日誌

校長室からの便り

今、熊聾では・・・(その249)

 先週28日は小学部写生会(予備日)でした。梅雨の中休みとなり、カンカン照りでもなく、薄曇りの空模様でしたので、絶好の日和となりました。

 昨年度から小学部の行事では雨が続いていましたので、やっと校外での学習が叶いました。(雨男、雨女の疑いが晴れた人もいるのでは‥)

 子供たちは事前に描こうと決めた動物の前に行き、画用紙と動物に視線を行ったり来たりさせながら写生に挑戦していました。しかし、動物によっては動き回ったり、水の中に潜ったままだったり、そっぽを向いて寝込んでいたりと、子供たちは最初のうちは苦戦している様子でした。作品は、以降授業の中で仕上げていくことになるでしょう。

 
令和3年6月2日         
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その248)

 現在では、新型コロナウイルス感染防止対策として、2メートル以上の対人距離を呼びかける「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」という言葉が定着しつつあります。

 しかし、この言葉は「人と人との社会的なつながりを断たなければならないとの誤解を招きかねず、社会的孤立が生じさせる」おそれがあることから、世界保健機関(WHO)では「身体的、物理的距離の確保」を意味する「フィジカル・ディスタンス(身体的距離)」に言い換えるよう推奨しています。

 先日、本校から保護者・職員向けに発信した学校安心メールでは、「身体的距離の確保」という文言を用いました。皆様お気づきだったでしょうか!?

 

令和3年6月1日         
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その247)

 5月27日(木)、火災避難訓練を実施しました。

 雨天でしたので、グラウンドへの避難は行わず、学部毎に分散し避難・集合した後、各クラスで事後指導を行いました。今回の訓練の目的は避難経路、待機場所、情報保障、支援体制等の確認と安全に避難するための行動や知識を身につけることが主な目的でした。事前に知らせての訓練でしたのでスムーズに避難できましたが、実際に火災が起きるときは時間や場所を教えてはくれませんし、天気も選びません。

 今回の訓練の反省を今後に生かし、対応していきたいと思います。

 
令和3年5月31日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その246)

 少し前のことになりますが、本校寄宿舎では新型コロナウイルス感染症対策に係る熊本県リスクレベルが「レベル5警戒警報」となったことを機に、通学路を変更して対応しています。

 以前は、盲学校の児童生徒さん達と同じく西側の出入口を利用していましたが、感染拡大のリスクを少しでも下げようという目的で、両校の子供たちの動線を離すことにしました。

 現在、本校の寄宿舎生は東側の玄関を利用し、グラウンドを沿うようにして登下校しています。昨年度までに第2グラウンドが整備されていたお陰で、スムーズに登下校ができていることは有難いことです。

 少しでも早く、盲聾両校の子供たちが同じ出入口を利用できるようになることを願うばかりです。

 
令和3年5月28日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その245)

 高校総体に出場する高3生の激励に行きました。先週はバドミントン部を、そして今週は陸上部を訪問し、選手たちへの言葉かけをしてきました。

 参加する生徒たちが自己ベストを出せば、準決勝・決勝に残れる可能性があるということです。当日の健闘を祈ります。私は応援には行けない分、自宅からエールを送ることにします。

 僅かな晴れの日の練習を心待ちにしていたのは高3生だけではなく、他の生徒たちも同じようで、練習に没頭していました。

 

令和3年5月27日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩