3月24日(金)
あさぎり町免田保健センターで実施された献血バスによる献血会場で、ボランティア部員を含む4人の生徒が受付の手伝いをしました。
今回は、あさぎり町でいつも会場となる役場本庁舎の前が工事により使用できず、その奥の免田保健センターが会場となったため、来場者の検温や案内等の受付手伝いだけではなく、周辺での広報活動にも携わることになりました。
献血の基準や流れについても学ぶことができました。
今後もできる範囲で血液事業に協力していければと考えています。
3月19日(日)
ボランティア部員2人を含む3人の生徒達が、熊本赤十字会館で開催された「RCY体験会」に参加しました。
「RCY」とは“Red Cross Youth”の頭文字をとったもので、青年赤十字奉仕団のことを意味します。高校卒業後、30歳未満の人は誰でも加入することができ、学校や職場の垣根を超えて協力し合いながらボランティア活動に取り組んでいる団体です。
炊き出し体験では、「ハイゼックス」と呼ばれる高密度ポリエチレン袋を用いて1合のご飯を炊く方法を学び、米、鶏肉、刻み野菜、出汁をハイゼックスに入れて炊き込みご飯を作りました。
グループワークでは、災害が起きた後、避難所に避難してきた人々であるという想定のもと、メンバー全員が不満なく食べ物を分けるための話し合いを体験しました。
休憩時間には、私達ボランティア部が日頃から練習している「ハンカチを使った傷の手当」を通して熊本マリスト学園高等学校の生徒さん達と交流しました。
終了後には、災害救助物資保管倉庫の中を見学させて頂きました。災害が起こったときに被災地に届ける「日用品セット」や「安眠セット」、「毛布セット」等を見せていただくとともに、炊き出しに使用する「大釜セット」も見学しました。
また、熊本赤十字会館と同じく国体道路東西線沿いにある熊本県聴覚障がい者情報提供センターも見学させていただきました。
このセンターは、聴覚に障がいのある方々のために、月刊のDVD「みるっく」を制作したり、テレビ番組や映画に字幕を付けて流したり、字幕付きDVDを貸し出したり、「電話リレーサービス」を提供したりしています。
この日は「盲ろう者夢の会」の総会が行われていたこともあって、聴覚障がいのある方々と手話を用いて話すことができ、「ありがとう」等の手話を覚えることができました。
3月11日(土)
第14回337-E地区レオクラブ年次大会(熊本県内のレオクラブの年次大会)に、あさぎりレオクラブ(南稜高等学校ボランティア部)のメンバー4人が出席しました。
年次大会は、熊本県内のレオクラブが持ち回りで担当します。今回は御船レオクラブ(御船高等学校)が担当し、御船街なかギャラリーを会場としての開催となりました。行き帰りの移動は、免田ライオンズクラブが手配した車両でお世話になりました。
年次大会の開始前の35分間は、展示物の見学の時間が設定されていましたので、私達あさぎりレオクラブは「救急法体験コーナー」を設置し、レオクラブやライオンズクラブの参加者の皆さんを対象にハンカチによる傷の手当の講習を行いました。
年次大会には、11のレオクラブから合計36人の中学生・高校生・専門学校生が出席しており、それぞれのレオクラブが活動報告を行いました。私達あさぎりレオクラブは、活動報告と合わせて、三角巾を使った腕の吊りを披露したところ、第一副地区ガバナーの方から「完璧な三角巾の使い方だった」とお褒めのお言葉をいただきました。
後半の交流会ではペタンクを楽しみました。他のレオクラブの皆さんとも仲良くなり、特に菊池レオクラブ(菊池女子高等学校)の皆さんとは連絡先の交換をしたりしました。
2月25日(土)
総合農業科(主に環境コース)の1、2年生に参加呼び掛けが行われた、球磨人吉の里山を守ろう会主催の「水上村災害に強い森林づくりボランティア活動」に、ボランティア部員2人も参加させていただきました。南稜高等学校の生徒達が授業で生産・管理したクヌギの苗木を、地域住民の皆さんと一緒に、球磨川の上流域である水上村の森林に植栽する取組です。
会場は水上村岩野にある大石酒造の所有林でした。苗木とショベルを持って急な斜面を登り、1本ずつ苗木を植えていきました。
作業が終わった後は、おにぎりや豚汁、餅などが振る舞われました。豚汁をお椀についだり、おにぎりを握ったり、食べ物を配って回ったりという手伝いの作業はボランティア部員にとっては慣れたものです。小さい子ども達も食べ物を求めて集まって来る中、手際よく作業を進めました。