【SSH】職員研修を行いました
本日、午後からの職員研修の1つとして、課題研究評価に係るSSH職員研修を行いました。
まず、SSH研究主任より、本校のSSH事業や教科間連携、指導と評価を一体化した課題研究指導についての説明がありました。その後、ワークショップを行いました。今回の活動では、本校で設定している「13の探究場面」のうち、A1(読み解く)を題材とし、AS(天草サイエンス)およびAT(天草探究)の授業の評価で使用する「質疑による評価シート」を用います。まずは、ある架空のディスカッションの動画を見て、生徒(※天高職員が生徒役です)の発言を観察し、それぞれの生徒の現時点でのA1(読み解く)の到達度を考えました。その後、グループで意見を出し合い、協議を行いました。
研修を通して、仮評価は「評価」としての側面だけではなく、生徒たちにとって、自分たちの到達度を把握し、今後の研究の進め方を考えるための「指針」としての側面を持つことを学びました。また、課題研究においては、教師が「指示」や「指導」ではなく、「問いかけ」をすることで生徒の気づきを促し、研究の深化をサポートしていく必要性も再確認することができました。
天草高校がSSH指定を受けてから8年目となりました。本校では、これからも全校体制で課題研究を充実させ、授業改善を行い、外部連携を行いながら生徒の探究的な学びをサポートしていきます。SSH関連の様々な活動に関して、授業内外での生徒たちの頑張りをご覧いただき、応援していただけると嬉しいです。