10月6日(火)、住宅模型づくりが感動の最終回を迎えたその裏で、実習室ではもうひとつの素敵な「ものづくり」が行われていました。作業が早く終わった班や、ボンドが乾くのを待つ時間を活かして挑戦したのが、オリジナルの「六角形小物入れ」づくりです。
この小物入れは、高さが50mm・90mm・120mmの3パターンから選べるようになっており、特に120mmの深さがあるものは「ペン立て」としてもぴったりのサイズ感です。生徒たちは組み立てを終えると、紙やすりを使って一つひとつ丁寧に表面を研磨していきました。手で触れたときの心地よい肌触りにこだわり、何度も確かめながら念入りに磨き上げる姿には、建築科としての美意識と丁寧な手仕事が光っていました。
無事に完成した小物入れを前に、「家に持ち帰って自分の好きなものを入れたい!」と笑顔で語る生徒や、「お姉ちゃんや妹にプレゼントするんだ」と大切そうに愛でる生徒の姿が見られました。自分のために作る楽しさだけでなく、「誰かを想ってものを作る」という温かい気持ちを実感できたことは、生徒たちにとってものづくりの原点に触れる素晴らしい体験となったはずです。
水俣高校建築科では、技術...
1年生が情熱を注いできた「在来軸組構法(ざいらいじくぐみこうほう)」の住宅模型づくり。10月6日(火)の「工業技術基礎」の授業にて、ついに感動の最終回を迎えました!
今回は屋根の骨組みにあたる「小屋組み」の最終仕上げに挑戦。生徒たちは、屋根を支える斜めの部材である「垂木(たるき)」を一本一本、精度にこだわりながら丁寧に取り付けていきました。作業の途中、小屋束(こやつか)の高さがわずかに足りず垂木がうまく掛けられなかったり、進捗が少し遅れていた班があったりと試行錯誤の連続でしたが、仲間同士で知恵を出し合い、時間内にすべての班が無事に組み上げることができました。
完成した瞬間、実習室には弾けるような笑顔が広がり、自らの手で形にした生徒たちの表情は大きな達成感と自信に満ちあふれていました。
全4回の実習を通して、生徒たちは図面を立体にする楽しさだけでなく、現在座学で学んでいる「建築構造」の知識と実際の構造とを結びつけて深く理解することができました。頭で覚えた知識が手を通じて本物の学びに変わる——これこそが水俣高校建築科の実践的な学びの強みです。
これで「軸組模型づくり」の実習は一区切り...
建築科2年生が9月初旬、調合設計から練り混ぜまで自分たちの手で丁寧に行い、モールド(脱型用の型枠)から取り出した美しいコンクリートのテストピース。あれから約4週間、セメントと水の化学反応によってじっくりと強度を高めてきたコンクリートの強度を確かめる「圧縮強度試験」がいよいよ実施されました。
今回の実験では、校内に完備された最新のコンクリート圧縮試験機を使用し、各班が思いを込めて作成したテストピースに実際に限界まで圧力をかけていきます。丹精込めて作ったコンクリートが力強く押し潰されていく様子に、生徒たちからは「せっかくきれいにできたのに…」と少し名残惜しそうな声も聞かれました。しかし同時に、自分たちが計算した通りの設計強度がしっかり出ているのか、期待と緊張の交じる眼差しで試験機のモニターと試験体を見つめていました。
圧力が加わるにつれ、目に見えないほどの小さなひびが入り、やがてコンクリートが壊れていく劇的な瞬間――日常の建築物では決して見ることができない限界突破の挙動を、生徒たちは目と耳で克明に観察しました。試験終了後は、得られたデータを持ち寄り、計算通りの強度が得られたのか、水や骨...
{{item.Plugin.display_name}}
{{item.Topic.display_publish_start}}
{{item.RoomsLanguage.display_name}}
{{item.CategoriesLanguage.display_name}}