天草未来diary

天草未来diary

【本渡校舎;地協】生活科学科3年 手作り石けん班 にがり研修

 令和3年7月19日(月)、「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の一環として、私たち生活科学科3年の「手作り石鹸班」は、天草市五和町二江の通詞島にある「自然食品研究会」さんを訪問し、手作り石鹸に使用する天草の海水からとれる「天草にがり」についての知識を深めることができました。

 「自然食品研究会」さんが天草の海水からにがりを作られている方法は流下式です。流下式塩田は、木で組んだ櫓に網などを吊るして、そこにポンプでくみ上げた海水をかけます。
 風力や日光で水分を蒸発させ、海水を蒸発させながら濃縮した海水は天日干しにより、塩やにがり等に製品化されます。流下式の場合は釜炊き式と違い、熱を加えないのでにがりの中に有機物である酵素や酵母が残っているという事を知りました。今回の研修では、天草の海水からどのようにして塩やにがりが作られるのかを学ぶ事ができました。

【本渡校舎;地協】GAP講習会 1A&1L

 令和3年度7月14日(水)本渡校舎視聴覚室にて、生物生産科1年生と生活科学科1年生を対象にGAP講習会が行われました。講師に、熊本県立農業大学校 宮本 陽造 准教授をお招きし、農業における今後の食材調達基準及び取引基準等を見据えたGAPの特徴について、演習を交えとてもわかりやすく講演されました。

GAP:Good Agricultural Practice(頭文字をとってGAP)=直訳すると「よい農業のやり方」

【本渡校舎】生活科学科3年 手作り石けん班 高森研修

 令和3年7月5日(月)「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の一環として、私たち生活科学科3年の「手作り石鹸班」は、阿蘇郡高森町にある手作り石鹸のお店「Ladybug」さんを訪問し、手作り石鹸の技術や知識を深めることができました。
 将来は、天草をイメージした手作り石鹸を製造し、天草土産の1つになればと考えています。

 天草の素材を取り入れた手作り石鹸には、天草の二江で製造されている釜焚きされていないミネラル豊富なにがりも入れています。天草をイメージした石鹸は「にがり石鹸」なので、私たちが考えた「にがり石鹸」のレシピに、代表の豊田氏から少しアドバイスをもらいました。

 私たちが製作途中の「手作りにがり石鹸」のデザインは、天草の海を泳ぐイルカ(イルカウォッチング)なので、海をイメージできるようなマーブルデザインの技術を習うことができました。

【本渡校舎】全国農業新聞に掲載されました!

 令和3年(2021年)6月25日(金)付けの全国農業新聞に、本校が取組む「地域との協働による人材育成」をテーマに記事が掲載されました。

 今年度で3年目を迎える、文部科学省指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の取組を中心に、将来の目標に向けて学ぶ生徒の姿を取材していただきました。地域全体で「人」を育てる仕組み作りを目指す本校の姿は、未来を見る生徒の姿に重なっています。

全国農業新聞記事より   全国農業新聞記事より(※ホームページへの掲載許可済み)

【本渡校舎】★天草市役所へ研究プレゼン★未来の地域像を提案する

6月15日(火)雨天

生物生産科3年生の畜産専攻生3人が、授業で取組んでいるプロジェクトの研究成果を説明するために天草市役所を訪問しました。

生徒たちは、株式会社デンソーが研究を進めているコッコミクサKJ(藻の一種)を農業で再利用できるように共同研究を進めてきました。

説明した内容は、SDGs11番目の目標「住みやすい町づくり」についてです。地域の在り方を含め自治体の支援体制についても理解をしていただきました。

また、本研究で天草地域の活性化に貢献したいという生徒たちの熱い思いを伝えました。

※研究の詳細は、前年度の研究発表をご覧ください。

研究の内容を提案助言等を受ける生徒たち

天草市役所での集合写真