【工業科】課題研究発表で総まとめ
本日、機械科と電気建築システム科の3年生が、課題研究発表会を行いました。
グループごとに設定した研究課題について、それぞれ実践を通じて学んできた成果を発表し、1・2年生や先生たちからの質問にも答えました。
機械科では、バーベキューコンロや箱罠の製作と、マイコンを使った各種ロボットの製作研究が発表されました。利用する人の立場に立った視点で製作することや、改善を繰り返しながらよりよいものを作り上げていくことに各班取り組んでおり、ものづくりの大切な観点を学んでいたようです。
電気コースは、ドローンやゲームのといったプログラミングが多く発表されていました。プログラミング教育の持つ論理的思考能力の育成という切り口で発表した班もあり、現代社会に今後欠かすことのできない分野になっていくものだと実感させられました。
建築コースでは、水俣の経済・社会・環境を統合的に捉えた取組により自律的好循環を目指し、廃材を利用した資源箱(プラ製容器包装回収箱)の作成と、SDGsと連動した住宅設計・まちづくりについて発表されました。また、国家資格である技能士(建築大工工事作業)取得を目指している生徒による、身体の構造を理解し効率的な作業に活かす取組も興味深い発表でした。
今日の発表を聞いて、下級生は何を感じ取ったのでしょうか。技術の伝承は気持ちの伝承でもあると思います。来年も楽しみですね。