定時制日誌

レイクサイド繁栄会「謝恩祭」太鼓部

 12月8日(日)、本校の駐車場でレイクサイドのお祭りが行われ、開会式の前に太鼓部の演奏が行われました。朝の気温は1度でしたが、早朝に全員集まり練習をし本番に備えました。演奏曲は「若武者」「舞湧伝」の2曲。開会式の時間は美しい青空で、生徒たちも精一杯叩いて会場を盛り上げました。(文責 森川)

     

進路部通信「ボルダリング」

「300字で自分のことを相手に伝える」                     (文責 髙田)

現在の進路状況ついて、9〜10月に就職や専門学校進学の試験を行った生徒の結果が出ており、現在は大学入試が本格化しています。

そのような中、苦労しているなと感じたことは「自分の志望動機(理由)を紙に書いて、会社や学校に伝える」ことでした。どの受験生も、何を書くべきかでつまずいていたり、文章としてつじつまが合うように先生方から指摘を受けたりしていました。例えば、就職試験の「志望の動機」欄には、約300字書きます。300文字をただうめた文章では相手(会社の方)にしっかりと読んでいただけません。自分ならではの内容で、より具体的に、そして自分の思いを込めた字で直接紙に書きます。

では試験にあたって、約300字をしっかりとした内容でかつ丁寧な字で書けるよう普段からできることは何でしょうか。私は「講演会の感想文をしっかり書く」ことだと思います。

例えば、6月に行われた進路講演会のことを思い出してみましょう。みなさんには、講演の内容についてメモを取るようお願いしました。多くの人は自分が気になったフレーズなどをメモに書き留め、メモをもとに感想を書きました。また、ある人は自分が書きたいフレーズをいくつか挙げて、それを文章としてまとめている様子もみられました。講演会の感想文を書くときに、

・以前(話を聴くまで)の自分はどうだったのか

・講演会の中でこの言葉が心に残ったのか

・これからの生活でどうしていきたいか

・最後の行まで丁寧な字で書いたか

といった点に気をつけて感想文を書いてみてはどうでしょうか。

 

 「就業体験(インターンシップ)についてのお知らせ」

 みなさんの中には、アルバイトをとおして「働くことの大切さ」を実感している人もいるかと思います。しかし、必ずしも将来就きたい仕事をアルバイトではやっていないのかもしれません。そういった人に「就業体験(インターンシップ)」があります。4年生になると就職試験の関係で実施ができません。そのため、定時制では2~3年生に対して5月に調査を行っています。

 今回、県内の企業でどこがインターンシップを受け入れているかをまとめたデータベースのサイトができあがりました。卒業後を見据え、スマートフォンで調べてみましょう。

熊本県事業所情報検索データベース(http://intern.higo.ed.jp/)

 

芸術鑑賞

   11月14日(木)体育館で本校と熊本工業高校定時制と合同で、和泉元彌さんを招き狂言の鑑賞を行いました。ほとんどの生徒が狂言を見るのが初めてなので、狂言について初心者向けに長い歴史があることを、鳥の鳴き声などを使って、説明されました。その後、狂言「盆山」「仏師」が演じられました。途中で時々会場から笑い声が聞こえ、改めて狂言が娯楽であることを認識させられました。交流会では稽古の模擬体験がステージの生徒代表と一緒に全員で行われました。質問コーナーでは稽古をする時に気を付けていることについて、「スタート地点で学ぶ」「困難を乗り越える真っ直ぐな気持ちを持つ」を話されました。そして最後のあいさつでは「自分を信じる。人を信じることの大切さ」を述べられました。                            (文責 吉武)

  

       <和泉元彌さんによる狂言の指導>           <最後はお礼の花束贈呈>

合同調理(地域の方々と)

 11月13日(水)、地域の方々を招いて合同調理を行いました。今回の献立は、「だご汁、具飯、青菜のごまあえ」です。

 地域の方々からの感想で、素直でいい生徒さん、みんなテキパキ動いてくれた、毎年きているけど、今までで一番良かった。終わったら「疲れた~となるけど今日はならない。楽しい!で帰れそう」等々お褒めの言葉をいただきました。

 生徒たちも、地域の方とコミュニケーションをとるのが楽しかった、家であまり料理をしないため、すごく新鮮でとても良い経験になった。など、各々有意義な時間をすごしたようです。

 

 

 

 

後期の交通指導

11月13日(水)~15日(金)の3日間、本校正門を含めて3か所で生徒の登校時間に合わせて交通指導を実施しました。生徒会の生徒は、複数回参加するなど積極的に参加したり、プラカードを持って、交通安全を呼びかけたり姿も見られました。一人一人が交通ルールを守り、交通事故防止に努めてほしいと思います。

 

 

歯科ブラッシング指導

 11月11日(月)及び12日(火)に熊本パール総合歯科クリニックの先生と歯科衛生士の方をお招きし、歯のブラッシング指導を行っていただきました。むし歯や歯周病の原因について講話を聞き、その後実際に歯垢の染め出しを行い、磨き残しの多い箇所をチェックしました。効果的な歯ブラシの動かし方も教えていただきました。これからの毎日の歯磨きがより丁寧になってほしいと思います。(文責:岡本)

【生徒の感想】

・「普段の磨き方ではなかなか汚れが落ちていないことがわかった。」

・「歯ブラシを小さく動かすというのを今日から実践しようと思った。」

・「鏡を見ながら磨くことの大切さがわかった。」

・「歯を大切にしていきたい。」

  

  

 

「第16回公徳文芸賞」及び「第47回少年少女俳句会」入賞報告

本校国語科では、授業等で生徒が書いた作文や詩、俳句、短歌などを県内外の懸賞に応募しています。今年は、「第16回公徳文芸賞」と「第47回少年少女俳句会」で入賞しました。アルバイト等の体験や夜学ぶ生活等で育まれた豊かな感性で、毎年、多くの賞をいただいています。11月16日、びぷれす熊日会館で「第16回公徳文芸賞」表彰式が行われ、自由詩の部優秀賞を受賞した2年生の生徒が表彰を受けました。また今年は、自由詩部門において、積極的な応募と作品の質の向上が顕著という理由で、本校定時制が学校奨励賞をいただきました。

 

表彰 「第16回公徳文芸賞」 学校奨励賞 湧心館高校定時制

               ・自由詩の部  優秀賞 2年男子 入選 4年男子 努力賞 1年女子

               ・肥後狂句の部 努力賞 1年女子

           「第47回少年少女俳句会」

               ・高校の部   佳作 3年女子

 

第2回地域清掃ボランティア

11月6日(水)、本年度2回目の地域清掃ボランティアを行いました。11月8日(金)に本校で行われる「創立40周年記念式典」を前に、参加生徒11名と職員で学校周辺の道路や学校敷地内の清掃活動を行いました。式典を気持ちよく迎えられそうです。(文責 岡本麻友子)

  

 

自分たちでどがんかせー!

今週は公開授業週間です。

 「数学Ⅰ」の授業にお邪魔しました。単元は「鋭角の三角比」。

では、例題を一緒に解いていきましょう。
最初に図を描きます。

座標平面を描いて、鋭角=0°~90°だから…どこに描くの?
そう、右上だね!角度は気にしないでまず描いてみて。
 cosが分かっているから、横と斜めを図に書き入れてみよう。
たては三平方の定理で求めます。x=±4

-4ってあり得るの?
お!いいとこ気付いたね。今日の大事なポイントだよ!
図を見てごらん。右上だからたての値は0より上だよね。
鋭角の場合はたて・よこ・ななめ全部正の数になるってことなんだ。

確認できたかな?じゃあ、練習問題。
あとは自分たちでどがんかせー!
熊本弁で「自分の力でやってみよう」という意味です。
黒板を見ながら解いたり、先生に質問したり、友達と教え合ったり。
それぞれの手段で「どがんかして」、練習問題にチャレンジしています。
自分でできる!数学って面白い。そんな気持ちになれる楽しい授業でした。

   

豊かさって、何だろう?

今週は公開授業週間です。

 「現代社会」の授業にお邪魔しました。この日のテーマは「経済」。

 

国の経済規模を表す「GDP」という指標があります。
GDPが大きいほど、経済的に豊かな国と言えます。
日本はGDP世界第3位の経済大国。他にアメリカ、中国、ドイツ、イギリス、フランス、インド、イタリア、ブラジル、韓国などが上位に並びます。(2018年)
一方で「世界幸福度ランキング」という指標があります。
幸福度ランキング上位10か国には、GDP上位10か国はどこも入っていないのだそうです。
ちなみに日本は57位。(2019年)

 

「経済的に豊かなだけじゃ幸福とはいえないんだね。」

「豊かさってなんだろう?」

「一人ひとり違うのかも」

 

経済の授業から、生き方を考える学びに発展していきました。
心の豊かさは人それぞれ。あなたが考える「豊かさ」は、なんでしょう?

  

3年生研修旅行(4)

研修旅行2日目。
みんな元気です、とうれしい便りが届きました!

今日は終日、班別自主行動です。
大阪・神戸・京都を中心に各班で決めたコースを回ります。
写真は大阪の海遊館です。

   

 

3年生 研修旅行『出発式』

10月29日の火曜日、2泊3日の研修旅行に参加する生徒・職員が集まり、旅行前の諸注意等を含めた内容にて、『出発式』が行われた。旅行団の団長である後迫教頭先生ほか、溝上先生や萩原先生や山川先生から、確認事項や生徒心得や注意事項等の説明があった。生徒は、目的地である大阪・神戸・京都の文化や歴史について理解を深め、高校生活の良き思い出を作れるように協力し合い、無事に帰って来ることを確認していた。

  

進路指導部通信 ボルダリング 10月号

目に見える変化に気づく!

 10月4日始業式で、私が話したことを覚えているでしょうか?「今までと比べて形に現れる変化をしていきましょう」などと話したかと思います。具体的には欠席日数や成績について説明しました。
 今年就職内定した生徒の中に「欠席日数を減らすよう〇〇に心がけて学校生活を送りました」と面接で話した生徒がいました。このように、試験の面接で具体的な成果を自分の言葉で話せることで、採用担当の方は「自分の中で目標を持って高校生活を送ったのだな」と感じます。
 面接試験を受ける際は就職・進学にかかわらず「高校生活で何をしたか、それによってどのようになったか」が問われます。数字に表れたり具体的にどうなったかかがわかったりと、小さなことからで構いません。意識して学校生活を送りましょう!

 

就職フェア2019に行ってきました!

 10月23日に県内の高校生向け就職フェアが行われました。よくCMで流れているものとは違い、ハローワークが主催のフェアです。当日参加の企業が115社、当日参加できないが現在募集をしている企業が116社ありました。このフェアは様々な事情で9月中に内定を得られなかった高校生向けに行われたものです。
 各企業は、自分の会社のイメージがしやすいように自社製品を実物で紹介したり、高校生は持っている資格や自己P Rを書いたシートを企業に渡したりと、活気があるイベントとなりました。
 来年4月に無事入社できるよう、どの学校の生徒も質問したり、会社の説明を聞きながらメモを取ったりと積極的な印象を受けました。

避難訓練

10月21日(月)に避難訓練が実施されました。

今回の訓練は、開催日時や出火場所を事前に知らせない状況で行いました。緊急地震速報のアラームが教室棟に響きわたる中、生徒たちは机の下に潜り、自分の身を守り、先生の指示のもと落ち着いて避難をすることができました。前回は出火元付近を通過した集団がいましたが、足元の暗い中避難完了までスムーズにできました。

(株)雄光様より講評と消火器の取扱説明を受けました。実際に数名の生徒と先生方が訓練用消火器での消火訓練を行いました。的であるコーンにみんな上手に当てることができました。

先日、台風19号によって関東地方では多くの方が被災に見舞われました。今回は地震を想定した避難訓練でしたが、いつ自分たちの身に起こるかわかりません。常に防災の意識を持つとともに、日頃の訓練を忘れず過ごしてほしいと思います。