日誌

校長室からの便り

今、熊聾では・・・(その179)

【新型コロナウイルス感染防止について①】

 熊本県独自の緊急事態宣言発令から2週間余りが経ち、2月1日には55日ぶりに県内の新規感染者数が1桁台になったという報道がありました。

 県民の皆さんの日々の努力によって、感染防止の効果が少しずつ上がってきているように思いますが、私たち学校現場の空気感としては、まだまだ緊張感があります。今まで以上に基本的な対応(3密を避ける 手洗い・うがい 消毒 換気 等)をしっかり意識しながら取り組んでいるところです。

 長い忍耐が続くと思われますが、「感染しない・感染させない」ことを頭に置いて、一日一日を乗り切っていきましょう。

 
令和3年2月3日         
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その178)

以下、TV番組の紹介です。

 2月3日(水)、2月10日(水)いずれも〈午前9:00~9:10〉
NHK(Eテレ)の、障がいのある子供たちの多様性を理解する番組「u&i(ユーアンドアイ)」の中で、聴覚障がいをテーマに「きこえないって、かわいそう?」というタイトルで、東京都立大塚ろう学校の児童が出演します。

 https://www.nhk.or.jp/school/tokushi/ui/

2月3日の放送終了後には、同番組のホームページに動画がアップされるので、PCやスマホ等でいつでも見ることができます。

 

令和3年2月2日         

熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その177)

 雨のため順延になった幼稚部マラソン大会ですが、実施当日は前日の曇天が嘘のように、雲一つない青空となり、最高の会場コンディションでマラソン大会を迎えました。

 どこの幼稚園や保育園にも無いような、広々とした本校の運動場で、子供たちは最後まで一生懸命走り切りました。私はあいさつの中で、「最後まで走りをやめないで頑張って」と話しましたが、そのことを本当にやってのけてくれたことをとても嬉しく思いました。また、走っている途中、友だちに負けまいと競り合う場面や友達を応援する様子など、子供たちそれぞれの成長の一端を見ることが出来ました。お母さん方の応援も間違いなく子供たちに力を与えたと思います。最後までエールを送っていただきありがとうございました。

 今回、私は赤組(3歳児)青組(4歳児)の子供たちと一緒に、グラウンドを3周走りました。来年の目標は緑組(5歳児)の子たちと5周走り切ることです。

 
令和3年2月1日         
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その176)

 学校近くの「なかお画廊」で開催されている本校幼児児童生徒の作品展『いろとりどり展』にお礼かたがた行ってきました。

 『いろとりどり展』というネーミングのとおり、色鮮やかな絵画や陶芸品、立体オブジェ等、カラフルな作品が多く展示されています。

 展示会場が変われば、作品の印象がこんなにも変わるのかと思うくらい、立派に展示されていました。

 作品展示は今月31日(日)までです。お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

 プラス情報ですが、本校美術担当の大槻先生が製作された独創的な「アマビエ」も展示されています。私たちの目を引くこと間違いなしです。

 

令和3年1月29日        

熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その175)

 旧寄宿舎跡地に新たな運動場整備のための大詰めの作業が行われています。

 今週月曜日(25日)からは、10tトラックが出入りするようになり、手前の運動場側には保護のための鋼板が敷かれています。
 トラックは盲学校側から出入りするため、本校の授業等にはほとんど支障はありませんが、車両が行き来するときの子供たちの安全を第一に考えています。技術工芸棟の解体と併せて2カ所で大規模な工事が行われていますので、保護者の皆様におかれましても、安全な通行をお願いいたします。

 
令和3年1月28日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その174)

 熊本県障害児・者親の会連合会会長の坂田様が本校にお出でになり、「第3回障がい児者・家族の作文集」を応募者全員に御恵贈くださいました。

 今年で第3回目となる『ありがとう』をテーマにした作品集ですが、今号は入賞作品だけでなく、応募者全ての作品と特別寄稿「心耳を澄ます」(向野幾代先生:元奈良県立西の京養護学校長、元奈良大学講師)から成り立っており、幅広い年齢層の子供たちや施設の方々等による様々な感謝の思いが綴られています。

 これらの作品をとおして、子供たちからの感謝の思いや温かい心に触れるとともに、私たちの障がい児・者理解を更に深めることが出来ると思っています。

 本校保護者・教職員の多くがこの作品集を購入しています。(職員には私からお願いしたところもありますが…)

 子供たちの作文から元気をもらい、またその力を子供たちに還元できるよう日々努力していきたいと思います。

 
令和3年1月27日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その173)

 先週(1/21)は高等部1年生向けに、今週(1/25)は高等部2年生向けに厚生労働省委託事業「高校生就職ガイダンス」を開催しました。

 本校進路指導担当者や高等部職員による生徒向けの就職ガイダンス等も授業の中で行いますが、学校外から専門分野の方にお出でいただいて話をしてもらうことは、生徒にとっても教師側にとっても大変刺激となり、勉強させていただく機会でもあります。

 今回の研修では、あいさつの仕方やマナー、企業がどのような人材を求めているのか等、就職に向けての心構えを学びました。

 さて、企業経営者が高校生の採用で重視すること第1位~第3位は何でしょう?

 

 

 

令和3年1月26日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その172)

 明日は、幼稚部マラソン大会です。

 マラソンと言っても、もちろん42.195㎞を走る訳ではありません。

 赤組(3歳児)、青組(4歳児)はグラウンド3週(600m)、緑組(5歳児)はグラウンドを5周(1,000m)走ります。
 私は生憎これまでの練習の様子を見ていませんので、いきなり本番を見ることになります。子供たちは「最後まで走り切ること!」「転んでも泣かないこと!」を目標にしっかり頑張ってくれると思います。
 私は最後まで声援を送り続けることを約束します。

 
令和3年1月25日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その171)

 日本における学校給食は明治22年に始まって以来、全国各地に広がっていきましたが、戦争の影響などによって一時中断されました。しかし、戦後の食糧難による児童の栄養状態の悪化を背景に学校給食の再開を求める声が高まり、昭和22年から学校給食は再開されました。

 戦後の状況と現在を比べると、食生活を取り巻く環境は大きく変わりました。飽食の時代とも言われ、肥満傾向や食の偏りなど健康について懸念される点が多くみられるようになった今日、学校給食が果たす役割は大きくなっています。

 ちなみに、今週は「熊本の郷土料理や食材を知ろう!」をテーマにした給食週間で、熊本の豊かな海の幸、山の幸を活かした献立のオンパレードです。

 写真は20日(水)の献立で、宇城地域の郷土料理「びりん飯」です。仏事の際に出される精進料理で、絞り豆腐を炒めるときの音が「びりん、びりん・・・」と聞こえることから、名前が付けられたとか…。

 給食週間のこの時期に、御家庭でも食についてのお話をされてみてはいかがでしょうか。

 
令和3年1月22日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その170)

 本校美術部生徒が部活動の一環で、学校近くの「なかお画廊」に鑑賞に出向いた際、熱心に作品を鑑賞している本校生徒の姿に画廊の方が共感され、本校の子供たちの作品を展示してくださるとのお話をいただきました。

 幼稚部から高等部までの幅広い年齢の本校幼児児童生徒たちの個性あふれる作品約30点を以下のとおり展示していただくことになりました。機会があれば是非足をお運びください。


 場所:「なかお画廊」 熊本市東区佐土原1-13-2

 Tel. 096(368)9562

 Fax. 096(365)9025

 期間: 令和3年1月26日(火)~1月31日(日)

 時間: 正午~午後6時 (水曜日休廊)


令和3年1月21日      

熊本聾学校 校長 五瀬 浩