2019年9月の記事一覧
中央支所畜産共進会に参加!
9月20日(金)大津町の熊本県家畜市場で開催された畜産農協中央支所管轄の畜産共進会に熊農から生徒4名、職員2名、褐毛和種1頭で参加しました。
菊池郡市や熊本市から褐毛和種10頭、黒毛和種33頭、種馬7頭が参集し、素晴らしい家畜が出品されていました。今日の共進会は、11月に開催される熊本県畜産祭りの予選会を兼ねており、農家のみなさんも審査の始まるまでとても熱心に手入れされていました。熊農は褐毛和種1部に出品しました。せっかく共進会に参加したからと農家さんから出品された肉牛を共進会の会場で引く機会を与えていただき、4人とも頑張っていました。
また、飼料作物の品評会も同時開催で審査されており、熊農で今年4月に調整したイタリアンライグラスサイレージが名誉賞2席に入賞できました。熊農の褐毛和種「ひみ」号も、熊本県畜産祭りに出品できるようになったのであと1カ月半頑張って調教・管理をしていきます。
牛専攻生で人工授精の練習!
9月18日(水)の牛専攻の授業で「繁殖成績改善プロジェクト」の一環として、雌牛の生殖器を使った繁殖生理の実践学習を行いました。当日は、12名が2人1組でペアを組み、事前に頂いていた本物の子宮の観察を行いました。1頭1頭卵巣の状態や子宮の大きさも異なり、各部位の名称を付箋を貼って確認し、スケッチを行いました。さらに、後半は本物の精液注入器を使って子宮体まで注入器を挿入する人工授精の練習も行いました。
乳牛の親子判別はDNA鑑定で!(畜産科)
2学期がスタートして間もない9月3日に熊本乳牛農協の担当者が来校され、「マリーム」号のお尻の毛を数本採取して親子鑑定のためのDNA検査に持っていかれました。この子は、熊農で飼養しているお母さんの「ジャスパー」号から経膣採卵法で採取した卵子を体外受精法で培養して作成した受精卵から生まれた試験管ベビーなのです。「マリーム」号は9月29日に開催される熊本県乳牛共進会出場を目指して毎日子供たちが牛洗いや調教に頑張っています。
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