芸術コースブログ

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美術・デザイン専攻2年 平面構成講評

今日は新型コロナウィルスで家庭での学習で取り組んだ平面構成の講評を行いました。

配布されたポイントをまとめたプリント、オンライン配信された動画をもとに制作を行った作品になります。平面構成は色や形の構成力、リズム感、動きをつけたり、質感の表現、計画力、造形力など様々な力を高めてくれる学習です。みんな初めての平面構成でしたがポイントを掴み、それぞれ面白い発想や面白さなどのある作品に仕上げることができました。また、人の作品を見ることで自分と違った視点、表現を学ぶことができました。色々な構成に今後も取り組み、表現力等の幅を深めていきたいと思います。

 

【書道コース・書道部】書道展へ出品

本日は、ある書道展の締切日。生徒たちの作品を取り纏め提出しました。

コロナ禍での長期の臨時休業、部活動休止が続き、十分な練習はできませんでした。しかし、自宅練習、インターネットでの作品批評、登校日の添削指導、また自宅練習と計画的に、情熱を絶やすことなく紙に向かいました。

一点一点の作品から、生徒一人一人の熱中する姿、苦悩の顔が浮かんできます。

今回は平時より「自ら考え、判断する」ことを余儀なくされました。

一時の屈は万世の伸なり。この経験が成長への糧となるでしょう。

【3年・書道コース】刻字作品の仕上げ ”箔貼り”

書道コースの授業には、石材や木材に文字を刻す「篆刻・刻字」という専門科目があります。

今回、3月予定でしたが臨時休業となり実施できなかった仕上げ作業「箔貼り」を行いました。

文字通り、金箔を木板に貼る作業です。

“カシュー”という樹脂塗料を接着面に薄く塗ったあと慎重に箔を置き、上から優しく真綿で押さえ定着させます。繊細さと集中力が必要です

9月から言葉選び→草稿作り→荒彫り→本彫り→着色といった作業を進め、休業期間をまたぎ、5月末にしてやっと完成することができました。

第51回福岡市美術展最高賞受賞!(卒業生)

 

 卒業生(芸術コース美術・デザイン専攻)の代住芙祐香さん(芸術コース美術・デザイン専攻)が、福岡市美術展で最高賞である「特別賞」を受賞されたそうです。今年度、造形短期大学部から芸術学部に編入したところでのニュースだったそうです(現在3年生)。

作品の題名は「4次元ポケット」で母親と叔父の子ども時代の写真をベースに、自分の中にある子どもの世界を描いた物で画像をアプリで加工し、色や質感を重ねて下絵とし、描いたそうです。「機械化していく便利な現代社会において子どもの純粋さが失われていないか」という思いを込めたそうです。

代住さんのさらなる成長と発展を期待します。在校生に元気を与えてくれるニュースです。

(作品画像提供:九州産業大学)