芸術コースブログ
卒業作品集表紙デザイン選考会(美術・デザイン専攻)
10月23日(水)。本校では例年、芸術コース3年生の卒業制作や演奏会の様子を一冊にまとめた「卒業作品集」を発行しており、内容はもちろん、斬新な表紙デザインも毎回評判となっています。本日は美術・デザイン専攻3年生13人がそれぞれ制作したデザイン案を発表し、選考会を行いました。
選考会には音楽専攻や書道専攻の生徒をはじめ、校長先生、教頭先生、事務長先生、各専攻の先生方、3年4組担任の先生にも票を投じてもらいました。一人一人が様々な思いを込めてデザインした表紙案が一同に並ぶ中、参加者も真剣な表情で作品を鑑賞し、投票する生徒からは「良い作品ばかりで選べない!」といった声も聞こえました。
この投票結果をもとに、今年の作品集の表紙を決定し、12月に開催する「芸術コース発表会」のポスターにも使用されます。芸術コース14期生の卒業作品集がどのように仕上がるか、今から楽しみです。(文責:弘)
【書道部】第1回高校生書道パフォーマンスコンテスト優勝!
10/6(日)熊本城秋のお城祭りで開催された書道パフォーマンスコンテストで、本校が最優秀校(優勝)に選ばれました。
直前まで、筆遣い、書き姿、表情、連動、発声など質の向上に専心していました。
本番では気合いの入った演技を披露しましたが、100%発揮とは言えず、生徒は不安な表情で結果発表までの時間を過ごしました。
それゆえに、発表の瞬間に沸き上がった歓喜は、とても印象的でした。
生徒たちの努力が実を結んだことをとても嬉しく思います。
持ち前のチームワークは、より高まりました。今後は、勝利におごることなく、この経験を更なる成長へ繋げてほしいと思います。
応援してくださったり、
会場までお越しいただいた関係者の皆様、保護者の皆様、卒業生、3年生、ありがとうございました。
読書感想画制作が始まりました(美術・デザイン専攻)
10月1日。本校芸術コース美術・デザイン専攻では、「読書感想画」の制作がスタートしました。読書感想画は単に本のストーリーを描くのではなく、読後の感想を元に主題を設定し、抽象化や再構成といった工夫を加えて自由に描くことができる題材です。今日は図書室に昨年の優秀作品を展示し、鑑賞学習を行いました。生徒たちは興味深く作品と向き合い、何がどう描いてあるか、どう感じたか、良いところはどこか、自分ならどう描くか、どんな技法を使っているかなど、作品の本質に迫りながら構図や色、形などの造形的要素を分析し、熱心にワークシートに書き込んでいました。(文責:弘)
浜田知明氏に続け!銅版画制作(美術・デザイン専攻)
本校芸術コース美術・デザイン専攻では、3年次に絵画・版画と映像表現・ビジュアルデザインのどちらかを選択し専門性を高めています。版画の授業では1学期の木版画に続き、2学期は銅版画を制作しており、今回は「メゾチント」という技法で制作した作品の試し刷りに挑戦しました。緊張と期待を胸に、初めて作品を目にする生徒の表情は何度見ても新鮮なものです。紙を湿し、銅版にインクを詰めて拭き取り、プレス機で刷り取るといった一連の作業をスムーズできるようには慣れが必要ですが、しっかりとマスターして欲しいと思います。2学期後半では「エッチング」「アクアチント」「雁皮刷り」などの技法も学びます。近い将来、本校の大先輩である版画家の浜田知明氏と肩を並べるような生徒が生まれることを楽しみにしています。(文責:弘)
【書道部】プライドのバトンを繋ぐ
上益城地区「秋の交通安全運動 出発式」のオープニングアトラクションで書道パフォーマンスを披露しました。
3年生から代替わりし、1、2年生だけの初披露でした。
最近の2年生には成長を感じます。先輩から受け継いだ責任を果たそうとする姿が、多くの言動から見えます。
1年生は、2年生を慕い尊敬し、精一杯追いかけているのが、その目つきや、先輩と会話する姿から見えます。
書道部のプライドのバトンが
繋がっていることを嬉しく感じました。
前任校で、アーチェリー競技で生徒を日本一に導かれた先生が、「最高の環境は、お金や時間をかけたからできるのでなく、一人一人の心でつくるもの」という在り方を教わりました。
書道部は、文化系の小さな部活ですが、プライドを持って頑張る生徒たちを、これからもサポートしていきたいと思います。
頑張れ、御船高校書道部!