校長室からの便り
今、熊聾では・・・(その134)
伝統ある熊聾体操②
前号に引き続き、熊聾体操に関する話題です。
今回は、熊聾体操の創始者である佐藤先生と野崎先生から本校生徒たちへのメッセージを以下に紹介します。
お互いに無理強いすることなく、気持ちよく教え合い、励まし合い、学習する過程で思いやりと協力の大切さ、仲間の存在の有難さを実感してほしいと思います。
みんなと一緒だから「できる!できた!」という達成感と充実感を味わってほしいと思います。そして、その自信と誇りの源であったみなさんの熱意を今後の学校生活の他の面や日常生活に活かすことができれば、より意義深いものになります。一人一人の技能の上達・体力向上と全体としての向上・発展を心から期待しております。
(令和2年11月11日 旧職員 佐藤・野崎)
佐藤先生、野崎先生…熱い御指導と温かい励ましの言葉をいただき、本当にありがとうございました。(11月25日の中高合同スポーツ大会には両先生にもお越しいただくようご案内しています。)
令和2年11月17日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その133)
伝統ある熊聾体操①
11月11日(水)6校時、本校で体育教師として長くお勤めいただいていた佐藤正雄先生と野崎きぬ子先生をお招きし、中高等部生徒向けに熊聾体操の特別授業を行っていただきました。
熊聾体操は昭和60年に佐藤先生によって考案された本校オリジナルの体操で、“からだを鍛える”ことを目指す運動として、先輩たちから長年引き継がれてきました。当時の県内の体育の先生方からも高い評価を得ており、誇り得る財産と言ってもいいでしょう。
佐藤先生には実際の指導場面で、一つ一つの動きのポイントを御指導いただき、また野崎先生には生徒たちの呼吸に合わせた見事な太鼓のバチさばきを見せていただきました。
生徒たちだけでなく、私たち指導者にとっても教わることの多い充実した時間となりました。
令和2年11月16日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その132)
来年度(令和3年度)の本校創立110周年記念行事の開催に向け、昨年度から校内では準備委員会を立ち上げ、会議を重ねてきています。
開催する方向で準備を進めてはいるものの、今、最も懸念していることは、新型コロナウイルス感染症の影響です。感染症対策を練りながらどの程度の規模・内容にしていくかを詰めていきますが、入場者の制限はやむを得ない状況になるかと現時点では予想しています。
今後も本校同窓会やPTA、関係機関等とも連携しながら準備を進めていきますが、現在決定している大きな内容は下記のとおりです。
記
期日:令和3年(2021年)11月20日(土)
※この日は本校創立記念日にあたります。
場所:熊本聾学校体育館
令和2年11月13日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その131)
今週月曜日(11月9日)から九州ルーテル学院大学の6人の学生さん達を教育実習生として本校で受け入れています。受け入れ学部内訳は幼稚部4人、小学部1人、高等部1人で、今月20日(金)までの2週間、特別支援学校教諭の基礎免許状取得に係る教育実習を行う予定です。
特別支援学校における教育実習については、障がいのある子供たちの保育・教育に将来携わるであろう学生さん方の礎となり、子供たちに直接的に還元されるものと捉え、コロナ禍ではありますが実習を受け入れた次第です。
大学側でも新型コロナウイルス感染症の感染防止対策をしっかり整えていただき、学生さんも私たちも安心して実習に臨める体制を整えています。
学生さん達にとっては2週間という短い期間ですが、熊聾のことについても理解を深めてもらい、熊聾の良き発信者・応援者になってもらいたいと思っています。
令和2年11月12日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その130)
【土曜授業風景part.2】
11月7日(土)、小学部・中学部・高等部では授業参観及び学級懇談を実施しました。
小雨が降り続き、足元が悪い中でしたが遠方からも多数の保護者の御参加をいただき、本当にありがとうございました。
小中学部では通常の授業展開でしたが、高等部では通常授業に加え、作品販売会と現場実習報告会のビデオ放映を行いました。また、午後からは九州ろう学生懇談会と本校高等部の進学コースの生徒たちとのZOOMによる交流も行われました。
作品販売会では就労コースの生徒たちが丹精込めて作り上げた木製の椅子、お盆、コースター、ティッシュケース等が並べられ、瞬く間に完売となりました。「もし、売れ残ったら校長先生が全部買うよ!」と言っていたのですが、私は嬉しくも残念ながら買うことができませんでした。
令和2年11月11日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩