定時制日誌

第33回卒業証書授与式

令和7年3月1日(土)定時制課程卒業証書授与式が行われました。

普通科4年5名、情報科学科4年(情報処理コース)4名(科学技術コース)3名、情報科学3年(情報処理コ-ス)1名の計13名に卒業証書授与がありました。また情報科学科4年(情報科学専修コース)1名に修了証が授与されました。

 

式次第順に、校長式辞では卒業生に2つのお願いがありました。1つ目はICT環境の変化や価値を学び、今後の生き方をアップデートしてほしい。2つ目は人の繋がりを大切にし、これまでの成長を見届けてくれた家族、友人、先輩に感謝の気持ちを持ち、恕の心を忘れないでほしいというお話でした。教育委員会挨拶では学校人事課の清塘文夫様より、建築家の安藤貞夫氏の話を引用される中で、今後ともやる気を持って、生涯に渡り主体的に新しい価値観を持って学び続けてほしいというお話がありました。来賓祝辞では県議会議員の橋口海平様、県高校定時制通信制教育振興会会長の主海偉佐雄様、本校同窓会会長の古田利武様の3名の方からご祝辞をいただきました。3名のご祝辞に共通するキ-ワードとして、「目標」「自主性」「感謝」「チャレンジ精神」「プラス思考」が挙げられました。

 

生徒会長の田和大暉くんによる送辞は主に生徒会役員の卒業生への感謝の気持ちを伝えてくれました。

最後に前生徒会長の永田美唯さんによる答辞が続きました。本校の仲間との交流、生徒会、アルバイトを通して、人間的にも入学当初より随分成長し感謝の気持ちでいっぱいだという内容でした。

約1時間30分の厳粛な雰囲気の中、素晴らしい卒業証書授与式でした。

卒業予定者による「進路 合格体験発表」

今年度、進路活動を振り返って、卒業予定者による「合格体験発表」を披露してくれました。4つのカテゴリーに分けて、①受験先決定に至るまで ②受験に向けて ③受験当日 ④受験を終えてについて話してもらいました。

①【受験先の決定】

・ 就職を決定した時期は、3年生の終わり頃だった。4年生の7~8月頃だった。

  中学の頃から進学と決めていた。2年生の進路指導の時に子どもに関わる仕事に

  就きたいと思っていた。

・ 職場見学は行った。第一希望のところを落ちてしまったところは2回に分けて

  見学を行った。また、進路先を決定するのが遅かったので職場見学は参加でき

  なかった。

②【受験に向けて】

・ 履歴書の作成は大変苦労した(誤字や脱字が多かった)。面接練習は秋休み頃に

  始めた。面接の質問に対する答えを考えて、文章をひたすら頭にいれた。

・ 試験科目が英語の筆記と、デッサンを5時間行った。

③【受験当日】

・ 緊張が続き、やっと終わってホッとしていたけど、今度は合否のことで、緊張した。

・ 身だしなみ、姿勢、あいさつ、早口にならない、など注意しておく。

④【受験を終えて】

・ 気になる学校があってもなくてもオープンキャンパスには早い段階で多く

  いっておけばよかった、と思いました。

・ 本番の面接では手こずってしまったので、いろんな先生と何回も練習した

  ほうがよい。

・ 自分の進路決定が遅く、危機感をもつ事が大事だと思います。

・ 学校を休まないこと,授業を聞くことが大切です。

・ 美術系に行く人は、とにかくデッサンの勉強をしておくこと。

等々、他にもありますが、先輩たちの言葉を役立ててください。

太鼓部活動報告「鼓心祭」

令和7年2月16日(日)嘉島町民会館で行われた太鼓祭り「鼓心祭」に定時制太鼓部が出演しました。今年は、出演団体9団体、2部構成での開催となり、本校からは3年生3名、2年生2名、1年生4名の生徒が参加をしました。プレッシャーの中でも日頃の練習の成果を存分に発揮し、多くの観客の皆様の前で力一杯、演奏することが出来ました。

休日にも関わらず、応援に駆けつけてくださった皆様、ご声援ありがとうございました。

    

水俣高校建築コース3年生の皆さんに太鼓台座を作っていただきました

この度、水俣高校建築コース3年生の皆さんが、本校太鼓部の太鼓台座5台を作ってくださいました。太鼓台座は、長年の使用による劣化が激しく、その補修が懸案事項だったのですが、今回ご縁があり、製作していただくことになりました。12月に見本をお渡ししたら、あっという間に作り上げていただき、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。台座の中に細かな心配りが入っている上に、台座に貼り付ける素敵な特製プレートも作っていただきました。

今回、台座のお礼に、部員のメッセージと演奏動画を届けました。生徒のお礼のメッセージを紹介します。

 

「水俣高校の建築科コースのみなさま

 素晴らしい太鼓の台座を作っていただき、心から感謝します。以前の台座と比べたら、比較にならないくらい、軽くてスムーズで、抜群に運びやすい台座に変わっていました。今年初めての練習のときは、みんなで大喜びしました。これからこれを使って、地域に披露していきたいと思います。心から感謝いたします。」

 

  

第2回キャリアガイダンス

本日は、進学希望者に向けてのお話がありましたので報告します。

①全国的な大学進学の状況(令和5年、6年)

②大学進学のメリット 

・賃金格差

 ・自分の目指す仕事・職種に就ける

 ・大手に企業に就職できる可能性が高くなる

 ・学生生活が楽しめる

 ・クラブ・サークル活動を楽しめる、等々。

 ・免許・資格で就職する

(教員免許、管理栄養士、医師・歯科医師、薬剤師 等)

 ③大学進学のデメリット

  ・高額な費用が必要になる(学費、生活費)

  ・社会に出るのが遅れる

  ・目的がないと時間だけ浪費してしまう。

 ④入試の種類

   ・一般入試、総合型選抜入試、学校推薦型選抜入試など

 ⑤大学受験に向けてどのような力をつけるべきか?

 ⑥本校での推薦入試

  「三課程合同模試」を必ず受けておくこと!

  

 

令和6年度生徒会立会演説会・役員選挙、旧役員退任式・新役員新任式

1月10日(金)に令和6年度生徒会立会演説会・役員選挙を実施しました。

立会演説の様子

今年度は12名の立候補者による立会演説が行われました。

投票所では、実際に熊本市の選挙で使用される投票箱をお借りし、生徒1人1人が投票用紙に記入し、投函をしました。当選した立候補者たちは、1月16日(木)旧生徒会役員の退任式と新生徒会役員の就任式が行われました。

 

旧生徒会長からの挨拶では、4年間の生徒会活動の思いと感謝の気持ち、そして次に生徒会へのエールが送られました。

副校長先生から1人1人に任命証を授与され、身の引き締まる思いで受け取りました。

がん教育講演会

令和7年1月15日(水)、とだか内科クリニック院長で本校定時制の学校医でもある戸高幹夫先生を講師にお招きし、がん教育講演会が開催されました。

がんの正しい知識の習得やがんと生活習慣との関係、がんの早期発見のために行う定期検診の大切さ等わかりやすく丁寧にお話いただき、がんとの向き合い方を考える機会になりました。

生徒の感想文の一部を紹介します。

〇がんは一度かかると治らない病気と思っていたけど、生活習慣や運動などをすることで少しは予防もできるし、早期発見できれば直せる確率が上がると聞いて定期検診などはとても大事なことだと知ることができました。今からでも自分の生活習慣を見直そうと思いました。

〇癌といえばかかってしまうと最後みたいなイメージがありましたが、今回の講演を聞いて癌になったとしてもその癌とどんなふうに寄り添いながら生きていくのかが大切なのだと知りました。自分の身内も癌になったことがあるけどなってしまった本人だけではなく周りのサポートも同じくらい大切なんだと思いました。なってしまうのは仕方ないことだからそれをサポートしたり助け合ったりしながら生きていきたいと思います。

令和6年度 冬季休業後合同SHR

令和7年1月8日(水)大教室にて冬季休業後合同SHRが行われました。

始めに松中教頭先生より挨拶がありました。挨拶では年末年始に行われた高校生のスポーツ全国大会や箱根駅伝についてのお話がありました。特に大津高校サッカー部のスローガン「凡事徹底」は、本校の教育目標と同じテーマであるからこそ、同じ高校生として本校生も目標を高く掲げ何事も頑張ってほしいという内容でした。また箱根駅伝には出場した210人の選手の中で県内の高校出身の選手が12人もおり熊本県の高校駅伝はレベルが高く、県内の他のスポーツ競技も大変盛んでエネルギーに満ちあふれているということでした。本校生も県内の高校生と同様に、スポーツだけでなく、様々な活動の場面でもエネルギーを持ち合わせているので、今後の学校生活を頑張るよう期待しているという内容でした。

最後に諸連絡として、生徒指導部より昨年度の交通死亡事故件数とその要因、交通マナー、来年度からの登下校時の自転車通学生のヘルメット着用義務についての説明がありました。

 

令和6年度 冬季休業前生徒集会

令和6年12月24日(火)大教室にて冬季休業前生徒集会が行われました。

始めに資格取得者の紹介がありました。全商英検3級2名、全商情報処理検定3級1名、全商ビジネス文書実務検定(速度部門)1級1名の資格取得者の紹介がありました。

次に生徒集会がありました。副校長先生から掃除をすることの大切さと様々な知識・見聞を広げることの大切さについての講話をしていただきました。

特に前者では人類の誕生以来、様々な文明や道具が誕生するにつれて、我々人間は煩悩を取り払うために身なりや環境を整える必要があり、これは仏を信じることや禅の教えにも通じるという内容でした。

最後に生徒指導部より諸連絡がありました。SNS上の書き込みについての諸注意や来年度より自転車登下校時のヘルメット着用義務化についての説明がありました。