校長室からの風
天草での新入生宿泊研修
一ノ瀬優希選手、頑張れ!
4月16日(日)、熊本空港カントリークラブで行われた、「バンテリンレディスオープン」ゴルフ大会に行ってきました。本校卒業生の一ノ瀬優希選手を応援するためです。生徒・職員30名の応援団が、そろいのピンクのジャンパーを着て応援しました。一ノ瀬選手は3バーディ2ボギーで回り、通算イーブンパーで6位タイと、すばらしいプレイを見せてくれました。特に最終ホールでバーディパットをきめたときは応援団も大興奮でした。一ノ瀬選手、これからも頑張ってください!
熊本地震復興祈念コンサート
4月15日(土)、陸上自衛隊の熊本地震復興祈念コンサートが、熊本県立劇場コンサートホールで開かれました。被災地からは益城中・木山中・西原中・南阿蘇中の吹奏楽部が共演し、すばらしい音楽を聴かせてくれました。我が御船高校からも、書道部が書道パフォーマンスを披露。多くの聴衆に元気を与えてくれました。
入学式式辞(抜粋)
入学式式辞より(抜粋)
校長 西澤 頼孝
新入生の皆さん、入学おめでとう。私たち職員は、皆さんの新たなるスタートを祝福するとともに、心から皆さんの入学を歓迎いたします。御船高等学校は、大正十一年に、熊本県で八番目の旧制中学校として創設され、今年度九十六年目を迎える、県下でも屈指の歴史と伝統を持つ高等学校です。現在も、ロボット競技大会での活躍は言うに及ばず、芸術活動の面、部活動の面などにおいても輝かしい実績を上げています。
この御船高等学校で、多くの先輩方の心の根幹を育て上げてきたものが、初代校長、岩口石蔵先生が開校時に定められた三綱領、「一つ、誠実以て人に接す」「一つ、自ら進んで学を修む」「一つ、自律以て己を処す」の精神です。いつの時代においても、先輩方は常に、学校の輝かしい歴史・伝統に大きな誇りを抱き、この三綱領の実現に努めてこられました。「人を思いやる豊かな心」、「積極的に自ら学ぶ姿勢」、「自ら考え行動するたくましさ」。この三綱領の精神を生かしていくことこそが、本校の伝統をよりよく発展させていくものです。新入生の皆さんも、一日も早く校風に慣れ、三綱領の精神を自らのものとして、新たな伝統づくりに加わってほしいと思います。
さらに、本年度は、「熊本地震」震災復興元年の年であり、本校は被害の大きかった地域の高等学校として、復興、防災の中心的役割を果たしていく使命があります。皆さんの若い力を、地域の復興及び活性化のために大いに役立ててください。
高校時代は、自らの将来について具体的に模索する重要な時期であり、これから生きていくために必要な「自己形成」の第一歩です。目標を立てて勉学に励み、体と心を鍛え、自主自律の精神や規範意識を身につけることで、人間的に成長してほしいと思います。そして、勉学に、スポーツに、若き情熱を傾けてくれることを切に願っております。
学校長あいさつ
校長 西澤 頼孝
本校、第26代校長の西澤頼孝と申します。この度は、熊本県立御船高等学校のホームページをご覧いただき、まことにありがとうございます。
御船高等学校は、大正11年(西暦1922年)に、熊本県で8番目の旧制中学校として創設され、昭和23年の学制改革により御船高等女学校を併合して新制高等学校となった、今年度96年目を迎える、県下でも屈指の歴史と伝統を持つ高等学校です。そして、現在も、全国高等学校ロボット競技大会での活躍をはじめとして、芸術活動の面、部活動の面などにおいて輝かしい実績を上げている高等学校です。
御船高等学校の三綱領である「誠実以て人に接す」「自ら進んで学を修む」「自律以て己を処す」の精神は、大正・昭和・平成と時代は移り変わっても、本校生の中で脈々と受け継がれていると感じます。「人を思いやる豊かな心」、「積極的に自ら学ぶ姿勢」、「自ら考え行動するたくましさ」。この三綱領の精神を本校教育の根幹として生かしていくことが本校の伝統をよりよく発展させていくものであると確信しております。
また、本年度は、熊本地震震災復興元年の年であり、本校は被害の大きかった地域の高等学校として、復興、防災の中心的役割を果たしていく使命があります。若い力で、地域の復興及び活性化に大いに貢献していきたいと考えております。
歴史と伝統を重んじ、先人の威徳に学びつつ、未来を切り拓く「創造力」と「想像力」を兼ね備えた「人間性」のある人材の育成に努めるとともに、防災等の連携を深めることで、地域に信頼される学校をつくっていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。