理科部ブログ
【理科部】筆に全集中!!!荒尾干潟でマジャク釣りに挑戦!
6月17日(土)に4年ぶりの開催となった荒尾マジャク釣り大会に理科部が参加しました
マジャク(アナジャコ)は干潟の地下2mに巣を作っているため、筆を使って敵と間違えて押し上げて来るところを狙って捕まえます。
マジャク釣り名人の方にていねいに教えてもらい、マジャクをゲット
引き上げるタイミングが難しく苦戦しましたが、なんとか全員マジャクをつり上げることに成功しました。
釣り大会が終わった後は、高校生スタッフとしてアンケート書きや誘導のお手伝いをしました。
暑い中でしたが、荒尾の伝統漁法を学び、貴重な体験をさせていただきました。
【理科部】荒尾干潟に行こう! ~ プランクトン&ベントスを探せ!~
第1弾 講義&プランクトンの観察(岱志高校生物室)
6月2日、理科部では荒尾干潟保全・賢明理活用協議会会長の松浦弘先生を講師に迎えて、干潟学習に取り組みました。
まず、海と山のつながりや有明海について講義のあと、実際に干潟の泥の中のプランクトンを顕微鏡で観察しました。
何かのノープリウス幼生や植物プランクトンのケイソウが動く様子など、カニや貝が食べているミクロな生き物を観察することが出来ました。
第2弾 ベントス(底生生物)を探そう!(荒尾干潟)
雨が降り止んだので長靴を履いて荒尾干潟へGO!
干潟は風が心地よく遠くまで見渡すことができ、とても気持ちがよかったです。
大小いろんなカニを見つけましたが、見分けるのはとても難しかったです。
今日は荒尾干潟のミクロなプランクトンから手のひらサイズのカニまでいろんな生き物に出会うことが出来ました。
いろいろと教えてくださった松浦先生ありがとうございました。
【理科部】川遊び&メダカのふ化真っ最中
中間考査が終わり、理科部では海陽中学校近くの水路に生き物採取に行きました。
はじめは苦戦していましたが、いいスポットを見つけるとメダカやザリガニやエビを次々に捕まえていました。
暑かったのですが、身近なところにもいろんな生き物がいることを実感でき、まずまずの収穫に心地よい疲労感と達成感がありました。
そして、生物室では2年前に繁殖させたメダカたちの産卵が4月末から始まっています。
卵に黒い目が出来てきて、続々とふ化しはじめました。
5 mmほどの小さな稚魚の泳ぐ姿はとてもかわいく、癒やされます。
春夏は生き物の繁殖シーズンでもあり、動きが活発になる時期です。
皆さんも外に出て生き物の活動に目をこらしてみましょう。
おもしろい発見や素敵な出会いがあるかもしれませんね。
【理科部】荒尾干潟へ行こう!~ 春の渡り鳥の観察 ~
4月28日(金)、理科部で荒尾干潟に渡り鳥の観察へ行きました。
荒尾干潟では本格的な春の渡りのシーズンが始まり、1000羽以上の渡り鳥が干潟をにぎやかにしています。
潮が少し引き始めた干潟にシギやチドリがカニやゴカイを探して地面をつんつんつついていました。
シギ・チドリは保護色の茶色っぽい鳥が多いですが、望遠鏡や双眼鏡を使って鳥の種類を見分けます。
オオソリハシシギ、チュウシャクシギはくちばしが長くて見分けやすい鳥です。
キアシシギが走ってえさを探す姿がよく見られました。
コアジサシのオスが魚をくわえて求愛する「キッキイッ」という高い声がよく響いていました。
最後は貝殻を拾ったり、カニを見つけたり、久しぶりの干潟を歩いて楽しみました。
日本の干潟は埋め立てて開発が進んでしまっている所が多く、数千kmを渡る鳥たちにとってたくさんの生き物がいる荒尾干潟は貴重な休息場所です。
希少な生き物に触れて、貴重な荒尾干潟を少し知ることができました。
【理科部】ミニ研究発表会
理科部ではここ4ヶ月ほど1人1テーマでミニ研究を行ってきました。
カッテージチーズ、スーパーボール、ラムネ、琥珀糖、グミ、寒剤、シャボン玉、ニュートン振り子&テンセグリティ構造などそれぞれが興味がある研究テーマで実験・研究に取り組みました。
今週は4ヶ月のミニ研究の成果をまとめてそれぞれ発表しました。
それぞれの発表を聞いたり質問しあったりすることで、自分では気づかなかったことに気づくことができました。
自分で実験することでいろんな困難や失敗もありましたが、失敗から学んだことがたくさんありました。
これからの活動につなげていきたいと思います。
皆既月食観察会
11月8日(火)月に地球の影がかかって欠けていく皆既月食の観察を行いました。
望遠鏡や双眼鏡で月を見るとクレーターまではっきり見えました。
生徒たちは「ぎゃんキレイ」と美しい月を一緒に眺めながら天体ショーを楽しみました。
部分食(月が徐々に欠けていきます)
皆既食(暗く赤い月になりました)
部分食(満月に戻っていきます)
干潟へGO!第3弾 荒尾干潟探鳥会&海岸清掃
10月8日の世界渡り鳥の日にちなんで、10月10日(月)に荒尾干潟で探鳥会が開催されました。
心配していた天気も回復し、理科部の生徒たちが元気に参加しました。
秋の渡りは春のように多くないので、広い干潟に点々といる小さな鳥を歩いて探します。
係留してある船にキアシシギを1羽見つけました。
波打ち際にも小さなチドリ類がトコトコ走っていました。左がメダイチドリ右がシロチドリです。
冬羽は違いが分かりにくくて見分けが難しいです。
モズやセグロカモメも観察できました。季節は冬に向かっていることを実感しました。
野鳥観察の後はみんなで海岸のごみ拾いです。
風は強かったですが、暑くも寒くもない心地よい季節にみんなで干潟を歩いて、清掃活動をしてすがすがしい気持ちになりました。
夏休みわくわく実験教室「岱志塾」
夏休み恒例の岱志塾が今年も行われました。
荒尾市内の小学生4~6年生を対象に高校生が先生となり、体験学習を行います。
理科では「ふわもち!?スライム研究会」と「学べ!干潟生き物クイズ&自分だけのアンモナイトを作ろう!」、2つの体験を実施しました。
まずは普通のスライムを作ります。
次は理科部の研究成果「ふわもちスライム」です。
ふわふわもちもちのびーる感触をみんな楽しんでいました。
干潟クイズでは景品のお菓子をめざして皆で楽しみながら干潟の生き物について学びました。
クイズをやっている間に固まった石こうアンモナイトにそれぞれ好きな色をつけて持ち帰りました。
高校生は小学生からいろんな反応が返ってくることに戸惑いながらも、子どもたちとの交流を楽しんでいました。
高校生・小学生それぞれに夏休みの楽しい思い出の1ページになったことと思います。
書道の様子です。書道パフォーマンスを実施しました。1.5m四方の用紙に大きな筆で迫力のある字を書いていました。
干潟へGO!第2弾 干潟に棲む生き物を探そう!
6月17日(金)の部活動で荒尾干潟の生きもの観察に行きました。
長靴を履いて、潮の引いた干潟を歩いて生きものを探します。
干潟は夏真っ盛り!
無数にある穴からカニが出入りして、貝を踏まずに歩くのが不可能なほど生きものがたくさんいました。
生徒たちは小さなカニやゴカイ、マジャクの幼体やテッポウエビなど次々と生きものを捕まえていました。
イシガニとガザミ(ワタリガニ)の子どもです。
この日一番の大きなガザミが大暴れ!
食べたらおいしそう?!
荒尾干潟はたくさんの生き物が暮らす場所であることを改めて実感しました。
干潟へGO!~春の渡り鳥を見に行こう~
4月30日土曜日、新入部員と初めての野外活動で理科部が荒尾干潟で春の渡り鳥の観察を行いました。
北風が冷たかったですが、お天気も良く、気持ちよく海岸を歩きました。
渡り鳥がなかなか見つからず、歩いて探すと最も小さなシギ「トウネン」を新入生が見つけました。
距離を取って、望遠鏡と双眼鏡で観察します。
潮が引き始めるまで待っていると、南の方からシギ・チドリの群れがやってきて、干潟の地面を突ついてえさを探し始めました。
メダイチドリ(中央)とハマシギ
シロチドリがカニを捕まえたようです
ミユビシギが浅いところに小さな魚を運んできました。逃がさないようにしてるのかな
チュウシャクシギも長いくちばしで何か捕まえたようです。何度か落としたり拾ったりしていました。
コアジサシもホバリングしながら魚を探していました
この時期、渡り鳥たちが南のオーストラリアやニュージーランドから旅の途中で荒尾干潟に休息にやってきます。
荒尾干潟でおなかいっぱいして、あと1ヶ月もすると繁殖地のシベリアやアラスカに旅立っていきます。
やっぱり実際に生きている姿を観察するといろんな発見があって面白いですね。
荒尾干潟の豊かな自然を満喫することが出来ました。