芸術コースブログ

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李白詩「秋登宣城謝眺北樓」

篆書の特徴である左右対称や縦長の文字構成など基礎を徹底して作品制作に取り組みました。

その中でも素早く伸びやかさのある線質や、墨のにじみやかすれなどを通して篆書にしかない美しさや力強さを更に表現しました。

臨 呉昌碩

私はこの作品を制作するにあたって、呉昌碩の力強い線や膨らんだり引き締まったりする字形の変化などの独特な形態を表現する事を意識しました。

私がこれまで取り組んできた呉昌碩の良さを伝えたいという思いで書きました。

刻字「蝶」

私は「鬼滅の刃」が好きで、特に胡蝶しのぶの大ファンです。

「蝶」という字は、そこから選びました。

背景も胡蝶しのぶをイメージして制作しました。

刻す作業は大変でしたが、思い入れのある作品になりました。

自作の言葉「努力」

私が3年間書道部として活動して一番大切にしてきたことを、これまでずっと取り組んできた木簡の書風を生かして書きました。

だんだん小さくなっていく構成になるように意識して書きました。

「墨縁」

私は書道を通してたくさんの縁ができました。

初めて帛書に取り組んだ作品です。

文字の骨格や墨量の変化、運筆の遅速も意識しました。

あとは「縁」という文字を目立たせたかったので「墨」を小さめに書きました。

岑参詩「和祠部王員外雪後早朝卽時」

私は、先輩が全国大会で日本一を獲られてから、私も日本一になるという目標ができ、高書展で絶対に最優秀賞を取ろうという強い気持ちを持って練習に励みました。文字の中に疎密をつくること、墨量の変化、右上がりの角度の統一を意識して作品制作に励みました。