定時制日誌

水俣高校建築コース3年生の皆さんに太鼓台座を作っていただきました

この度、水俣高校建築コース3年生の皆さんが、本校太鼓部の太鼓台座5台を作ってくださいました。太鼓台座は、長年の使用による劣化が激しく、その補修が懸案事項だったのですが、今回ご縁があり、製作していただくことになりました。12月に見本をお渡ししたら、あっという間に作り上げていただき、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。台座の中に細かな心配りが入っている上に、台座に貼り付ける素敵な特製プレートも作っていただきました。

今回、台座のお礼に、部員のメッセージと演奏動画を届けました。生徒のお礼のメッセージを紹介します。

 

「水俣高校の建築科コースのみなさま

 素晴らしい太鼓の台座を作っていただき、心から感謝します。以前の台座と比べたら、比較にならないくらい、軽くてスムーズで、抜群に運びやすい台座に変わっていました。今年初めての練習のときは、みんなで大喜びしました。これからこれを使って、地域に披露していきたいと思います。心から感謝いたします。」

 

  

第2回キャリアガイダンス

本日は、進学希望者に向けてのお話がありましたので報告します。

①全国的な大学進学の状況(令和5年、6年)

②大学進学のメリット 

・賃金格差

 ・自分の目指す仕事・職種に就ける

 ・大手に企業に就職できる可能性が高くなる

 ・学生生活が楽しめる

 ・クラブ・サークル活動を楽しめる、等々。

 ・免許・資格で就職する

(教員免許、管理栄養士、医師・歯科医師、薬剤師 等)

 ③大学進学のデメリット

  ・高額な費用が必要になる(学費、生活費)

  ・社会に出るのが遅れる

  ・目的がないと時間だけ浪費してしまう。

 ④入試の種類

   ・一般入試、総合型選抜入試、学校推薦型選抜入試など

 ⑤大学受験に向けてどのような力をつけるべきか?

 ⑥本校での推薦入試

  「三課程合同模試」を必ず受けておくこと!

  

 

令和6年度生徒会立会演説会・役員選挙、旧役員退任式・新役員新任式

1月10日(金)に令和6年度生徒会立会演説会・役員選挙を実施しました。

立会演説の様子

今年度は12名の立候補者による立会演説が行われました。

投票所では、実際に熊本市の選挙で使用される投票箱をお借りし、生徒1人1人が投票用紙に記入し、投函をしました。当選した立候補者たちは、1月16日(木)旧生徒会役員の退任式と新生徒会役員の就任式が行われました。

 

旧生徒会長からの挨拶では、4年間の生徒会活動の思いと感謝の気持ち、そして次に生徒会へのエールが送られました。

副校長先生から1人1人に任命証を授与され、身の引き締まる思いで受け取りました。

がん教育講演会

令和7年1月15日(水)、とだか内科クリニック院長で本校定時制の学校医でもある戸高幹夫先生を講師にお招きし、がん教育講演会が開催されました。

がんの正しい知識の習得やがんと生活習慣との関係、がんの早期発見のために行う定期検診の大切さ等わかりやすく丁寧にお話いただき、がんとの向き合い方を考える機会になりました。

生徒の感想文の一部を紹介します。

〇がんは一度かかると治らない病気と思っていたけど、生活習慣や運動などをすることで少しは予防もできるし、早期発見できれば直せる確率が上がると聞いて定期検診などはとても大事なことだと知ることができました。今からでも自分の生活習慣を見直そうと思いました。

〇癌といえばかかってしまうと最後みたいなイメージがありましたが、今回の講演を聞いて癌になったとしてもその癌とどんなふうに寄り添いながら生きていくのかが大切なのだと知りました。自分の身内も癌になったことがあるけどなってしまった本人だけではなく周りのサポートも同じくらい大切なんだと思いました。なってしまうのは仕方ないことだからそれをサポートしたり助け合ったりしながら生きていきたいと思います。

令和6年度 冬季休業後合同SHR

令和7年1月8日(水)大教室にて冬季休業後合同SHRが行われました。

始めに松中教頭先生より挨拶がありました。挨拶では年末年始に行われた高校生のスポーツ全国大会や箱根駅伝についてのお話がありました。特に大津高校サッカー部のスローガン「凡事徹底」は、本校の教育目標と同じテーマであるからこそ、同じ高校生として本校生も目標を高く掲げ何事も頑張ってほしいという内容でした。また箱根駅伝には出場した210人の選手の中で県内の高校出身の選手が12人もおり熊本県の高校駅伝はレベルが高く、県内の他のスポーツ競技も大変盛んでエネルギーに満ちあふれているということでした。本校生も県内の高校生と同様に、スポーツだけでなく、様々な活動の場面でもエネルギーを持ち合わせているので、今後の学校生活を頑張るよう期待しているという内容でした。

最後に諸連絡として、生徒指導部より昨年度の交通死亡事故件数とその要因、交通マナー、来年度からの登下校時の自転車通学生のヘルメット着用義務についての説明がありました。

 

令和6年度 冬季休業前生徒集会

令和6年12月24日(火)大教室にて冬季休業前生徒集会が行われました。

始めに資格取得者の紹介がありました。全商英検3級2名、全商情報処理検定3級1名、全商ビジネス文書実務検定(速度部門)1級1名の資格取得者の紹介がありました。

次に生徒集会がありました。副校長先生から掃除をすることの大切さと様々な知識・見聞を広げることの大切さについての講話をしていただきました。

特に前者では人類の誕生以来、様々な文明や道具が誕生するにつれて、我々人間は煩悩を取り払うために身なりや環境を整える必要があり、これは仏を信じることや禅の教えにも通じるという内容でした。

最後に生徒指導部より諸連絡がありました。SNS上の書き込みについての諸注意や来年度より自転車登下校時のヘルメット着用義務化についての説明がありました。

薬物乱用防止教室

今回の薬物乱用防止についての講話は、熊本東警察署のスクールサポーター、西 英昭さまに来ていただきました。生徒たちに、興味を持って見てもらうために自ら寸劇をされて、楽しいチンパンジーのチンペーのお話から始まりました。薬物の種類から別名などの多くの表現があること、また依存性の恐ろしさなど内容の濃いものばかりでした。

 

 

☆  以下は、生徒たちの感想を一部掲載します。

・ 薬物は自分とは関係ないと考えていましたが、今回のお話はわりと、身近な物なんだなと実感できました。

  自分自身や身内を守るために気をつけようと思えました。

・ 私は、薬物とか闇バイトとか自分には関係ない話だと思っていました。現在アルバイトをしていて、

  お金を稼ぐ苦労を知っているし、人生において甘い蜜ほど危ないものはないと思っています。

  薬物も誘われてもNO!と言える意志をもっているのですが、最近SNSで見た梱包されたチョコ菓子など

  に注射器で薬物が注入されている動画を見て、思っているより身近で気をつけたほうがいいな、と思いまし

  た。

・ 大手の求人サイトでも闇バイトがあるというのは初めて知りました。

・ 薬物を試しにやってみない?と言われても、きっぱりと断って、すぐにその場から離れるようにしたいと

  思います。

・ 警察の方では、守り切れない部分や、分かりづらいネットの話もしていただけてよかったです。

  このアプリ(闇バイト等)は追跡しづらい、わかりにくい事など教えていただきました。

  もし、勧められた時は断ったり、怪しかったときは、親や警察に相談したいです。

・ 親にも、闇バイトは絶対するな、と言われました。今日のお話をきいて、高校生を「とかげの尻尾切り」の

  ように使って、自分たちが捕まらないないようにするということを聞いて、マジで闇バイトはやらない、と

  思いました。また、薬物も1回でもやったら、やめられなくなると分かったから、絶対やりたくないと

  思いました。

 ※ 等々、多くの感想がありました。

進路講演会

11月20日(水)

 今回、熊本県立図書館の主任主事の青木道子さんから、キャリア形成のお話をしていただきました。本校のご出身の青木道子先生は、ご自分の中学時代から高校にかけて悩んできたことや自分の進路について考えてきたこと、また、「知らない」ではなく、「知ること」は自分を守ることになる等々、多くのお話をしていただきました。

生徒たちは、自分と重ね合わせながら真剣に聴いていました。以下は、生徒たちの感想を一部掲載しています。

                                                                                 花丸【感謝の言葉】花丸

【1年感想】

「シロクマが北極で生きることを選んだように私たちも自分の行きやすい場所を~のような話をいただいて、スゴく心が楽になりました。

私は今まで、みんなとは違う道を選んで自分らしくいれる場所へいくことを逃げだと思い、自分を責める時も少なくなくて、自分はどうして周りと同じように生きられないんだろうと思っていたんですけど、今日の話を聴いて、自分らしく生きられる場所に行くことは別に悪いことではないと思えました。

【2年感想】

 今日の講演を聴いて思ったことは何でもできることは今のうちにやっておいたほうが、将来の自分の武器になるのかなと思いました。

 私は今進路のために、ずっとなりたかった夢を捨てようかとスゴく悩んでいます。なので、今の私にはスゴくほしかった体験や情報を聴けて良かったです。

【3年感想】

 僕も、中学時代など不登校ぎみで自信をなくし、色んな事のやる気が完全消失していました。ですが、先生のお話を聴いて、自分も興味のある事に専念して取り組んでいこうと考えることができました。お話のなかで武器のなるというお言葉が救いになりました。今回はありがとうございました。

【4年感想】

 私は、いま進路のためにずっとなりたかった夢を捨てようかと、すごく悩んでいます。ですので今の私にはスゴくほしかった体験や情報を聴けてよかったです。本当にありがとうございました。

【商業科】令和6年度(2024年度)熊本スーパーハイスクール(KSH)エンパワーメントハイスクール(特別講座①)

令和6年(2024年)11月18日(月)2限目に、駒澤大学経済学部教授吉村純一氏による「消費文化から見るマーケティング」と題して特別講座が開催されました。

講演では、マーケティングの4P等基礎的な内容を分かりやすく解説いただき、4Pをいかに組み合わせるかが企業の腕の見せ所であるとお話しいただきました。また、マーケティングは現代的なコミュニケーションであり、4Pを中心とする戦略を組み合わせながらブランドの物語を提供し、消費者はそれを購買すること、消費文化によって、選ばれるブランド(物語)は異なり、企業は消費文化を理解し最適のブランドを作り出そうと日々マーケティング活動を実施 している等、時代に沿ったとても興味深い内容を、動画を交えながらお話しいただきました。

最後に、代表生徒からお礼の言葉を述べ、終了しました。今後の商業の学習に大いに活かすことのできる貴重な学びとなりました。

 

【生徒の感想】

① マーケティングについて学んだこと

 ・ マーケティングがあるからこそ私達のもとに来ることが分かりました。

   流通だけでなく価格まで関わっていて、深くまで生活に関わっていて、もっとマーケティングを学びたい

   と思いました。

 ・ 消費者によって4Pが変わって行くのを初めて知りました。

 ・ 時代に合わせたマーケティングが必要なのだなと思いました。

② 一番印象に残ったこと

 ・ カフェどっちが好きの話です。同じカフェでも商品に違いがあったり、ソファと椅子など同じものを

   提供していても周りのもので差別化させているのは面白いと思いました。

 ・ 万人受けではなく、狙った人に向けることが人気の秘訣につながっているのが勉強になった。

 ・ それぞれのお店やカフェによって戦略が考えられているのを初めて知りました。お話を聞いていると

   確かに心当たることがあったのでこれはこういう売り方をしたいからこうゆうふうにしているのだと

   納得がいきました。

 ・ 現代の課題や顧客一人ひとりに合わせたマーケティングが現代では大切なのだとわかりました。

   また、内装や音楽、椅子一つ違うだけでも顧客などの印象も変化していくと知りこれからお店などを

   見るときの観点が変わりました。

③ 今後、商業の学びにどのようにつなげていきたいですか

 ・ 今回受けた内容を熟知し今後の授業に向けて発揮したいと思いました。

 ・ 自分はこれから商品開発を行っていくので顧客の要望や現代の課題、外国人などに対してなどいろんな

   ことを大切にしていこうと思いました。

 ・ snsなどを活用して現代の人にあったマーケティングを見つけていきたいです。

 ・ ソフトウェア活用の際、売上や時期を見て計算するので参考にしたい。

④ その他

 ・ 4Pが凄く大事なのだと感じました。アマゾンやNIKE、色々な会社が使っている戦法なのだと理解

   しました。私が会社を経営した際には絶対参考にします!

 ・ 授業だけでなく、これから生活していく中ですべて大切なことだと思いました。

 ・ アマゾンのCMを見ることたまにあったけども、そんな感動的なCMを多く出しているとは知らなかった

   ので、今度他のCMも調べて見てみようと思った。