日誌

高等部より

人権学習「水俣病に関する学習会」

12月6日(金)5・6限目に人権学習の一環として、「水俣病に関する学習会」を行いました。

熊本県水俣病保健課の説明のあと、語り部として活動をされている奥羽さんが「みつこの詩」という紙芝居を交えて講話をしてくださいました。

・公害は起こる前に防ぐ。

・公害が発生したときは、被害が広がらないようにする。

そのために、企業や行政の取り組みだけでなく、私たち一人ひとりが正しく理解し、できることを実践していくことが、これから先の未来につながっていくことを考える時間となりました。

 今回の学習を通して、公害は健康被害や環境汚染だけでなく差別や偏見につながることなどを学び、生徒からは、「環境に負荷を与えないために自分は何ができるのか」、「自分も差別する可能性があるかもしれないから発言などに気をつけよう」など「これから」を意識した感想が出ました。