中学部より
地震避難訓練
11月22日(月)に、地震避難訓練を行いました。
実際の災害時は、屋外へ避難しますが、訓練当日は天候が悪かったため、今回は体育館への避難となりました。緊急放送が流れた後、幼児・児童・生徒たちは、指示に従って速やかに避難しました。
実際に災害が起きた時のことを考えて、助け合い、スムーズに避難することができました。
訓練の後は、災害時用の段ボールベッドの組み立て体験を行いました。各学部で1つずつ、ベッドの土台になる部品を組み立て、最後に、それを合わせて1つのベッドが完成しました。
完成したベッドを触ったり、実際にベッドに寝てみたりと、実際に防災用品に触れることができて、とても貴重な経験となりました。
いつ、どこで大きな災害が起こるか分かりません。今回の訓練で得たことを、今後の防災に生かしてもらいたいと思います。
中学部 文化祭の発表
10月29日(金)、2年に1度の文化祭が開催されました。今回は、新型コロナウイルス感染予防のためオンライン開催となりました。「つなげよう 個性あふれる笑顔の輪」という文化祭スローガンは、各学部が個性と笑顔あふれるステージ発表をオンラインでつないで輪を紡ごうという思いが込められています。
中学部では、「おでかけ!ふしぎ発見!」と題して、総合的な学習の時間で学習した内容をクイズ番組仕立てで発表しました。総合的な学習の時間では、公共交通機関の利用について学び、生徒たちが校外学習を実際に企画して行くという学習を行っています。ICカードの有用性、バスの時間や行き先の調べ方、車椅子でのバスの利用方法など、校外学習の企画を通じて学んだことを生徒たちがクイズにして、観客(中学部の保護者や関係者)を巻き込んでの発表を行いました。校外学習先などで撮影したVTRや生徒たちの演技も交え、実際のテレビ番組のように仕上がりました。練習では、「この台詞はもっと変えた方がいい」、「テロップは立てられた方がいいね」など、生徒たちが自ら意見やアイデアを出し、ステージ発表を作り上げてきました。当日は、練習を含めてこれまでで一番素晴らしい発表をすることができ、生徒たちは達成感と自信を感じている様子が見られました。
6月食育月間の取組
6月は、食育月間として、各学部の授業に本校の栄養教諭が参加し、食育に関するさまざまな取り組みがありました。
小学部では、給食後に出た一週間分の残さいを通し、「食品ロス」について学びました。1週間分の残さいなら一人で持てるといっていた児童は、残さいの重さを再現した道具(10kg)に触れた瞬間驚いており、「持てない」という言葉をもらしていました。
中学部、高等部では、厨房で使用する道具に触れ、その大きさや重さ、家庭にある道具との違い等について体験をしました。その中で、『食缶を直接火にかけて調理をしている』と誤解していた生徒がおり、新たな発見と驚く場面がみられ、興味・関心をもって体験する姿がありました。普段、何気なく食べている給食について、感謝の気持ちや理解を深めるよい機会となりました。
中学部だより No.9(11月9日号)
中学部では、定期的に3学年合同での道徳の授業を行っています。本校中学部は、1学級の人数が少ないので、こういった集団での授業は生徒たちにとって毎回刺激的な学びの場となっています。
11月4日(水)に、「会話を続けよう、楽しもう」という題材で「自分自身に関すること」、「他の人とのかかわりに関すること」の授業を行いました。本時は、会話をする際、他者への質問と応答に対する反応の仕方について考えることを主な学習内容として、教師同士のロールプレイを見たり、実際に生徒同士で会話してみたりして意見交換を行いました。生徒からは、「この話題を振ったら相手がどんな気持ちになるかを考えることが大切」「応答に対して、追い質問や肯定的なリアクションがほしい」といった様々な意見が上がりました。授業後にプロフィールシートを廊下に掲示したので、休み時間等に友達のプロフィールシートを読んで、本時で学習したことを踏まえながら友達同士で会話を楽しんでもらいたいと思います。
中学部だよりNo.8(8月6日号)
1学期の中学部生徒会の活動をご紹介します。
6月12日(金)、新入生歓迎会を行いました。生徒たちが中心となって、新入生が早く中学部生活になじめるようにと考えながら、内容等を計画、準備しました。始めに1人ずつ簡単に自己紹介をした後、「この人は誰でしょうクイズ」をしました。事前アンケートをもとに、「お菓子作りが趣味の人は誰でしょう?」などと中学部の生徒や先生たちについてのクイズを楽しみました。
7月3日(金)、生徒総会を企画、運営しました。文化図書委員会、保健体育放送委員会、生徒会からそれぞれ今年度の活動計画を発表し、お互いの活動計画について活発に質問や意見交換が行われました。「委員会で検討して後日報告します」など、集団としての対応を学ぶ非常に有意義な機会となりました。
生徒会の生徒たちは、コロナウイルス感染予防を念頭に置きながら、時間短縮や場の配置の工夫、活動内容の選定など一生懸命企画・運営をしていました。2学期も期待しています。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 仲山 加津恵
運用担当者
情報部