天草未来diary

天草未来diary

【令和3年度「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(プロフェッショナル型)研究実施報告書】

 

①「表紙・目次」.pdf

②「第1章 研究の概要」.pdf

③「第2章 事業概要」.pdf

④「第3章 研究の内容」.pdf

⑤「第4章 実施の効果とその評価」  .pdf

⑥「第5章 研究実施の問題点及び今後の方向性」.pdf

⑦「関係資料」.pdf

 

【本渡校舎;地協】トルコギキョウ視察研修

 令和3年12月17日(金)、「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の一環として、天草地域の事業所の視察を通して、天草の地域資源を活用した事業について学び、将来の産業を担う職業人としてのあり方について考える機会を設け、今後の学習活動の深化へとつなげるために、私たち生活科学科2年生18名は、天草市新和町小宮路にある新和花き団地の中の札元農園さんの温室を訪問し、トルコギキョウの栽培から収穫について知識を深める事ができました。また、1人1本、好きな色のトルコギキョウをお土産にいただきました。
・1本に花は3輪残す ・天草は、県内で2番目の生産量 ・1ハウスに45,000~50,000本

【本渡校舎;地協】ハーバリウム制作研修

 令和3年度12月20日(月)、「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の一環として、天草地域の切り花の消費拡大につなげるため、天草市にある「FLOWER Shop 花よど」さんの淀川さんを講師として招聘し、私たち生活科学科2年生18名は切り花のドライフラワーを利用した加工品(ハーバリウム)の製造方法について、必要な知識と技術を習得することができました。
初めての取り組みだったので、講師の淀川さんのアドバイスを聞きながら、見よう見まねで取り組みましたが、みんな予想以上のできで、「お母さんにあげよう」「おばあちゃんにあげよう」と、夢を膨らませながらの取り組みでした。「将来は、ハーバリウムを作ってマルシェで販売しようかな?」など、制作中は、いろいろと楽しそうな意見も聞かれました。

【地域協働・本渡校舎】令和3年度(2021年度)研究成果発表会

12月22日(水)、今年度で終了を迎える文部科学省指定事業「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(プロフェッショナル型)」の研究成果発表会を本渡校舎体育館で開催しました。

3年間の事業成果の集大成を飾る本校の研究成果発表会には、運営指導委員会をはじめコンソーシアム委員の方々、地域の連携機関の方々など多くの来校者にお越しいただきました。また、YouTubeでライブ配信を実施し、生徒たちの成長した姿を披露することができました。

成果報告Ⅰでは、ポスターセッションによる課題研究成果を発表し、多くの方から質疑及び評価を得ることができました。

成果報告Ⅱでは、パネルディスカッションによる生徒と地域人材とのディスカッションを行いました。生徒の「未来の地域像」について発表することができ、会場の方からも意見をもらいながら天草の未来についてみんなで考えることができました。

成果報告Ⅲでは、生徒による研究発表1を、SBP活動班による研究発表2を、研究主査から成果報告3を行いました。3年間の学習による自分自身の成長と、地域社会への想いについて発表することができました。

最後に、文部科学省教科調査官の鈴木憲治様より指導・講評をいただき、今後の本校への激励と事業成果に対する評価等をいただきました。

多くの方に応援していただき、3年間の研究成果を発表することができました。何より、地域の方々の「地域の未来を託したい」という想い、また、生徒たちの「大好きな天草に貢献したい」という想いが相乗効果を生み出し、地域での協働的な学習が実践できました。これからも地域のため、未来の子ども達のために更なる教育活動の充実化を目指していきます。

開会

ポスターセッション1

ポスターセッション2

ポスターセッション3

パネルディスカッション1

パネルディスカッション2

パネルディスカッション3

パネルディスカッション4

パネルディスカッション5

研究発表1「生徒発表」

研究発表2「SBP」

研究発表3「事業成果報告(研究主査)」

指導・講評

【本渡校舎;地協】天草オリーブ園AVILO視察研修

 令和3年10月11日(月)、「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の一環として、私たち生活科学科3年の「手作り石鹸班」は、天草市五和町御領にある「天草オリーブ園AVILO」さんを訪問し、手作り石鹸に使用しているオリーブ油について、オリーブの木の栽培からオリーブの実の収穫、オリーブ油の生産方法について知識を深める事ができました。天草産のオリーブ油は高額なので、今試作中の手作り石鹸の材料として使用する場合は、ブレンドしたオリーブ油としてなら使えそうに思えました。

<収穫されたオリーブの実からオリーブオイルを絞る工程を学びました。>

<2種類のオリーブ油の「利きオイル」をさせていただきました。オイルの違いが味わえました。>

 

【本渡校舎;地協】生活科学科3年 手作り石けん班 にがり研修

 令和3年7月19日(月)、「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の一環として、私たち生活科学科3年の「手作り石鹸班」は、天草市五和町二江の通詞島にある「自然食品研究会」さんを訪問し、手作り石鹸に使用する天草の海水からとれる「天草にがり」についての知識を深めることができました。

 「自然食品研究会」さんが天草の海水からにがりを作られている方法は流下式です。流下式塩田は、木で組んだ櫓に網などを吊るして、そこにポンプでくみ上げた海水をかけます。
 風力や日光で水分を蒸発させ、海水を蒸発させながら濃縮した海水は天日干しにより、塩やにがり等に製品化されます。流下式の場合は釜炊き式と違い、熱を加えないのでにがりの中に有機物である酵素や酵母が残っているという事を知りました。今回の研修では、天草の海水からどのようにして塩やにがりが作られるのかを学ぶ事ができました。

【本渡校舎;地協】GAP講習会 1A&1L

 令和3年度7月14日(水)本渡校舎視聴覚室にて、生物生産科1年生と生活科学科1年生を対象にGAP講習会が行われました。講師に、熊本県立農業大学校 宮本 陽造 准教授をお招きし、農業における今後の食材調達基準及び取引基準等を見据えたGAPの特徴について、演習を交えとてもわかりやすく講演されました。

GAP:Good Agricultural Practice(頭文字をとってGAP)=直訳すると「よい農業のやり方」

【本渡校舎】生活科学科3年 手作り石けん班 高森研修

 令和3年7月5日(月)「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の一環として、私たち生活科学科3年の「手作り石鹸班」は、阿蘇郡高森町にある手作り石鹸のお店「Ladybug」さんを訪問し、手作り石鹸の技術や知識を深めることができました。
 将来は、天草をイメージした手作り石鹸を製造し、天草土産の1つになればと考えています。

 天草の素材を取り入れた手作り石鹸には、天草の二江で製造されている釜焚きされていないミネラル豊富なにがりも入れています。天草をイメージした石鹸は「にがり石鹸」なので、私たちが考えた「にがり石鹸」のレシピに、代表の豊田氏から少しアドバイスをもらいました。

 私たちが製作途中の「手作りにがり石鹸」のデザインは、天草の海を泳ぐイルカ(イルカウォッチング)なので、海をイメージできるようなマーブルデザインの技術を習うことができました。

【本渡校舎】全国農業新聞に掲載されました!

 令和3年(2021年)6月25日(金)付けの全国農業新聞に、本校が取組む「地域との協働による人材育成」をテーマに記事が掲載されました。

 今年度で3年目を迎える、文部科学省指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の取組を中心に、将来の目標に向けて学ぶ生徒の姿を取材していただきました。地域全体で「人」を育てる仕組み作りを目指す本校の姿は、未来を見る生徒の姿に重なっています。

全国農業新聞記事より   全国農業新聞記事より(※ホームページへの掲載許可済み)

【本渡校舎】★天草市役所へ研究プレゼン★未来の地域像を提案する

6月15日(火)雨天

生物生産科3年生の畜産専攻生3人が、授業で取組んでいるプロジェクトの研究成果を説明するために天草市役所を訪問しました。

生徒たちは、株式会社デンソーが研究を進めているコッコミクサKJ(藻の一種)を農業で再利用できるように共同研究を進めてきました。

説明した内容は、SDGs11番目の目標「住みやすい町づくり」についてです。地域の在り方を含め自治体の支援体制についても理解をしていただきました。

また、本研究で天草地域の活性化に貢献したいという生徒たちの熱い思いを伝えました。

※研究の詳細は、前年度の研究発表をご覧ください。

研究の内容を提案助言等を受ける生徒たち

天草市役所での集合写真