日誌

工業化学科紹介

工業化学科卒業生 講演会

工業化学科卒業生 講演会
 3月22日(水)の午後に本校の工業化学科卒業の先輩方に来ていただき講演会を行いました。
来て頂いた先輩方は、

 ① 三井化学株式会社大牟田工場 古賀  涼先輩
 ② 
株式会社 オジックテクノロジーズ 前田  亮 先輩
 ③ 
旭硝子株式会社千葉工場 三嶋 結衣先輩
 ④ 旭硝子株式会社千葉工場 近藤  巧 先輩 の4名の先輩方でした。

 講演では、まず各会社の説明や仕事内容、会社に入っての経験談、先輩の高校時代、就職試験に向けて大切なこと等の話がありました。その後の質疑応答の時間では、本校の1・2年生から様々な質問がなされ、在校生にとって大変貴重な時間となりました。
 忙しい中、本校に来ていただいた先輩方大変ありがとうございました。

講演会の様子① 三井化学株式会社大牟田工場 
古賀  涼先輩


演会の様子②オジックテクノロジーズ前田 亮
先輩


講演の様子③ 旭硝子株式会社千葉工場 三嶋 結衣 先輩


講演の様子③ 旭硝子株式会社千葉工場 近藤 巧 先輩




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課題研究発表会

工業化学科の課題研究発表会

1月24日(火)に工業化学科の課題研究発表会を行いました。課題研究とは、3年生が自分達でテーマを考えて実験に取り組みます。新たな製品をつくったり市販品を自分達で手作りしたり、環境の分析を行ったり、またそれらを活かした地域貢献など色々なテーマに取り組んでいます。これまでやってきた実習を応用することも必要で化学がもっと好きになる時間です。

今年のテーマは

  ①手作りシャボン玉

  ②お菓子の着色料を取り出す

  ③灰の分析~落ち葉の可能性~

  ④有明海の砂鉄を使った研究

  ⑤ロケットの製作

  ⑥ガラスの製造と着色

  ⑦花しょうぶを活用した教材開発と地域貢献

 の7テーマでした。

 以下に実験の様子の写真を載せておきます。

①手作りシャボン玉
 テレビでよく見るような大きなシャボン玉をつくりました。



②お菓子の着色料を取り出す
 お菓子の着色料を取り出し、その着色料を使って毛糸を染めて比較しました。


③灰の分析~落ち葉の可能性~
 栗・桜・柿などの木の落ち葉の灰を色々な方法で分析しました。大学の実験施設も使わせて頂きました。


④有明海の砂鉄を使った研究
 砂鉄をとっていると所の写真です。砂鉄を集め、それを使って、メタルスライムを作ったり、いくつかの実験に取り組みました。



⑤ロケットの製作

 実際に火薬を使って飛ばし、約80m程飛ばすことができました。写真のものよりもっと大きいものも飛ばせます。

⑥ガラスの製造と着色
植物から取り出した灰を利用したり、配合する試薬を変えながら色々な色のガラスを造りました。



⑦花しょうぶを活用した教材開発と地域貢献
 花しょうぶの色素を取り出し、それらを利用した教材や色素増感太陽電池、LEDメッセージボードを作りました。

 
    摘み取ったはなしょうぶ   酸塩基を調べる教材

   
   色素増感太陽電池         LEDメッセージボード


 
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技能検定3級《化学分析作業》合格

技能検定3級《化学分析作業》合格

技能検定
3級《化学分析作業》


 平成28年度前期の技能検定試験において工業化学科3年の大坪遥香さんと永井裕美さんが技能検定3(化学分析作業)において県内で始めて合格しました。

特に永井さんは優秀な成績で合格した事により、優秀表彰を受けました。



下は平成29年1月8日(日)の熊本日日新聞に掲載された記事です。


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熊本県産業教育振興会 産学懇談会にて発表をしてきました。

産業教育振興会産学懇談会における生徒研究発表

平成28年度熊本県産業教育振興会産学懇談会
における生徒研究発表にて発表をしました

平成281124()に熊本学園大学で行なわれた熊本県産業教育振興会産学懇談会にて工業高校の代表として発表をしました。


                 発表している様子

 本校の工業化学科と共に阿蘇中央高校(農業高校代表)・球磨商業高校(商業高校代表)の発表もありました。




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熊本県工業高等学校生徒研究発表会にて

本県工業高等学校生徒研究発表会


本県工業高等学校生徒研究発表会にて

最優秀賞を受賞しました!
テーマ【花しょうぶを利用した教材開発と地域貢献】
【発表者】工業化学科3年
7人 

 鬼木  玲華(玉名中卒)、小畠   響(荒尾四中卒)、澤田  直哉(岱明中卒)、
 竹下  遼香(岱明中卒)、
田端  太一(荒尾海陽卒)、中尾  壮秀(腹栄中卒)、村上  安美(荒尾四中卒)

 



 平成281116()に崇城大学で行なわれた熊本県工業高等学校生徒研究発表会において工業化学科が最優秀賞を受賞しました。

 地元の玉名市で毎年5月に行なわれる花しょうぶ祭での花しょうぶの色素を用いて3つの課題研究に取り組みました。

まず1つは花しょうぶの色素がアントシアニン系の色素である所に着目した教材の開発をし、それらを地元の幼稚園、学童に出前実験に行き、子ども達に体験実習を行ないました。

2つ目に花しょうぶの色素を使って色素増感太陽電池を製作し、その発電を利用して玉名の観光に貢献するためにLEDメッセージボードを作製しました。

3つ目に花しょうぶの色素を利用してくまモンの携帯ストラップを作製して本校の文化祭で販売し、その売上金を熊本地震の復興支援金に寄付しました。

以上の3つ《教育・観光・復興》を玉名・熊本を元気にさせる3本の矢として発表を行い、本校として15年ぶりの最優秀賞を受賞する事ができました。



下の図は、11月17日(水)の熊本日日新聞の記事です。




【発表者の澤田君の感想】
 私たちの研究テーマは、花しょうぶを利用した教材開発と地域貢献でした。普段何気なく目にしている花しょうぶを分析し、花しょうぶの色素を用いた色素増感太陽電池の製作やpHによって色素の色が変わることを活かした教材の開発を行いました。出前実験では近くの小学校や幼稚園を訪問した際、子供達がとても喜んでくれ、研究に取り組んで良かったなと思いました。
 崇城大学で行われた生徒研究発表会ではとても緊張して失敗のないか心配しましたが、最優秀賞を受賞することができ、とても嬉しかったです。この経験を活かし、これからも地域貢献をしていきたいと思います。






 

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