9月20日(日)
337-E地区(熊本)ライオンズクラブ国際協会様が企画・運営をして下さった災害ボランティア活動に、ボランティア部員を含む、参加を希望した28人の生徒が参加しました。
活動場所は、「令和2年7月豪雨」により被害を受けた球磨村神瀬(こうのせ)地区。まだ許可証がないと車で立ち入ることができない場所です。
現地に向かう車窓で、災害の悲惨さをそのまま残した家屋、倒れた電柱、橋脚だけが残された橋、崩れた山肌を目の当たりにしました。参加者全員、復興とはほど遠い状況に息を飲み、気が引き締まる思いがしました。
現地に到着すると、ライオンズクラブ国際協会の代表の方や復興支援に入られている方から、ボランティア活動の注意点と「笑顔と元気を残していって下さい」との御言葉をいただき、3つの班に分かれて浸水被害に遭ってしまった3軒の家屋に向かい、柱や壁を消毒液で吹き上げたり、床の杉板をはがして水洗いしたり、外壁に付いた泥を削り取ったり等の作業に取り組みました。
途中持ち主の方が見に来られたお宅もあり、災害の様子について直接お話をお聞きすることができました。
昼休みにはみんなでお弁当をいただいた後、かき氷の差し入れもいただきました。
しっかりと休んで疲れもとれ、午後の活動でも精一杯頑張ることができました。
今回手伝いができたのは国道219号線から入ってすぐのお宅ですが、山側の地区には土砂崩れで家屋が埋まったままになっている家屋がまだ何軒もあるとのことでした。
これからもまだまだボランティアが必要です。私達もまた機会があれば手伝いに行きたいと思います。