芸術コースの活動を紹介
夏季実技講習会講評会(美術デザイン専攻)
7月31日。夏季実技講習会も最終日を迎え、今日は1、2年生合同の合評会が行われました。講評では、それぞれが手がけた「石膏木炭デッサン」「鉛筆静物デッサン」について、先生方からアドバイスをもらい、今後の課題解決を目指します。夏休みの貴重な時間を使ってモチーフと向き合い、時間いっぱい描き込んだ2年生の作品や、石膏デッサンが2枚目とは思えないほど上手くなった1年生の作品など、成長を感じさせるものが多くありました。講習会の最後には作品の中から優秀なものや、努力した生徒への表彰も行いました。デッサンは「描く技術」だけでなく「意識的に見る力」を養うトレーニングです。これからも粘り強く頑張ろう!(文責:弘)
外部講師講演会(美術デザイン専攻)
7月31日。外部講師講演会を実施しました。この行事の目的は「①美術・デザインの現状や求められる資質等について知る」「②美術・デザイン系への進学や就職について知り、進路意識を高める」「③講演を機に学校生活への意識を高め、表現活動の充実を図る」ことであり、今回は九州産業大学芸術学部から岩田敦之准教授と藤髙浩入試課担当のお二人に講演していただきました。デザインの分野や重要な視点、大学の実情など多岐にわたる内容をわかりやすく解説していただき、生徒たちも熱心にメモを取りながら聞いていました。
生徒の感想からは
「デザインについて知っているようで知らなかったことが分かり良かった。」
「デザインのプロセスが重要だと分かった。」
「スライドがどれもわかりやすく、理解できた」
「大学と専門学校の違いが分かり、今後の進路選択に役立てたい」
「学費や生活のことなどにも関心が持てた」
など、大変有意義な時間となったようです。
また、私たち教師にとっても今後の指導に役立つ多くの示唆をいただきました。
今回の講演が生徒たちの進路選択の一助となり、表現活動の深化に繋がることを期待しています。
(文責:弘)
御船川精霊流し制作
7月29日。美術・デザイン専攻では毎年「御船川精霊流し」で流す万灯制作ボランティアに取り組んでいます。今回は精霊流しや万灯の説明を受けた後、1・2年生の有志12名が協力して、万灯に取り付ける作品約50枚を仕上げました。一人一人の夢や願いを込めて、動植物やキャラクターなどを色とりどりに描き、楽しく活動することができました。(文責:弘)
中学生体験入学(美術デザイン専攻)
7月26日。今日は「中学生体験入学」が行われ、美術・デザイン専攻では中学生の皆さんに木炭を使った人物画を体験してもらいました。題材名は「一期一会~一瞬の出会いを大切にするクロッキー~」です。約20名の中学生のほとんどが初めてイーゼルや木炭を使うとあって、表情も真剣そのもの。高校生のモデルを前に時間いっぱい集中して制作に取り組んでいました。また、当日は専攻生徒も準備や中学生の指導を担当し、明るく丁寧に対応してくれました。お疲れ様でした。
中学生や保護者の皆様で本専攻へのご質問やご相談などありましたら、遠慮無くご連絡ください。(文責:弘)
夏季実技講習会(美術デザイン専攻1、2年)
7月24日。いよいよ待ちに待った(?)夏休みですが、美術・デザイン専攻では1学期の学習をさらに深化させるために、1・2年生の夏季実技講習会が実施されています。「鉛筆静物デッサン」と「石膏デッサン」をそれぞれ3日間で描くこの講習会では、いつもより静かな環境でじっくりとモチーフと向き合っているからか、我々教師も驚くほど急成長する生徒が多く見られます。(文責:弘)
銀光展表彰(美術デザイン専攻)
7月19日。本日は1学期の終業式があり、併せて表彰式が行われました。美術デザイン専攻も各種公募展やコンクールで多くの生徒が入選・入賞を果たしており、表彰を受けました。「熊本県高校総合体育大会用ポスター公募」では3年生の松本美穂さんが入選し、「第82回銀光展」では3年生の木村なづきさんの「銀光会賞(最高賞)」をはじめ、西島緋那さんの「ファーストフレーム賞」、邑山篤史君の「文林堂賞」など計8名が入選や入賞を果たしました。特に銀光展では、2015年以来となる高校生の最高賞受賞が新聞にも大きく紹介され、本人はもとより地域の方々からも喜びの言葉をいただきました。これから2学期にかけてコンクールや公募展のシーズンが本格化します。一人一人がそれぞれにあった目標を定め、日頃の成果と個性を十分に発揮して欲しいと思います。(文責:弘)
アートライター(美術デザイン専攻3年)
6月19日。美術デザイン専攻では学年ごとに「素描」、「構成」、「美術史」、「絵画」「ビジュアルデザイン」、「版画」、「映像表現」など専門的な授業が行われています。今日は3年生の「美術Ⅲ」で現在取り組んでいる「アートライター」をご紹介します。これはアートについて自分の言葉で考え、伝える力を育むことをねらいとして、制作体験や作品探求などをテーマにエッセイを書くものです。日頃油絵やデザインなどの実技に取り組む生徒たちにとって、言葉で表現することは簡単ではありませんが、それぞれが思いを文章化することで、これまでの考えを整理したり、次の目標が見えてきたりと大変有意義なものとなっています。完成したエッセイは筑波大学主催の「高校生アートライター大賞」へ出品する予定です。(文責:弘)
制作合宿(美術デザイン専攻)
6月8日(金)から9日(土)までの1泊2日で制作合宿を行いました。今回は、7月に出品する「銀光展」に向けて、油彩画を制作中の2・3年生が合同での合宿です。場所をセミナーハウスに移すことで、いつもより長い時間を集中して制作でき、作品について意見を交わすなど互いに良い刺激となります。中でも2年生は、先輩たちの仕事ぶりを間近に見ることができる絶好の機会となったようです。指導する側も、じっくりと作品を見ながら技法等の助言をしたり、進め方を一緒に考えたりする中で、一人一人の頑張りに気づくことができた2日間でした。何より、食事や休憩中の和気藹々とした雰囲気と、黙々とキャンバスに向かう真剣な姿はとても頼もしく、メリハリのある専攻生徒の良さを改めて実感しました。みんな完成まであと少し、がんばれ!(文責:弘)
熊本県高等学校総合文化祭見学(美術デザイン専攻)
5月31日(金)。第31回熊本県高等学校総合文化祭が始まり、2日目の今日は美術・デザイン専攻全員で県立劇場へ見学に行きました。本校の美術・デザイン専攻からはそれぞれ審査で優れた成績を収めた下村君(3年生)やポスター図案の西島さん(3年生)、読書感想画の川添さん(3年生)の作品が展示されていました。文化部の高校総体ともいえるこのイベントは、県内各校から文化部が一堂に会し、初日のパレード部門のほか、会場ではステージ部門と展示部門が開催されます。生徒たちは皆、熱気に包まれた会場で各部門を見学し、他校の作品や発表から大いに刺激を受けた様子でした。(文責:弘)
自画像模写(美術デザイン専攻1年)
5月28日(火)。美術・デザイン専攻1年生は最初の単元となる「自画像模写」がいよいよ完成に近づきました。この課題は、鉛筆の扱いに慣れることや、トーンの変化を理解すること、計画的に作業することなど、基礎となる多くのことを学習します。本日の授業では上下を反転してみたり、鏡に映してみたりするなどして、全体と部分の関係や光と影の関係など、チェックの方法について学びました。体育際や中間考査などで思うように進まなかったかもしれませんが、どの作品もなかなかの出来映えです。(文責:弘)