建設工学科ブログ

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グラウンド階段整備

 野球部の保護者は、グラウンドに降りるため法面を階段状に削ったところを階段として使っていました。ところが「危険であり、雨の日は使えない。何とかならないものか」という声が上がり、建設工学科3年生が課題研究で階段整備に挑戦しました。
 ところで、階段を全て鉄筋コンクリートで製作するには手間と費用がかかりすぎます。そこで、階段の両端部20cmは鉄筋コンクリートで、その間に既製のコンクリートブロックを挟むことで手間とコストを抑えることにしました。コンクリートパネルで型枠を製作し、両端にあたる部分に鉄筋、型枠を組みます。ここにコンクリートを打ち込みます。型枠を取り外し、この両端の段差に合わせて土を成型します。この上にコンクリートブロック並べ、階段表面と目地をモルタルで仕上げます。これによって高さ2.2m、幅1.6mの階段の完成です。
 野球部の保護者には、大いに活用していただきたいと思います。

グラウンド階段1 グラウンド階段2

グラウンド階段3 グラウンド階段4

グラウンド階段5 グラウンド階段6

グラウンド階段7 グラウンド階段8

グラウンド階段9 グラウンド階段10

グラウンド階段11 グラウンド階段12

 
グラウンド階段13 グラウンド階段14

グラウンド階段15 グラウンド階段16

グラウンド階段17