文字が書きあがった時に、どうしても墨液が残るので、もったいないなと思って、それを使って絵を描いてみようとして始まったので墨なんです。

記者:そうなんですか。もったいない精神から始まったとは知りませんでした。今日はお忙しいところに時間を取らせてしまいました。今後も楽しい絵を期待しています。

担当:お疲れ様でした。


  

 

湧定祭出発式がありました

9月23日(金)湧定祭の出発式が行われました。

今年で9回目となる湧定祭。いわゆる文化祭ですが、定時制の歴史は長いのにまだ9回目です。本校はもともと定時制・通信制独立校として出発しました。長く文化祭が行われていませんでしたが9年前、在校生から、他の高校と同じように文化祭をやりたいという声があがり、生徒会と先生方の協議を経て湧定祭が始まりました。

出発式では、湧定祭の歩みがスライドショーで説明され先輩の思いを受け継いだ湧定祭を作り上げていこうと決意を新たにしました。

今年度の第9回湧定祭のテーマは、「UNITED BY SMILES」と発表されました。4月の熊本地震のあと多くの笑顔に助けられてここまでやってきました。つながる笑顔と笑顔、今年の湧定祭を大成功にしていきましょう。


   

地域清掃ボランティア活動

9月21日(水)午後4時半から5時まで地域清掃ボランティア活動を実施しました。普段は5時から給食開始、それに合わせて登校する生徒たち。普段より早く出てこなければいけないのでうまく都合がつけられるかなと不安はありましたが、広く全生徒に呼びかけました。1年1人、2年14人、3年2人、4年2人の合計19人の生徒が都合をつけて参加してくれました。

 引率の職員8人とともに本校周辺、木の神公園、竹の下公園の清掃活動をしました。生徒たちの積極的な活動に頼もしさを感じました。