活動の記録

【ハンドボール部】感謝を力に。環境を整え、次なる舞台へ。

 新年を迎える準備として、現在、水俣高校では各部活動が校内の大掃除に取り組んでいます。私たちハンドボール部は、日頃から練習の拠点としている体育館アリーナの外通路、ステージ、そして倉庫の清掃を担当しました。

「水高の絆」を感じる大掃除

 特に力が入ったのは、アリーナ外通路の溝掃除です。ここで大活躍したのが、本校機械科の先輩が実習で製作した特製スコップ。鉄製で驚くほど丈夫、そして使いやすさを追求した形状は、まさに「ものづくりの水高」ならではの逸品です。先輩方が残してくれた道具を使い、溜まった砂や土を効率よく取り除いていく。「自分たちの活動は、多くの人の支えの上にある」 そんな感謝の気持ちを、冷たい水でブラシを動かしながら改めて実感する時間となりました。単なる清掃ではなく、自分たちの心と向き合うトレーニングの一環として掃除をしました。鳥のフン一つ見逃さず洗い流し、きれいになった体育館を見て、チームの士気もさらに高まりました。

 ハンドボールは、スピード、パワー、そして知略がぶつかり合うエキサイティングなスポーツです。水俣高校ハンドボール部は、技術の向上はもちろん、こうした活動を通じて「応援されるチーム」を目指しています。今年一年安全にプレーさせてくれた体育館への感謝を力に変え、1月末に開催される熊本県工業高校大会へ挑みます。