学校生活

カテゴリ:電気建築システム科

【建築コース】1年生軸組模型製作実習

 今日から建築コース1年生は、軸組模型製作を行っています。昨年の作品をお手本に、カッターなどの工具の使い方や木造住宅の柱や梁(これらの骨組みのことを軸組といいます)の配置についてなど、製作を通して学んでいきます。

 座学で学んでいる部材の名称や製図で描いている内容を実際に、道具を使い、さらに班員と協力して製作することで、対話的で深い学びの実践ができています。

 完成に向け、楽しみながら製作していて、とてもいい雰囲気です。

【建築コース】【WCP】Wood connect project 2023 木製給食配膳台製作

 今日は、ものづくりマイスターの皆さんによる実技指導の最終日でした。3月に生徒自ら、山に入り、林業者の方のご指導の下、伐採した木を譲り受け、乾燥、製材して、マイスターのご指導のおかげで、ここまできました。

 また、水俣環境アカデミアの古賀所長も見学にこられ、生徒たちの頑張りを見学されました。古賀所長より、木の良さそして、木工技能の伝承が自然を守ることになり、SDGsの目標達成につながる素晴らしい取り組みであると、激励していただきました。

 2台分の加工を終え、最後に生徒が一人ずつ、マイスターの方々に向け、実技指導の感想やこれからの目標、そして感謝の言葉を伝えました。来月は、いよいよ小学校との交流会です。木や山、ものづくりに関心を持ってもらえるよう、さらに準備をして交流会に備えます。

【建築コース】2年生ドローンプログラミング実習

 ドローン実習の3回目は、前回までの飛行訓練ではなく、プログラミング操作に挑戦です。まず、ミーティングルームで障害物となる机や卓球台を並べ、担当教師より飛行条件が示されました。最初にみんなで室内の距離や障害物の高さなどの計測を行います。そして、2班に分かれ、専用のソフトを操作します。離陸や旋回など必要な操作を条件に沿うように入力し、ドローンを飛行させます。1回目は、条件通りに飛行させることができませんでした。みんなで敷地の計測間違いがないか、指示の入力ミス修正や機械の特性(風などの影響で旋回の時に微妙に角度がずれるなど)を読み取り、試行錯誤しながらプログラムを修正していきます。

 みんなで力を合わせて、修正を重ねたことで、2班とも時間内に課題をクリアすることができました。課題があっても、改善策を考え何度も挑戦することや仲間と協力することを体験できました。これらのことは、ドローン実習に限らずあらゆる場面に通じるものではないでしょうか。課題をクリアしたときに、自然とみんなでした拍手!建築コースに、立派な技術者が育っています。

【建築コース】【WCP】Wood connect project 2023 木製給食配膳台製作

 9月22日(金)は、3回目のものづくりマイスターによる実技指導でした。だいぶ作業に慣れてきて、コツを掴んだ生徒たちは、さらに積極的に動くことができました。マイスターの説明やアドバイスをしっかりと聴き、手本をまねて作業することで、精度、スピードが向上しています。

 また、初めて使用する工具や機械もあり、今までにない経験も積むことができました。全部で6台製作するうちの2台をマイスターの方々と製作し、残り4台は自分たちだけで作り上げます。ただ習うだけでなく、その後の実践も意識して製作しています。

【建築コース】【WCP】Wood connect project 2023 木製給食配膳台製作

 9月15日(金)は、2回目のものづくりマイスター水俣市建具組合の方々による実技指導でした。前回の学びや気づきを活かして、今回も積極的に作業することができました。

 マイスターの実践的な実技指導は、教員にとっても学びになり、このプロジェクトのおかげで、本校建築コース職員の技術や知識の向上につながっています。今回もマイスターの皆さんの的確な指導、綿密な計画のおかげで、予定通り進めることができました。また、水俣アカデミアの方も見学に来られ、生徒たちはいつも以上に意識高く作業していました。

 交流会をする小学生の皆さん、楽しみに待っていてください。

 

【建築コース】2年生ドローン&福祉住環境コーディネーター

 先週、中庭でドローンを操作しましたが、今日は校庭に出て広い場所での操作実習です。離着陸、動き、高さ、撮影など課題達成に向けて、真剣に操作しました。操作ミスによる墜落が起きると機械の故障はもちろん場合によっては事故につながります。全員意識高く臨むことができ、無事に事故などなく実習を終えることができました。

 また、操作実習の待ち時間には2学期中に挑戦する福祉住環境コーディネーター資格試験対策を並行して行っています。水俣高校建築コースでは、福祉の知識も身に付けた建築技術者を目指していて、そのために福祉用具である車いすの寸法や特性、様々な病状による適切なリフォームの仕方、手すりやスロープ、関連法律などを学んでいます。

立派な技術者になるために、建築をはじめとする様々な技術や知識を高めています。

【建築コース】【WCP】~Wood connect project~ものづくりマイスター招聘授業

 Wood connect project2023 木製給食配膳台製作がスタートしました。3月に生徒自らが伐採した木材を製材所で製材し、乾燥期間を経て、いよいよ本日から加工がスタートです。今年度も水俣市建具組合ものづくりマイスターの皆さんにより、技術指導を受けています。マイスターの皆さん、ありがとうございます。

 生徒たちは、マイスターの手本を見て、高い技術力に驚きながらも、わからないところや疑問に思ったら質問するなど積極的に製作することができています。

 来月の小学校との交流にむけ着実に作業を進めていきます。

【建築コース】2年生ドローン実習スタート

 2学期始まって最初の実習は、ドローンです。今、様々な産業で使用されることが多くなったドローンですが、建築コースでは3年前から実習に組み込み学んでいます。建築や土木では、高層建築の屋上や外壁検査、敷地調査や測量などで活用されています。

 実習では、小型ドローンを屋内で練習し、大型ドローンを中庭で操作しました。スマホをコントローラーにし、上昇、前進、横移動、旋回など多少の失敗はあるものの全員がテキスト通りに操作することができました。次回は、さらに難しい操作技術を学んでいきます。

【電気建築システム科】高所作業車特別講習会

 8月1、2日に、高所作業車特別講習会を開催しました。2年生12名、3年生8名が参加をしました。1日目は、安全講習会で法令、構造や操作の基礎を学びました。

 2日目は、高所作業車を使って実技講習をしました。生徒が二人一組になってゴンドラに乗って操作をして、5m程度の高さまで上げていました。初めての操作でしたが、講師方の指示を守っていました。今回の修了書は、卒業後に交付されます。

【WCP】【イノシカハンターズ】くまもと環境賞受賞

 6月27日(火)に、熊本県庁にて第32回くまもと環境賞の表彰式があり、水俣高校が環境教育賞を受賞しました。建築コースのWood connect projectと機械科のイノシカハンターズをはじめ、本校のSDGsのゴール達成へ向けた様々な探究活動の取組みが評価されました。

 さらに、それを受けて7月7日(金)には水俣市広報の方が、取材に来られました。生徒たちは、先輩たちから引き継いだ研究をさらに発展させ、地域の皆さんと連携し、課題解決に挑んでいます。記事は来月号の水俣市報で特集ページとして掲載予定ですので、ぜひご覧ください。

※表彰式については、6月28日(水)熊日新聞に掲載されました。