日誌

校長室からの便り

今、熊聾では・・・(その154)

 快晴の下、本校グラウンドにおいて小学部の持久走大会が開催されました。

 1・2年生がグラウンド5周(1km)。 

 3・4年生が7周(1、4km)。

 5・6年生が10周(2km)です。

 この日のために、体育の授業をはじめ、早朝練習や自主練習で鍛錬してきた子供達は、保護者の熱い声援を受けながら、誰一人棄権することなく、最後まで全力で走り抜けました。

 そして、ほとんどの子供が練習時の記録を上回りました。一つの目標を達成し、困難を乗り越えたことで、今日も子供達はまた成長しました。

 子供達の一生懸命な姿は我々大人に感動と勇気を与えてくれます。と、同時に「昔は自分もあんなに元気よく走れたのになあ。年は取りたくないなあ。自分も子供達に負けないように頑張らないとなあ・・・」と郷愁と反省の気持ちでいっぱいになります。子供達全員に感謝します。

 怪我もなく素晴らしい大会となりました。熱い声援ありがとうございました。

 23日(水)は中学部・高等部の駅伝大会です。

 
令和2年12月16日        
熊本聾学校 副校長 山本誠二  

今、熊聾では・・・(その153)

 12月11日(金)、熊本工業高等学校の御了解をいただき、熊工の公務員課外に本校高等部生徒4人が参加させていただきました。

 熊工生60数人の中に混じり、他校の高校生が熱心に取り組む様子や緊張感のある雰囲気を間近で感じ、少なからず良い刺激を受けてくれたことと思います。今回の経験をもとに、本校では早速、1月に公務員模試を実施することにしました

 本校寄宿舎内でも進路を見据えて、様々な活動や勉強の仕方に良い変化が見えてきている生徒もいるようです。将来の進路については希望や不安、悩みなど、様々な感情があるでしょうが、どれも今後の取り組み方の糧にしてほしいと思います。

 
令和2年12月15日        
熊本聾学校  校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その152)

 ここ最近、昼休みに幼稚部緑1組の子供たちが「牛乳パックはありますか~?」と、事務室・校長室・副校長室を連日訪ねてきます。

 「何か作るの?」と聞いたところ、「クリスマスツリーを作ってるの~」という返事が返ってきました。教室に行くと、確かに製作途中のツリーがありました。今週中には完成するでしょうか!?(完成させてくださいね。)

 また、教室での「おはなし」の時間の板書を見ると、子供たちと先生とのやりとりが残っており、クリスマスに関連してどんどん話題が広がっている様子が手に取るように分かりました。

 

令和2年12月14日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その151)

 12月10日(金)、「難聴児の切れ目ない支援体制構築と更なる支援の推進に向けた全国研修会」に参加します。本校からは、私を含め関係職員4人が事前に配信された講義等の動画の視聴を既に済ませ、本日は双方向会議システム(Zoom)を使用した講義・交流会等に参加し、幾つかの講義や各地の実践報告を視聴し、全国の乳幼児教育相談の様子等について学ぶことにしています。

 乳幼児教育相談については、これまでもその重要性と効果が検証されているにもかかわらず、保健・医療・福祉・教育等の有機的連携が十分に取れていない状況が依然として大きな課題です。

 本校の乳幼児教育相談については出来得る限りの活動を行ってきており、センター的機能としての役目を果たしていますが、様々な課題も抱えています。

 今後、熊本聾学校として熊本県の状況にあった支援体制をどのように構築していけるのかを考えながら、研修会に参加したいと思っています。

 

追伸

 研修会と時を同じくして、本校小学部の持久走大会が行われています。そちらの応援に行けないのがとても残念ですが、皆最後まで頑張ってくれることと思います。

 

令和2年12月11日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その150)

 小学部では持久走大会に向けて、先週から毎朝の5分間走を始業前に行っています。

 子供たちそれぞれに早い遅いはあっても、5分間を同じペースで走り切ることを目標に実施しています。どの子も途中で走りを止めることなく、息を弾ませながら走っている様子は見ていてとても気持ちいいものです。

 さて、明日がいよいよ持久走大会本番で、午前11時15分に先ずは1,2年生がスタートします。

 多くの皆さんの応援を是非よろしくお願いします。

 
令和2年12月10日       
熊本聾学校 校長 五瀬 浩