マイスター・ハイスクール関連記事

マイスター・ハイスクール中間成果報告会

令和4年2月8日(火)、本校の1年目の研究成果の報告会を実施しました。

今回、多くの方から参加希望をいただきましたが、まん延防止等重点措置のため、感染症対策を十分に考慮しながら関係者のみの参集とし、希望された方々にはYouTubeライブ配信に参加していただきました。

 

はじめに、管理機関からご挨拶をいただき、事業概要の説明の後に一年間の産業実務家教員の授業の成果と課題を学科主任と生徒が発表しました。

インテリア科はBIMなどの最新の設計、管理のシステムを授業に導入にした成果について発表がありました。

機械科ではRPAのソフトウェアーを取り扱うことで、自動化による企業の生産性の向上を体験したり、AIカーによる自動運転の活用技術を体験できたことの紹介がありました。

工業化学科では、外部講師を招いて最新のデータ・サイエンスを学び専門性を深めることができたと発表がありました。

電気科では電気設備工事の実際の話や、光ケーブルの接続などの通信技術のハード面、ソフト面の学習を行ったことの発表がありました。

情報技術科は年度末調整システム開発の演習を行うことで、ソフトウェアーの全体像を体験することができた発表がありました。

 

インテリア科の生徒発表では、「 BIMの授業で、設計の部分ごとの多くの情報が含まれていることが、すごいと思った。」「建築の設計から情報を利用して、いろいろなことに応用できる可能性の広さを感じた。」との感想がありました。

 情報技術科の生徒発表では、「システム開発をとおして全体の流れをつかみ、理解することができた。また、税金に関して知識を得ることができ、理解することができた。」との感想や「作業を行う際のメンバーとのコミュニケーションが大切ということを知った」との発表がありました。

 

企業実習の発表では、企業実習のねらい、受け入れ企業確保のプロセス、生徒への事前、事後指導について説明がありました。今回は、企業実習後に、生徒の実習体験を話し合うことで、対話による学びの効果があったことや、企業へのオンライン報告会をとおして、後輩へ学びの体験を伝えることができたとの報告がありました。

 

企業実習に参加した生徒の発表では、「自分で考えて行動し、やってみようとすることが大切であることが分かった」「これからは、周囲の課題を見つけ、それに対して周りと協力して、コミュニケーションを大切にして解決に努めたい」との報告がありました。

 

最後にマイスター・ハイスクール運営委員会会長村山様から「3ヶ月間の準備期間で、9月から多くの教育プログラムが実践されている」などの講評をいただきました。

マイスター・ハイスクール産業講話

本日は崇城大学アントレプレナーシップ教育プログラム教員ディレクター川副先生によるアントレプレナーシップ講話が行われました。

「起業家精神」であるアントレプレナーシップ。

働く上でも必要な創造性の重要さを学ぶことができ、生徒たちも良い刺激を受けたのではないでしょうか?

 

 

令和3年度マイスター・ハイスクール事業中間成果報告会

令和4年1月26日(水)令和3年度マイスター・ハイスクール事業中間成果報告会で本校の本年度の取組の発表を行いました。

 

今回は、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して、リモートによる発表、質疑応答、講評が実施されました。

発表は、管理機関(教育委員会)、CEO、学校の見事な連携で行いました。

 

 

 

発表後の質問では、「DXで育成したい産業人材像」「CEOの役割」「高大連携の取り組み状況」「企業実習後の生徒の変化」などがありました。

最後に、企画評価委員の皆様から「組織や計画がしっかりしており、非常に実現性が高い取組である」「DXを手段としてとらえ、生徒各々が自己目的化する取組に発展して欲しい」などの講評を頂きました。

 

本日、発表できなかった内容は、2月8日(火)の中間成果報告会で報告させていただきます

MHS事業 産業講話【熊本大学 杉本 学准教授】(工業化学科2年)

 12月9日にマイスターハイスクール事業による産業講話として、熊本大学の杉本学准教授による講話が工業化学科2年生を対象にありました。

 まずは、パイロットの話から始まり、パイロットになるためにはどのような知識が必要か問われ、操縦の技術だけでなく、地図、天気、英語など様々な知識が必要であるという話から始まり、次に私達の生活の様々なところにデジタル化が進んでいて、それを使いこなすことによって、私たちはスーパーマンに近づいていることの話がありました。また、化学の研究の現場では、デジタルを活用することで、シミュレーションやアニメーションをすることで、『見える化』させ、それらを活用しながら研究することの大切さをは学びました。

後半は、colaboratory でPythonを使ったプログラミングに挑戦し、化学の構造式の書き方やPubChemなどのデータベースについて学びました。

専門用語やプログラミングなど難しい内容となりましたが、最初に言われたそれらのデジタル機器を活用してスーパーマンになれるように頑張りたいと感じることができたと思います。

講話後の生徒の感想はこちらになります ➡ 熊大産業講話アンケート.pdf

 

MHS出前授業(旭国際テクネイオン株式会社)情報技術科・機械科

 情報技術科3年41名、機械科3年39名に向けて、旭国際テクネイオン株式会社様より、以下の内容について講話をいただきました。お忙しい中、誠にありがとうございました。

 情報技術科の生徒は、これまで学んできたAR・VRの知識を深い学びに結びつけることができ、機械科の生徒は、実習で行ってきた溶接の技量・技術をARガイド機能で確認することができました。何度も挑戦する積極的な姿勢と生徒達の興味津々な表情がとても印象的でした。

1 目的 

 AR・VRの実務での利用事例を体験し、最新技術による仕事の変化、複数分野の技術の融合について感じさせる。

2 講師

 旭国際テクネイオン株式会社 様(4名)

3 参加生徒

 情報技術科3年(41名)、機械科3年(39名)

4 授業内容(3時間)

 ・精密板金工場事業説明と今後も目標・求める人材

 ・N95マスク実体験

 ・AR体験(溶接シミュレーター)

 ・VR体験(塗装シミュレーター)

5 授業の様子

5 生徒感想

・溶接は今までやったことがなかったので知識も技術もない状態でしたが、思った以上に簡単にできました。怪我をすることなく、材料も無駄にせず練習することができる点がとても良いと思いました。

・「毎日がテスト、毎日が勉強」という言葉が印象的でした。4月から社会人になるので、この言葉を大切にしたいと思いました。

・コミュニケーションから情報を吸収し、自分の成長につなげるという話があり、コミュニケーションが自分の弱点なので積極的に取り組んでいきたいと思いました。

・先輩が1年間マンツーマンでサポートしてくれる取り組みやARを活用した訓練があることを知り、社会人として、新入社員として、少し安心しました。

・今回の体験を通して、自ら新しい知識や技術に触れたいという向上心と興味を強く持って生活していこうと思いました。

 

MHS出前授業(株式会社ワイズ・リーディング)情報技術科・機械科

 情報技術科3年15名、機械科3年15名に向けて、株式会社ワイズ・リーディング様より、以下の内容について講話をいただきました。お忙しい中、誠にありがとうございました。

 実例を交えた説明や体験型の実習は、大変分かりやすく、生徒達も楽しみながら授業を受けていました。これまでに学んできた知識を関連付けることで深い学びにつなげることができたと思います。

1 目的

 AIが比較的誰でも利用可能になっていることを感じさせ、AI応用プログラミングを体験することで、今後のAI技術の習得の必要性意識と学ぶ上での手がかりを与える。

2 講師

 株式会社ワイズ・リーディング様(7名)

3 参加生徒

 情報技術科3年(15名)、機械科3年(15名)

4 授業内容(3時間)

 ・会社概要紹介

 ・地元におけるAIの活用事例

 ・AWSによるAI利用体験

 ・スクラッチによるAI応用プログラミング体験

 5 授業の様子

6 生徒感想

・AI技術が私達に無関係なものではなく、身近なものだと感じました。将来を見据えてしっかりと意欲的に学習していきたいと思いました。

・AIや機械学習など言葉は知っていましたが、言葉でイメージするよりも実践することでAIについての理解が深まりました。そして、今回の授業を通してAIを活用することに興味を持ちました。

・プログラミングの経験はありましたが、専門的な言葉で理解することに苦戦していました。今回の実習で使ったscratch3は分かりやすく、内容の理解も早かったように感じました。

・AIには便利な面だけでなく、危険な面もあると思うのでしっかり学習してAIを正しく活用していけたらいいなと思いました。

・強化学習の説明は、企業の方の面白い説明でとても分かりやすかったです。

 

インテリア科2年生DX授業

本日の2年生実習は(株)構造計画研究所の髙橋先生によるDX授業でした。

様々な分野で使用されている最新テクノロジーに興味津々。

 

熊本城復元に用いられている技術について

現在は図面の作り方もずいぶんと変わってきています。八代工業でも最先端の技術を今後取り入れて学習していく行く予定です!

インテリア科MHSインターンシップ報告会

マイター・ハイスクール事業の一環として行われたインターンシップの報告会をオンライン形式で開催いたしました。

 

インターンシップでお世話になった株式会社装備様、株式会社美創様も報告会にオンラインでご参加いただきありがとうございました。

 

報告会は1年生と2年生のクラスにつなげて開催され、1年生は来年のインターンシップに向け、2年生は進路活動に向けて実りある時間となりました。

 

マイスターハイスクール事業企業実習報告会《工業化学科》

11月24日(水)の6限にMHS企業実習報告会《工業化学科》を行いました。

会自体は工業化学科2年の教室オンライン工業化学科1年生、企業実習でお世話になった3つの事業所(富士フィルム九州、オジックテクノロジーズ、野田市電子)の担当の皆様を交えての報告会となりました。

 報告者は、先週金曜日まで企業実習だっため、実質1日でのスライド作成・準備となりましたが、

各事業所の業務内容の説明をはじめ、4日間の体験内容、そしてそれらの経験から学んだ事今後に生かしていくこと等について報告し、素晴らしい発表内容となりました。

 報告を聞いた他の2年生、来年企業実習に行くことになる1年生にとりましても、県内の事業所の内容を知ることができる大変貴重な経験となりました。

 報告会後の生徒の感想・アンケート結果は、こちらです。報告会アンケート.pdf

 お忙しい中4日間の企業実習を受け入れて頂き、また本日の報告会に参加して頂きました事業所の皆様、誠にありがとうございました。

 報告してくれた6人の皆さんお疲れ様でした。

 

 

 

 

マイスターハイスクール産業講話(工業化学科)【三井化学(株)市原工場、袖ケ浦センター】

10月26日(火)にマイスターハイクスール事業による産業講話工業化学科2年対象に行われました。

今回は三井化学(株)市原工場の十河様による化学プラントの仕事やDXを取り入れたプラント管理についての説明、次世代工場についての説明などがありました。その後、三井化学(株)袖ケ浦センターの園田様(本校OB)による研究開発の仕事内容や社会人としての心得、自分自身の高校時代の話などがありました。

 化学工場におけるデジタルトランスフォーメーションについて具体的に話を聞くことができ、大変貴重な経験となりました。また、これからAIなどのデジタル技術が進化する中でも、人が現場でしっかり判断しながら仕事を行うことの大切さも感じることができました。先輩からはコミュニケーションの大切さも教えて頂き、しっかり良き人材となれるように頑張りたいと思いました。

十河様、園田様お忙しい中ありがとうございました。

実施後の生徒のアンケート結果は右から見ることができます。産業講話アンケート.pdf

 

 
 

MHS企業実習(インターンシップ)情報交流会(エヌ・アイ・ケイ、白鷺電気工業、テクノデザイン、マイスティア)

12月10日(金)にオンライン報告会を控える、
エヌ・アイ・ケイ白鷺電気工業テクノデザインマイスティア(敬称略・五十音順)の
企業実習に参加した生徒たちの情報交流会を、以下の流れで実施しました。

①自己開示 ②メモしたことの質問による深堀り ③明日からの行動宣言

この会には、熊本県教育委員会高校教育課のキャリアプランニングスーパーバイザーである藤原様にお越しいただき、
活動の様子を見て頂くだけでなく、ファシリテーターとして協議を活発にして頂き、
生徒たちは言語化(アウトプット)することによって考えや理解を深めていく様子がうかがえました。

藤原様には当日午前のインテリア科による情報交流会にも参加いただいておりましたので、
それぞれの交流会で特徴があり、グループの構成数や進め方の違いに応じたファシリテーションについて、
いくつかの気づきや課題を抽出することができたとのことでした。

12月10日(金)のオンライン報告会では、企業実習後の変容した姿を見せてくれることを期待しています。

MHSインターンシップ 情報交換会(インテリア科)

2021/11/22(月)インテリア科でMHSインターンシップに参加した生徒による情報交換会を行いました。お互いの実習内容やこの期間に学んだ事などについて意見を出し合いました。またこの場に、熊本県高校教育課の藤原先生にも同席いただき御指導・御助言をいただきました。

MHS企業実習(インターンシップ)をTKU様より取材頂きました。

企業実習2日目の午前中、機械科2名、情報技術科2名がお世話になっている株式会社マイスティア様に、
テレビ熊本様が実習について取材に来られました。

株式会社マイスティア様では「顧客より依頼を受けた『給餌機』について設計・組み立てを行う」ことをテーマに、
2日目となる今日は「エレキSESSION」に取り組み始めました。
マイコンとブレッドボード、電子部品を配線する作業が始まりましたが、
担当職員の方が懇切丁寧に教えて頂き、なんとか動作するにまで至りました。

株式会社マイスティア様の実習プログラムは、課題解決とグループワークの設定が充実しており、
生徒たちが生き生きと主体的に取り組んでいる姿がとても印象的でした。 

 

出前授業(神田工業株式会社)(情報技術科)

情報技術科1年32名、情報技術科3年課題研究IoT班7名に向け、神田工業株式会社より、
代表取締役社長 髙島 一郎 様
熊本事業所 技術部 課長 加藤 涼司 様
      総務課 係長 高橋 禎志 様
にお越しいただき、以下の内容について御高話いただきました。

1.目的
 デジタル技術×創造力で未来を見据えたものづくりや多角事業のねらい、課題に直面している事業に対する新たなアプローチ等を学び、産業の状況や価値創造について理解を深める。

2.内容
 1コマ50分による出前授業
 ・会社概要紹介
 ・事業展開ともの(コト)づくりについて
 ・これからの社会を見据えて期待すること
 ・実際の製品に触れる

生徒アンケートの感想の多くに「興味深く面白かった」とありましたが、
生徒たちは素直にそう感じることができた話の分かりやすさ、
そしてその多くが社長の生き方や考え方、メッセージに共感したからだと思います。

そして、アニメの世界でしか見られないと思っていたディスプレイ技術を目の当たりにし、
神田工業株式会社の技術に興味関心を持った生徒は多く、
なかには技術開発における苦労話が聞きたいと申し出たほどです。

今回の出前授業が大変意義深いものであったことから、
本校と致しまして、社会との接続に一層尽力して参りたいと思います。

20211117_出前授業@神田工業(株)さまアンケート.pdf

MHS企業実習(インターンシップ)スタート!

インテリア・機械・工業化学・電気・情報技術科より全40名の生徒が、八代駅を拠点に全19事業所に出発しました。

事業所の皆様には大変お世話になります。日々の活動報告書をまとめ、学びを深めていきましょう。

いってらっしゃい!

第2回産業講話

第2回となる産業講話では、県産業振興局企業立地課の方々をお招きし、
『熊本県産業成長ビジョンの示す、本県の半導体・自動車・食品産業の基幹産業の展望を学ぶことで、
「マイスター・ハイスクールビジョン」の熊本県の創造的復興を支える産業人材の職業観・勤労観の育成を目指す。』
ことを目的に、以下について御高話頂きました。

 

●製造業・非製造業と各業種の理解
●本県の基幹産業と特徴(半導体、自動車等)
●地場・誘致企業と役割
●地元企業の魅力(リーディング企業、ブライト企業の紹介含む)
●情報収集の重要性 等

大変分かりやすい説明で、体育館に集まった2学年は、
メモを取りながらも終始顔を上げて聞いている姿が印象的でした。
1学年は、体育館の様子をビデオ通話を通じて各HR教室で拝聴しましたが、
各クラス共にテスト明けをもろともせず参加していました。

2年生にとってはインターンシップを控えていることもあり、動機付けも高まったようです。
また、1年生においても自身のキャリアについて考え始める機会になったとのことです。
素晴らしい御高話を頂いた企業立地課のみなさまに、心より感謝申し上げます。

211021_第2回産業講話集計結果等.pdf

 

第2回マイスター・ハイスクール事業推進委員会

令和3年10月20日(水)本校会議室で第2回マイスター・ハイスクール事業推進委員会を開催しました。

委員会にはマイスター・ハイスクール事業推進委員、管理機関、産業実務家教員、管理機関関係者、学校関係者の約40名が参加しました。

 

 はじめに、管理機関を代表して、熊本県立学校教育局課長、指定校を代表して本校校長がご挨拶をしました。

 

 

 つづきまして、「第1回評価アンケート結果」、「産業実務家教員による授業の進捗状況」、「企業実習の進捗状況」、「産業講話の進捗状況」、「企業視察の計画」、「教育課程の検討に向けた現教育課程の説明」、「高大連携・高大接続」等の取組について、学校側から説明を行いました。

 

 質疑のなかで、多くの事業推進委員の皆様からは、改善点やその方法、今後の取組への御助言や御支援をいただきました。

 

また、産業実務家教員の皆様から授業の感想や御意見をいただく機会もありました。

 

このように委員会は旺盛な議論となったため、準備していた、2時間があっという間に過ぎてしまいました。

 

事業推進委員の皆様をはじめ、参加していただいた皆様からは、本校への期待と暖かい御支援・御協力のお言葉をいただきありがとうございました。

(公財)日本教育公務員弘済会学校奨励金給付式

 令和3年10月13日(水)本年度から本校が文部科学省新規事業として指定を受けた、マイスター・ハイスクール事業に対して、(公財)日本教育公務員弘済会熊本支部から御来校され、研究奨励金の給付式が行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いただいた奨励金は、研究成果を高めるため有効に活用させていただきます。

今後とも御協力・御支援お願いします