学校生活

カテゴリ:機械科

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol24 盛りだくさん!!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 1週間が経つのは早いものですね!前回の活動報告をする前に、次の活動が来てしまいました。今回は前回の分も一緒に・・・といきたいところですが、今回の活動が盛りだくさんとなっているので、お許しください。

 今回は、熊本県猟友会副会長(水俣市猟友会会長)の高橋様に来校していただき、水俣市の鳥獣被害の現状と使用している罠について講演をしていただきました。講演では捕獲頭数の話がでてきましたが、私たちが活動を始めた4年前と大きく状況が変わっていました。それは、シカの捕獲頭数が約3倍になったことです。令和元年度は255頭でしたが、令和3年度には729頭と爆発的に増えているので、シカの捕獲にも取り組む必要があります。また、講演には、水俣市役所から農林水産課課長の永松様をはじめ3名来校していただき、私たちの活動へ感謝の言葉をいただきました。

 今回はその他にも、熊本日日新聞さんとRKKさんが来校され、取材をしていただきました。いつお披露目されるかわかりませんが、分かったらすぐにお知らせするのでお待ちください。

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「水俣の課題について解決しようとしている人の講話を聞けて、とても貴重な経験をすることができた。最近では鹿の被害に悩まされているので、簡単で効率的な罠を作って対策されていたのですごいと思った。取材は緊張したけど、みんなで話し合いながら活動することができて良かった。今回は溶接が外れる失敗もあったので、次回はしっかり溶接する。」

       罠についての説明           農林水産課課長 永松様より  

     取材を受けている様子          イノシカハンターズ!!!

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol23 続・フレームが・・・

こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 前回は扉のフレームの寸法を間違えてしまい、フレームが傾いた状態で溶接してしまうという大きなミスをしてしまいました。今回はその修正とトリガー作成に取り組みました。

  フレーム修正は班員で試行錯誤しながら作業を行い、何とか傾きを戻すことができました。こういったミスをカバーする方法を考えるのも、ものづくりの楽しみの一つですね!
 トリガーは持ち手の加工と扉を支えるパーツを製作しました。あとは全てのパーツをつなげるだけなので、次回完成させます。
 次回は扉のストッパーを溶接したら、いよいよ完成です!4代目イノシカハンターズの1号機となりますので、お楽しみに!

 “それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「今回はトリガーの作成を行いました。箱罠をつくる班とトリガーを作る班の2班に分かれて作業を行いました。 今回反省すべき点は、全員が同じことをするのではなく、一人ひとりが次のことを考えて違う作業をすると、作業効率があがるとおもいました。同じことをすると何もできない人が出てくるので、その分が無駄だと思います。一人ひとりが動いて、人手が余らないようにしようと思いました。」

      前回の傾いているフレーム               修正後のフレーム

     フレーム切断中!               曲げ加工!棒を刺して曲げやすく!

   持ち手の加工前・加工後                扉を支える部品

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol22 扉のフレームが・・!?

こんにちは!!イノシカハンターズです!!

前回は「製作順調!!」というタイトルで投稿をしましたが、なかなか上手くいかないものですね・・・

今回は扉のフレームを溶接し、うり坊対策の鉄筋を溶接したら完成、というところでした。しかし、フレームを溶接してみると・・・なんと・・・フレームが曲がっている!!!

寸法を間違えて切ったようで、直角にならなければならないところが、写真のように曲がってしまいました。こうなると扉が上手く可動せず、外れる危険もあります。

 来週は手直しから行い、完成させます!次は寸法を確認し、仮組みを行ってから溶接をおこないます!


“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「今回の課題研究はグループを分けて作業を行いました。 トリガーを作る班と扉のフレームを作る班で、私はトリガーを作りました。トリガーが動いてトビラが閉まるまでの原理を見て、とても感動しました。」

本来は黄色い線のようにならなければいけませんが、水色の線くらいに傾いてしまいました(TT)

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol21 製作順調!!

 こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 体育大会の準備等で活動が無かったので久しぶりの活動となりましたが、今日は、製作の様子をご覧下さい。

 箱罠の製作は溶接作業がメインとなります。溶接は強い光が出るので、裸眼で見てはいけません。そこで「溶接遮光面」という保護具を使用しますが、イノシカハンターズでは「“自動”溶接遮光面」を使用しています。作業をしていない時はサングラス程度の明るさですが、作業時の強い光をセンサーが感知すると、自動で溶接用の暗さに調光してくれます。また、被って使用するため両手がフリーになり、溶接の精度や効率も上がります。

 この自動遮光面は、公益社団法人水俣・芦北地域振興財団地域振興事業により購入したものです。今年度も様々な工具等を購入させていただき、充実した活動になるよう頑張ります!

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「スポット溶接が難しかった。溶かしすぎないように最低限で溶接出来るようになりたい。皆で案を出し一つの目標に取り組むのは課題研究ならではだと感じた。」

「初めての道具を使いながら、溶接や曲げの作業をするのは、楽しかった。」

          溶接遮光面                    自動溶接遮光面

右が自動溶接遮光面

両手が使えます

     片手が使えるので、作業効率がUPします!

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol20 4代目...始動!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!イノシカハンターズも4代目となり、初めての活動は伝達式となりました!
 3月4日(金)に厚生労働省より「地域発!いいもの」の選定結果発表がありました。この事業は、各地域の企業・団体・学校で行われている「地域振興」や「技能者育成(人材育成)」などに役立つ特色ある取り組みを選定し、地域の活性化を図ることを目的として、平成28年度から毎年実施されている取り組みです。今年度も全国の応募の中から9つの団体・学校の取り組みが選定され、見事、イノシカハンターズの取り組みが選定されました。
 3月8日(火)には伝達式が行われました。熊本県職業能力開発協会専務理事・事務局長の岡田浩様が来校され、イノシカハンターズへ賞状と盾が授与されました。熊本朝日放送さん、熊本日日新聞さんにも取材をしていただきましたので、放送や記事をぜひご覧ください。次年度も引き続きイノシカハンターズの活動は続きますので、楽しみにしていてください!
 地域の課題は地域で解決できるようみんなで協力し、この美しい水俣を守っていきましょう!

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)
「この活動が評価されたことはとても嬉しかったです。今まで以上に責任感を持って活動を行い、後輩につなげられるよう活動を行っていきます!!」