SGH講演会
本校体育館において、GLOBAL VISION 編集委員・東京大学国際社会科学専攻博士課程の星村聡史様を講師に迎え、御講演いただきました。
SGH指定校として、グローバルな学習への意欲を持ち、本校SGHの事業やグローバル人材に求められていることなどについて理解し、今後の学習に対する目標意識を高める機会とすることを目的に実施しました。
講演では、「誰が責任を負うのか」~グローバル時代の「境界と」「責任」という演題で政治的な問題への対応について深く考えさせられる内容の講演でした。また、多面的、多角的に物事をとらえることがいかに重要であるか学ぶことができました。
講演会後には、講師の先生との座談会の時間が設けられ、生徒たちが積極的に学ぶ姿がみられました。
生徒の感想より抜粋
◎学んだこと
・今まで社会の授業にでてきていた「グローバル化」について深く考えることができました。
・グローバル時代の到来によって責任を誰が持つかの問題が複雑化してきていることがわ
かりました。
・社会問題に対して自分には関係ないと無責任にならず、どの境界を重視し責任全体をどう
見出すかが重要だということがわかりました。
・周辺の状況によって、誰がどのように責任をとるかが変わってくるためよく考えてから自
分なりの結論をだすことが重要だと思いました。
・グローバリゼーションという言葉が生まれたのは冷戦という壁ができたからでグローバ
リゼーションは単に明るいというイメージを持っていましたが、そこには暗いことなど
悪いことも起こるということがわかりました。
◎これからの学校生活に活かしたいこと
・学校生活においても色々な場面で責任がついてくると思います。クラスや部活など様々あ
ります。そのような時責任をおしつけあったりするのではなく、みんなで支えあって乗り
こえたり協力しあうことが大切なのではないかと思いました。
・これからの進路選択の面で大きく関わってくるかもしれません。自分が進みたい企業も
グローバル化の流れを受けています。これから海外に勤務することや他の国の人と一緒
に仕事をしたりすることがあるかもしれません。高校生のうちに異文化を理解し、コミュ
ニケーション能力をつけておくことが重要だと思いました。