2026年6月の記事一覧
令和8年度第1回学校運営協議会校長挨拶
令和8年度第1回学校運営協議会校長挨拶(6月17日)
〇皆様、こんにちは。本校2年目の校長の橋本岳範です。まずは、令和8年度の御船高校学校運営協議会委員をお引き受けいただき、感謝申し上げます。また本日は、ご多用な中、第1回学校運営協議会にご出席いただき、併せて心から感謝申し上げます。
〇今年度から本校の学校運営協議会の組織を少し変えさせていただきました。その理由は、2つあります。
〇1つ目は、この組織を御船町ならではの、「幼少中高大連携」を前面に出していくためです。従いまして、大変お忙しい中だと思いましたが、今年度から近隣の小学校の校長先生方に委員をお願いしました。地域の子どもたちを幼児から成年まで、地域の方々と一緒にしっかり見守り、育てていくために、意見を共有して成果もしっかり出せるようにしたいと思っています。
〇2つ目は、本校の応援団組織は主に4つありますが、それぞれの役割分担をもう少し明確にできたらと思ったからです。4つというのは、同窓会、育友会、御船高校魅力化コンソーシアム、そしてこの学校運営協議会です。それぞれ概要を説明します。
●同窓会は、長年物心両面で支えていただいています。様々な新たな挑戦が実現できつつあるのも同窓会のおかげです。昨年度から目指していたグローバル教育が今年度実現にこぎつけました。フィリピン生徒派遣プロジェクトやミフネコ・イングリッシュ・カフェが大きな例です。
●育友会も長年物心両面で支えていただいています。この育友会も組織を大胆に今年度変えました。昨年、学校の大きな課題を育友会役員の皆さまに、それこそ「曝け出し」ました。もう学校も限界と文字通り泣きついた形です。それらの課題解決を具体的に関わっていただけないかとお願いしたところです。せっかくだから学校運営協議会委員の皆さまにも情報共有のために課題についてご説明します。本校の3つの大きな課題、1つ目は生徒の遅刻が多すぎる点。遅刻は様々な事情で0にはならないことは重々承知しています。ただ「多すぎる」のです。学校も継続して指導していますが、もう限界。どうか遅刻減少を育友会の立場からお願いしたいと。2つ目は、交通指導について。バイク通学者が多い中、交通ルールを守れていない、マナーも悪い、事故も起きる。近隣からも苦情が多く来ます。登下校指導も粘り強くしました。交通に係る校長室での特別指導も本当に多く行いました。それでも、今の子どもたちは、自分は事故に遭わないと過信する傾向が強くあります。昨年9月に文科省が登下校時の通学路の見守りは学校以外が担うべき業務と整理した指針を出しました。よってこれも育友会にバイクの登下校状況を実際見て対策を考えてくれないかとお願いしました。3つ目は、朝ごはん抜き、弁当なしの生徒の増加についてです。家庭の経済的理由やお仕事の関係で、弁当なし、売店で買うこともできないという生徒がいる実態を知ってもらって、対応策を講じてもらえないかとお願いしました。結果、今年度から育友会中田会長と本校豊永事務長の尽力で既存の委員会を廃止して、遅刻減少を目指す「チーム朝活」、生徒に子ども食堂のような場面を定期的に開く「ミフネコKitchen」、安心安全の登下校を目指す「ミフネコセイフティー隊」という3つの育友会組織が立ち上がりました。本当にありがたい限りです。
●御船高校魅力化コンソーシアムは、県の指定を受けて昨年度途中から発足した御船高校を未来永劫しっかり存続させるために魅力化を推進する組織です。御船町と県が予算を折半してコーディネーターを雇って、現在多様な立場の方々と一生懸命取り組んでいます。
●そしてこの学校運営協議会です。そもそもこの組織は、法律に基づいて県が設置規則を定めて全県立高校で設置されています。目的は、「保護者、地域住民等の学校運営への参画並びに支援及び協力を促進し、熊本県立学校と保護者、地域住民等との間の信頼関係を深め、学校運営の改善並びに生徒、児童及び幼児の健全育成を図ること」と定められています。
〇委員の皆様には、学校運営に関する助言等だけでなく、評議員としての評価も請け負っていただきます。昨年度の第1回では、私は委員の皆さまに本校の実態を知っていただきぜひ広く宣伝してほしいとお願いしました。つまり、学校運営協議会は、助言・評価・応援の役割を担ってもらう組織と位置付けました。今年度は、もう一つ工夫したいと思っています。私は、地域とそれぞれの教育機関の人と人とが「顔の見える関係」になるようにしたいと思っています。我々関係者だけでなく、それぞれの学校の職員同士が、どこぞやで会っても、「〇〇さん、こんにちは」と言える関係です。例えば、「御船高校の〇〇先生が、若葉保育園の先生と顔見知りになる」とか、「木倉小学校の先生が、うちの〇〇先生と顔見知りになる」などです。とにかく、人と人とを繋げたいと心から思います。同じ御船っ子を育てている者同士で。幼少中高大の教職員と、地域の代表の方々、そして保護者会が、もっともっと顔見知りになることを促す組織になってほしいのです。委員の皆さまには、各所属の人同士が繋がるよう、行き来ができるよう仕掛けてください。どうかよろしくお願いします。
〇すみません、長くなりましたが、思いも込めて以上を第1回の校長挨拶としたいと思います。とにかく、将来AIに負けない御船の子どもたちを皆さんと一緒に育てていきたいと思っていますので、どうかよろしくお願いします。
以上
学校経営方針校長説明
〇学校の教育目標の冒頭は、昨年度と同じコンセプトですが、1点だけ追加しました。それは「全職員による参画と共同の指導体制のもと、幼小中高大~」と「幼」を追加しました。理由は、先程の挨拶で述べたとおりです。
〇本校の教育目標は育成する資質能力について、昨年度から変えたのは2点です。
●まず2つ目の冒頭に、「平和を希求し」を追加した点。それは昨今の世界情勢を考えると、絶対に必要な資質だなと思っているからです。平和を希求する精神の重要性は、昨年度も卒業式も含めて何度か生徒たちに話しました。また本校は、同窓会とともに殉難の碑を毎年10月25日に慰霊しています。学徒殉難を長きにわたって慰霊しているのは県下で本校だけです。先人の思いをこれからの船高生にも浸透させるのは私たちの使命だと思っています。
●次に3つ目を変えました。昨年度赴任して、本校はグローバル教育が進んでいないことを残念に思っていました。グローバル教育自体は、私が教員を志した時から目指したものでした。したがってなおさら本校で推進したい教育内容でした。しかしながら素地がない学校環境で一気に進めることは避けて、昨年度の教育目標には、まず「世界を意識する心」と入れ込んでじっくり準備してきました。そして今年度の目標には、「世界にも羽ばたく大きな志」と飛躍させました。英語を学びたい、異文化交流をしたいという生徒は本校に少なからず存在します。昨年度は、高校生県議会でそれを生徒が説明しました。そこで今年度からは学校組織にDX学校改革研究部を新設してグローバル教育推進担当も置きました。本校の弱点には英語系の部活や同好会がありません。そこで今年度設置を目指して、昨年度末準備を進めてまいりましたが、実現には至りませんでした。それでも同窓会や有志の先生方の尽力で、まずは英会話サークル的な集まりを始めることにこぎつけました。御船町教育委員会にお願いに行って、町が雇用しているフィリピン人ALT4人に定期的に来てもらって、放課後このシリウスベースでイングリッシュカフェを開催しています。生徒達も生き生きした表情で活動しており、それを見て私はやりたかったことがまた一つ実現したと涙が出るくらいうれしかったです。また同窓会長の熱い思いで始まった、フィリピン生徒派遣プロジェクトも7月末に実現します。
〇体験歴を重視した教育環境を作り、もっともっとワクワクドキドキする御船高校に。
昨年度から「ワクワクドキドキする御船高校へ」というテーマで学校活性化を始めましたが、このコンセプトが閃いたのは、2つのことがきっかけでした。1つ目は去年の4月1日赴任早々のアイス自販機のテレビ取材です。聞けば学校を元気にするために生徒会発案で様々な課題を解決しながら実現にこぎつけたということです。あのテレビ放送で以前勤めた熊高と西高が真似したいと連絡がありました。今年4月1日に熊高でもやっと設置できたと連絡がありました。熊高から真似される学校なのです。2つ目は昨年赴任早々、生徒会が校長室に企画書をもって直談判に訪れたことです。体育祭をいつもの体育祭でなくもっと盛り上げたいと。私が企画書の課題を指摘すると、本番はしっかり課題を解決して実現にこぎつけました。この生徒が学校を盛り上げる2つの企画がきっかけで「ワクワクドキドキする御船高校」を目指すことにしました。
●電子機械科主任も日本一おもしろい学科にしたいと言っていますし、芸術コースの先生方もコンテスト入賞や各種入賞を目指すより地域をもっと明るく元気にしたいという思いを持っています。普通科の先生方も生徒が学校行事や部活動で元気に楽しく高校生活を送ってほしいと思っています。その集合体が、『もっともっとワクワクドキドキする御船高校』です。熊本市内の人気の四校がありますが、そこに匹敵するくらいの学校に御船高校をしたいと思っています。進学実績ではない、学歴ではなく、体験歴で勝負です。貧富で体験格差が問題視される中、せめて高校時代は、等しく多くの体験をさせてあげたいです。もちろん、しくじりや失敗も含めてです。心に刻み込まれる体験は、その後の人生に必ず良い影響になります。生きる力となります。
したがって、今年度は、ワクワクドキドキするに「もっともっと」を加えて、「授業も学校行事も、もっともっとワクワクドキドキする御船高校へ」としています。委員の皆様、どうかその推進にお力添えよろしくお願いします。
◎以上で学校経営方針の説明を終わりますが、先ほども申しましたように、学校運営協議会の皆さまには、ご助言ご指導に加えて『人繋ぎ、職員同士の顔の見える関係つくり』にご協力よろしくお願いします。 以上
令和8年度宇城地区学校図書館事務職員研修会並びに令和8年度宇城地区学校図書館部会あいさつ
令和8年度宇城地区学校図書館事務職員研修会並びに令和8年度宇城地区学校図書館部会あいさつ(R8.6.2)
皆さん、こんにちは。御船高校校長の橋本岳範です。
本日は、令和8年度 宇城地区学校図書館事務職員研修会並びに学校図書館部会にご参加いただき、誠にありがとうございます。会場校として心より歓迎申し上げます。
さて、それぞれの学校で図書館運営において課題をお持ちのことと思います。中でも多くの学校で図書館に来る生徒が減っているということがあるのではないでしょうか。本校も藤本先生が一生懸命工夫していますが、なかなか改善には至っていないのが実情です。一人1台端末の普及により、図書館で調べるという行為が大きく減ったこともあるでしょうし、タイパという言葉に象徴されるように、時間をかけて物語や文章を読み込むというのを好まない生徒が増えたというのが大きな要因だと思います。さらにAIが身近になったことで、“まずAIに聞く”という姿勢が強まり、情報を吟味する力や、文章とじっくり向き合う力が弱まっていると感じる場面も増えました。
そんな中で思い出すのが、イーロン・マスクの少年時代の話です。時代の最先端をいく傑物の原点は図書館です。彼は壮絶ないじめに苦しんだ時期、図書館での読書に没頭することで心を保ち、世界への視野を広げたと言われています。本と向き合う時間は、ただ知識を得るだけでなく、内面を強くし、想像力を育てる力を持っています。これはAIでは代替できません。
各校で展示の工夫や授業連携など、さまざまな取り組みをされていると思いますが、図書館離れに対する決定的な打開策は、まだ見つかっていないのが現状です。だからこそ、今日の研修や情報交換の中から、新しいヒントや実践の種が生まれることを心から期待しています。
ちなみに、この会場は昨年度末にDXハイスクールの予算で整備しました。これも図書館に多くの生徒が来るようにした仕掛けの一つです。名前も「シリウスベース」としました。シリウスは、夜空で一番光り輝く恒星、シリウスからとりました。ここで体験学習、対話学習、探究活動を通して、生徒それぞれが自分の輝きを見つけ、未来を照らす力をつける、そういうことに挑戦する基地、拠点となることを願いました。
本日の先生方の学びが、宇城地区の学校図書館をさらに魅力ある場へと導く一助となることを願い、私のあいさつといたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
高校総体・総文祭・ものづくりコンテスト推戴式
高校総体・総文祭・ものづくりコンテスト推戴式(R8.5.22)
みなさん、こんにちは。
本日は、総体・総文祭、そしてものづくりコンテスト出場者に対して学校を上げて激励をする時です。
先行開催の競技は、明日から本番を迎えます。その他の多くの人たちは、来週末が本番ですね。電子機械科のものづくりコンテストまでは、あと3週間程あります。競技によってそれぞれですが、気持ちも高揚していることでしょう。上部大会の出場資格をなんとか獲得したいとか、普段の練習の成果を多くの人たちに見て感動してもらいたいとか、思いも様々でしょう。
結果より大事なことは、「全力でやり切ったかどうか」です。見ている者にも、全力で挑んでいる姿というのは感動を与えます。私だって、そういう姿を見れば羨ましくなるし、もう一度高校生に戻れたらなと思ったりします。実際間近で応援をしていなくても想像力を働かせてください。時間・場所は違えども、船高の仲間は、最後まで歯を食いしばって頑張っているだろうなと。きっと勇気が出ます。
ところで部活動参加者以外の人たちは今週末と来週末はどう過ごしますか。我らが船高を応援しに行ってください。今まで興味なかった分野でもいいです。見に行ってほしい。私は、総体の一部と総文祭に行きます。実は総文祭については、昨年度が初体験でした。これまでの人生、自らもですが教員になって顧問としての総体しか経験がありませんでした。昨年度は、総文祭の展示部門長、そして総合閉会式の講評挨拶を仰せつかったために、じっくり時間をかけてほぼすべてのステージ、展示を見ました。その感想はというと、まさに「感動」そのもの。なぜもっと早くに総文祭を見に行かなかったのかと悔やまれたくらいでした。皆さん、競技や披露に参加するだけでなく、応援者として会場に足を運んでください。船高の仲間が一生懸命頑張っている姿を見ることができるし、「自分史上新たな発見」というものにも出会えます。自分も何か挑戦してみようかなと思うはずです。そして実際挑戦してみてください。部活動に入ってください。
それでは先生たちも、船高生を精一杯応援しています。それぞれの場所で、それぞれの種目で輝いてください。船高生の健闘を心から祈ります。 以上
令和8年度 体育祭校長あいさつ
令和8年度 体育祭校長あいさつ(0509)
皆さん、おはようございます。
本日は、晴天に恵まれました。そのような中、御船町 藤木町長様、町議会 森田議長様、教育委員会 上杉教育長様、本校同窓会 徳永会長様、また中熊様をはじめ学校運営協議会委員の皆様のご臨席を賜り、保護者、ご家族のご観覧のもと、体育祭が開催できますことに心から感謝申し上げます。
また日頃から御船町の方々、その他各方面より本校の教育活動に対してご理解、ご支援を賜り、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。
さて本日は、先程申し上げました通り好天に恵まれて、歴史と伝統ある御船高校体育祭が開催できることを大変うれしく思っています。私は連休前から予報を何度も見ていました。連休前の予報では、この日は雨予報でした。それがどうでしょう。本校生の日頃の行いの良さか、私の祈りが効いたのか、次第に予報が変わり、このような晴天となりました。皆さん、各種目に元気いっぱい参加して青春のかけがえのない1ページを作ってください。
さて、今年の体育祭のテーマは、「『彩虹(さいこう)』~三色で最高の輝きを放つ~」と掲げて生徒会執行部が中心となって準備を進めてきました。先月から皆さんの声が校内にずっと響き渡ってきました。行進練習の精一杯の掛け声、校歌や生徒歌を大声で歌っている様子、応援団の掛け声と太鼓の音、本当にいいものです。皆さんの活気をじかに感じられて、私たち教職員も元気になっていました。やっぱり船高生は元気の源。そして今日本番、青団、赤団、黄団がそれぞれの力を結集して最高に輝いてほしいです。
1年前私は、御船高校は、授業も学校行事も『ワクワクドキドキする御船高校』で行くと宣言しました。それを受けて、生徒会執行部がこのコンセプトを1年間で広げてくれました。おかげで学校自体がパワーアップしたように感じます。私の実感です。今日の体育祭を船高全員で成功させて、『もっともっとワクワクドキドキする御船高校』にしていきましょう。
最後になりましたが、ご来場の皆様、本日はどうか船高生のはつらつとした姿を見てもっともっと元気になってください。どうかよろしくお願いします。