2022年9月の記事一覧
進路講話
9月28日(水)1限目のLHRの時間を使い、外部の講師をお招きして進路講話が行われました。
今回は、九州産業交通ホールディングス(株)より人事グループ係長である津本 兼太郎様に『学生時代に経験して欲しいこと』と題して講演を行いました。
講話の導入として、「学校は何するところ」かについて質問し、生徒に意見を求めました。生徒の中には、上下関係を学ぶなど様々な意見がでました。生徒の意見以外も知識を深めたり、人脈を作ったりなど総じて自己形成の場であるとはなされていました。同様に、「何のために働くか」や「会社は何をするところ」なのかを提示し、生きがいや社会貢献、他の人に喜んでもらえるなど様々な意見があり、大きく分けて人間性・社会性・経済性の欲求のために働いているとのことでした。
また演題にあるように、「学生時代に経験して欲しいこと」については、仕事や人生を通して「実現したいもの」は何かを考え、常に考える習慣をつけることを話されていました。やりたいことを見つける方法として、なぜその感情になったのかメモをとり、気になることは試してみることを勧められました。
特に卒業年次生は、就職活動など進路について行動している時期でもあります。他の生徒も、実際に進路について考え、そして日々の生活を大切にして欲しいと思います。
スクールライブラリー助成金より学校図書を購入しました
日本教育公務員弘済会熊本支部様より、「スクールライブラリー助成金」をいただき、学校図書の購入をしました。
今回、本校定時制の貸出冊数の増加を受け、助成金が交付されることになりました。予め生徒に購入する本についてアンケートをとり、それらも購入図書の中に入っています。より読みたい本が充実したのではないかと思います。
購入した図書は、現在定時制生徒のみ貸し出し可となっており、数ヶ月後には全日制の生徒にも貸し出しができるようになります。ぜひ、図書室へ本を借りてみてはどうでしょうか。
定時制の図書館利用は毎週火曜日・金曜日の放課後になっています。
SST(アンガーマネジメント)
9月12日(月)の3限目にLHRの時間を使い、SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)の授業の一環として、スクールカウンセラーの橋本恵子先生からアンガーマネジメントについてのお話をされました。
「怒り」は人間にとって自然な感情であり、取り除くことは不可能。しかし、人生において思わぬ影響があるので、怒りの感情と上手につきあうことが重要であり、そのためには自分自身の怒りのパターンを知ることでコントロールがしやすくなると話されていました。
実際に、プリントの中に書いてある事例を基にどのぐらい怒りの感情が湧くかを書いていきました。あることをされると怒る人もいれば、ほとんど怒らない人もいて、人それぞれで「怒り」の持ち方が違うことに気づかされました。
後半では、怒りの感情をコントロールするために効果的な方法も教えられました。数を数えながら深呼吸をしたり、自ら笑顔を作ったりすることで怒りの感情をそらすことが可能だと話されていました。
今回で学んだことを活かし、自らの感情と上手につきあっていきましょう。
学校情報化優良校に認可されました。
日本教育工学協会(JAET)による学校情報化認定制度において、9月10日付けで『学校情報科優良校』として認可されました。この認定は、「教育の情報化に総合的に取り組み,情報化によって教育の質の向上を実現している学校」として認められたものであり、タブレットなどICTを用いた教育に取り組んでいる学校として認められたことになります。
今後も、学校全体でのICT等の情報機器利用を学校全体で取り入れられるようにしていきたいと思います。
総合的な探求の時間・出前授業
9月9日の3、4限目に「総合的な探求の時間」の授業の一環で、出前授業を行いました。
「次世代のためにがんばろう会」代表、松浦ゆかり様と、「八代野鳥愛好会」会長、高野茂樹様を講師としてお招きし、八代地域の水や干潟、野鳥についてお話していただきました。
球磨川をはじめとした水資源の大切さ、そして干潟に飛来する希少な野鳥たちの存在について学び、八代の自然の今とこれからについて考えさせられる授業でした。