校歌

翔陽高校校歌

~校歌解説~
 従来の校歌に於いては、冒頭の歌詞を名勝・風光の描写で始まる形が多いようです。
翔陽高校校歌の作詞に当たってはこの類型をさけ、歌い始めには「翔陽」の語感の特色を表すことで、そのインパクトをねらいました。

一番は ” 翔 ” をイメージしたものです。
   ” 清新の風切り裁ちて 飛び起つ羽音に時が舞う ”
  若者が未来の夢、希望、目標に向かって元気よく羽ばたく様子です。
二番は ” 陽 ” をイメージしたものです。
   ” 無限の陽光身に浴びて 岳見野大地に立つわれら ”
  太陽の光を全身に受け、洋々たる大地に希望を胸一杯に膨らませ立ち向かう様子です。
三番は 総合学科の理想や夢をイメージしたものです。

 翔陽高校を参観させていただいた折、単位制による自由な選択の道を以て「個性・創造性」を培う画期的な明朗学園の存在に感動をおぼえ、その気持ちを表したつもりです。創造は貴重な伝統を敬い学ぶことから始まることは言うまでもありません。「創造は模倣から」と言われる所以です。「温故知新」即ち伝統を敬いながら個性を磨き合うことにより、創造の花を咲かせようとする心を歌ったものです。

(平成8年:岩代 浩一)