水高diary

【進路指導部】熊大ワクワク連続講義 in 水俣高校 開催

「熊大ワクワク連続講義in水俣高校」が実施されました。

毎年この時期に熊本大学の講師の方にお越しいただき、文系、理系、もしくは文理融合それぞれの視点からの講話をしていただく事業になります。

今年は

1限目「大切な水のことを深堀りする〜水と私たちはどうあるべきか〜」

2限目「ローカルイノベーターたちが地域を救う!」

と題して講義をしていただきました。

1限目について、「水は大切」という考えは浸透していますが、それをさらに深堀りし水と私たちの暮らしのあり方等について問いかけられる講義でした。生物生産の要は炭素、窒素、リンであること、水質汚濁防止法の中で一律排水基準として「生物化学的酸素要求量」なるものがあることなど、専門的な内容までご講義いただきました。


2限目について、和歌山県田辺市の地域創生を例に、現場(日常)で実際に起こっている地域課題やそれに対してどう地域創生に立ち向かっているか、「未来創造塾」の立ち上げなどについてご講義いただきました。生徒はグループを作り、対話を通して地域創生について思考を深めました。持続可能な地域づくりのために現場が試行錯誤していること、またその内容を知り自分なりの考えをまとめ、それぞれで意見を出し合い知見を深めました。人口減少が避けられない現実となっているいま、何が起こると考えられるのか、課題は何か、自分にできることは何か、などまさに「じぶんごと」として捉え真剣に社会や将来を考える貴重な機会となりました。


熊本大学関係者のみなさま、ありがとうございました。