中学部より
中学部修学旅行に行ってきました!
11月13~15日の2泊3日、中学部3年生3名は広島県へ修学旅行へ行ってきました。
新幹線、広電、フェリーの公共交通機関を利用して、原爆ドームや宮島など広島県の観光名所を訪れました。
広島平和記念公園では、まず被爆体験伝承講話を聞きました。資料館では、瓦や一升瓶・釘の塊など「触る被爆資料」をご用意いただき、原爆の怖さ・恐ろしさについてじっくり触ったり見聞きしたりすることを通して学びを深めることができました。
2日目の宮島では厳島神社の大鳥居はもちろん、もみじ饅頭の手焼き体験・しゃもじ作り体験も行いました。
最終日は、大きな鉄板でみんなで広島お好み焼きづくり体験をしました。自分たちでゼロから作った広島お好み焼きはとても美味しくできました。
3日間通して観光客の多さに圧倒されながらではありましたが、天候にも恵まれ、充実した修学旅行となりました。修学旅行での学びをこれからの学校生活に生かしていきたいです。
中学部・高等部校内弁論大会
6月6日・7日に福岡県で行われる九州地区盲学校弁論大会の選考会を兼ねて、5月2日に校内弁論大会を行いました。これまで何度も原稿を推敲しながら、練習を積み重ねて当日を迎えました。自分の考えや思いをたくさんの人に伝えたり、他の人の発表を聞いていろいろな考えを知ったりすることができました。
学習報告会をしました。
総合的な学習の時間の1年間をまとめた学習報告会をしました。
今年度は「私たちの食と社会」というテーマで、様々な体験活動や実習を行いました。
今回は、その中でも、職場体験(2日間)と宿泊学習(1泊2日)について、一人ずつ報告と今後に向けた意気込みを発表しました。
Hさんは、職場体験でクッキー・パン作りをし、できるようになったことと課題をまとめました。また、職員の方から「様々な職場があるので、後悔のない選択ができるように色々な職場を見てほしい」というアドバイスがあり、今後への期待を述べました。
Fさんは、職場体験で利用者の方と一緒に散歩やカラオケ、清掃活動、読書をしたことを報告しました。職員の方や利用者の方と仲良く過ごすという目標も見事達成し、担当の方からの評価も好評でした。今後も健康に気を付けながら、色々な人とかかわって、頑張っていきたいとのことでした。
Yさんは、宿泊学習での体験活動を報告しました。わくわく座での歴史学習やトランポリン教室体験、クラフトタイルのコースターづくり、夕食の買い出し・調理など、様々な体験をしました。これからも色々なことに挑戦し、楽しく過ごしたいとこのことでした。
会場には保護者の皆様をはじめ、寄宿舎の先生方、他学部の先生方もたくさん来ていただきました。
参観の方から「職場体験や宿泊学習の様子が分かりやすくまとめてあって、良かった」「小学部から知っているけれど、こんなにもできることが増えて、お兄さんお姉さんになっていて、驚いた」などなど、沢山の感想をいただきました。本当にありがとうございました。
【中・高等部】新生徒会任命書授与式
1月に新生徒会役員選挙が行われ、中学部・高等部それぞれに新生徒会が発足しています。
2月1日からの任期開始を受け、校長先生より任命書を授与していただきました。
校長先生からは、
「先生たちからもアドバイスをもらうことはあるかもしれないけれど、生徒会は生徒が主体!盲学校を大いに盛り上げてほしい!!!」
と激励の言葉をいただきました。
中学部・高等部の新生徒会の活躍を大いに期待しています。
満喫!アイススケート体験
12月21日(木)、今年度も青年会議所の皆さんにご招待いただきアイススケート事業が行われました。平成10年度から続いている事業で、貸し切りのスケートリンクを贅沢に使用してのアイススケートの体験です。小学部から高等部普通科までの児童生徒が参加しました。
児童生徒たちは青年会議所の皆さんとペアになり、押してもらったり両手を支えてもらったりしながら、1時間夢中で滑っていました。アイススケートはなかなか体験できることではないので、このような機会をいただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。青年会議所の皆さん、本当にありがとうございました!
職場体験学習
12月上旬、中学部2年生は、職場体験学習が2日間ありました。実習先は、平成学園様(生活訓練)、ライン工房様(就労継続支援B型)といった福祉事業所や、熊本市動植物園様に受け入れていただきました。11月中旬から事前学習を始め、目標設定や実習先についての調べ学習、ビジネスマナー、挨拶の電話のやり方等について学んできました。当日は、慣れない環境の中でも生徒それぞれが一生懸命に実習に取り組んでいる姿がありました。貴重な経験の中で、自身の将来に目を向ける機会になったのではないでしょうか。
ありがとう作文 表彰式&作文発表会
令和5年12月9日(土)くまもと県民交流館パレアで第6回「障害児者・家族の作文発表会」が行われました。
会の最初にはくまモンがサプライズで登場し、表彰と作文発表を前に緊張している児童生徒たちの心を優しく解きほぐしてくれました。盲学校では毎年この「ありがとう作文」に応募しています。一人一人が感じている「ありがとう」の気持ちを、言葉で表現することの大切さ・素晴らしさを今年も強く感じることができました。
受賞した皆さん、応募した児童生徒の皆さん、素敵な作文をありがとうございました!
★☆最優秀賞☆★
小学部5年 Hさん「お父さん、大好き」
中学部2年 Iさん「家族へ」
☆★優秀賞★☆
小学部6年 Fさん「まちばあちゃんありがとう」
小学部4年 Tさん「たくさんのありがとう」
中学部2年 Hさん「寄宿舎の先生方へ」
高等部2年 Fさん「いつも支えてくれる母へ」
高等部3年 Tさん「お母さんありがとう」
KUNDE柔道体験体験会
11月10日金曜日
講道館と日本視覚障害者柔道連盟から講師の先生においでいただき、児童生徒向けの体験会を行いました。
小学部、中学部では受け身や技の指導、東京パラリンピック男子66キロ以下級で銅メダルを獲得した瀬戸選手からのお話をしていただき銅メダルを触らせていただきました。瀬戸選手と実際にKUNDE柔道を体験させていただいた児童生徒もいました。
高等部では講話をしていただきました。講道館からおいでいただいた講師の先生からは柔道の歴史、礼についてお話をしていただきました。瀬戸選手からは視覚障害に対する考え方について、自身の経験をもとにお話をしていただきました。最後にはパラリンピックの銅メダルも触らせていただきました。
長時間にわたり、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
文化祭 みんな素晴らしい発表でした!
今年度の文化祭、中学部は「情熱中学部」と題して、宿泊学習の様子を発表しました。それぞれの生徒が実際に調理したりナレーションを頑張ったりしました。
長崎県立盲学校中学部修学旅行団 来熊
10月5日(木)、長崎県立盲学校の中学部生徒3名と引率の先生方が熊盲に来校されました。一般学級の生徒は9月25日(月)に電話で交流し、中学部全体でも9月28日(木)にオンライン交流をして当日を迎えたので、目の前にお互いがいることを「本物だ~」と確認する姿も見られました。
対面交流では、1 自己紹介、2 すごろくトーク、3 フリートークを行いました。すごろくトークでは、「学校で好きな活動は何ですか?」や「好きな給食は何ですか?」というお題に答え、とても盛り上がりました。フリートークでは、好きな歌手やゲームの話をして共通点を見付け、心の距離がぐっと近付きました。
見送りをするときも最後まで手を振り続けていた生徒たちでした。
本校の一般学級の生徒は「対面交流は難しいと分かっているので、オンライン交流はこれからも続けたいです。」と希望を述べています。また交流できる日を楽しみにしています。
中学部宿泊体験学習
9月21・22日、1泊2日で宿泊体験学習に行ってきました。
1日目は「桜の馬場城彩苑」で熊本の文化や歴史について学び、午後からは宿泊施設に移動し、夕食・翌朝の食事の買い出し・夕食作りを行いました。
2日目は朝から自分のおにぎりを握り、午前中はトランポリン体験、午後からはタイルクラフト「コースター作り」に挑戦しました。
全日程公共交通機関で移動しなければならない中、雨予報でどうなることかと心配しましたが、ほとんど雨に降られることはありませんでした。
いつもなら家族がしてくれること、手伝ってくれることも、この2日間はすべて自分たちでしなければいけません。大変なところもあったと思いますが、友だちと役割分担したり先生と一緒に挑戦したりしながら見事やり遂げることができました。
学校に帰り着いた生徒たちは、疲れた表情を見せながらも達成感に満ちた表情をしていました。今回の貴重な経験を、今後の実生活につなげてほしいと思います。
宮崎県立明星視覚支援学校中学部の皆さんとの交流
6月16日(金)、明星視覚支援学校の中学部生徒3名とオンライン交流を行いました。あいうえお作文での自己紹介、クイズを交えた各校の学校紹介など、30分という短い時間でしたが充実した時間となりました。
生徒たちは、どうすれば自分や学校の魅力が最大限に伝わるかギリギリまで準備をして当日を迎えました。当日は顔を合わせることができた喜びでいっぱいの様子が見られました。声の大きさはもちろん、聞き手を意識した姿勢や大きな身振りを入れながら宮崎県まで思いを発信することができました。
次回は10月に行います。画面越しではありますが、また会えるその日まで楽しみに準備をしたいと思います。
中学部 総合的な学習の時間
中学部の総合的な学習の時間では、「私たちの食事と社会」をテーマに学習に取り組んでいます。
食に関する学習を行う中で、近隣の店舗で、フードドライブという食品の寄付活動があっていることを知り、各家庭から食品を持ち寄り、参加してきました。
集まった食品を触って確かめながら、回収箱に入れました。
乾麺や乾物を袋の上から触り、日頃食べている調理済みのものと大きさやかたさの違いに気づいたり、寄付される食品の種類の多さに驚いたりする様子が見られました。
中学部学部集会
5月2日・23日、中学部学部集会がありました。
今年度は、4月に新しく転入生を迎え、生徒4人・職員6人、計10人の中学部です。
学部集会では、お互いのことをより深く知るために、生徒会が企画した自己紹介クイズを行いました。アンケートで回答した一人一人の「好きなこと」「苦手なこと」「最近一番嬉しかったこと」をクイズ形式で出題し、誰のことか当てるクイズです。「最近一番嬉しかったこと」では、クラスメイトができたこと、トランポリンで遊んだこと、新しい○○を買ったこと(マットレス、ドラム式洗濯機、腕時計…)など、生徒や先生の知らなかった一面が次々と明るみになり大盛り上がりでした。
今年一年間、協力し合いながらよりよい中学部を目指して頑張ります!
宮崎県立明星視覚支援学校中学部との交流
11月16日(水)3限目、本校の共同教室棟にて、宮崎県立明星視覚支援学校中学部の皆さんとの交流を行いました。
はじめに行った「すごろくゲーム」では、3チームをつくり、それぞれサイコロを振り、止まったマスに書かれた課題にチームで取り組みました。「1日で好きな時間は?」「作りたい料理は何?」「好きなテレビ番組は?」など、チームの友達と譲り合いながら発表しあい、楽しみながら、お互いのことを知る良い機会となりました。
明星視覚支援学校文化祭の中学部発表を動画で見せて頂き、宮崎や熊本のことをたくさん調べられていて、本校の生徒たちは勉強になりましたと感想を述べていました。
最後の感想発表では、「楽しかった」「今後もまた交流したい」との言葉が聞かれるなど、1時間という短い時間でしたが、とても有意義な会となりました。 宮崎県立明星視覚支援学校の皆さん、本当にありがとうございました。
中学部A組工場見学(湖池屋九州阿蘇工場)
9月22日、湖池屋九州阿蘇工場へ見学に行きました。事前学習として、20日に芋掘り体験をしたり、21日にポテトチップ作りをしたりしました。
20日、大きなジャガイモが掘れて、甘夏さんはとても喜んでいました。
21日のポテトチップ作りでは、20日に掘ったジャガイモを使いました。洗ったり、ピーラーで皮をむいたり、スライサーで切ったり、いろいろな行程がありました。ジャガイモの表面のザラザラした感触、丸のままの大きさとスライスして薄くなったものとの比較、1つ1つ触って確認しました。スライスしたものはチップスメーカーにのせて、レンジで加熱しました。手作りのポテトチップも良い感じに仕上がり、市販のポテトチップのように、カリッと音をたてながら、美味しそうに食べていました。感想を聞くと、「おいしい。」と言っていました。
いよいよ、22日の工場見学。前日から「工場」と言ったり、当日いつもよりも笑顔多かったりして、それぞれ楽しみにしている様子がありました。バスで向かい、工場に近づくと、ジャガイモのニオイがしました。
まずは湖池屋の創立と熊本工場でのポテトチップ作りの行程の話と動画視聴がありました。説明の中で、盲学校の子どもたちのために特別に、ジャガイモを触る体験が用意されていて、2種類のジャガイモの大きさ、感触の違いを感じることができました。湖池屋という会社名は、小池和夫さんという創設者の名前からだそうです。
マイポテチ作り体験では、厚さの違うポテトチップの食べ比べをしたり、湖池屋さんのポテトチップの最初のフレーバーとなった”のり塩味”を作ったり、8種類のフレーバーを自分好みの味で調合して、思い思いのマイポテチを作ったりしました。その後は、事前にそれぞれ考えていた質問をして、「働くとは」についても触れました。食べたり、作ったり、質問をして関わったりと、楽しく勉強になる時間を過ごすことができました。
中学部A組生活単元学習 紙すき
9月の生活単元学習で、紙すきをしました。
紙すきには、様々な工程があります。①牛乳パックを洗って、水に浸す。②牛乳パックの表面の透明の紙を剥がして、ちぎる。③ちぎったものと水をミキサーにかける。④ミキサーにかけたものを紙すき枠に流して、成形する。⑤網とパルプを離して、乾かす。
1つ1つの工程を言葉にしたり、牛乳パックやパルプの感触を触ったりしながら、自分たちでやってみました。意欲的にやわらかいパルプの感触を触る生徒と触って険しい表情になる生徒と様々でしたが、回数を重ねるたびに慣れていき、牛乳パックを混ぜる時のミキサーの音をよく聞いていたり、透明の紙を剥がすことがうまくなったりしていました。
できた紙を使って、それぞれに普段思っていることを手紙に書いて伝え合い、伝えたことも手紙をもらったことも喜んでいるようでした。他にも、やわらかいパルプで、1学期にみんなで植えたトマトと胡瓜を作り、作品にしました。
牛乳パックを洗っているところです。
ー
牛乳パックの表面の紙を剥がしています。
手紙を受け取っています。
スイッチを押すとミキサーが動きます。(ミキサーとスイッチをつないでいます)
くまもと障がい者芸術展に出す作品です。
1学期終業式
久々の体育館での終業式でした。
式前に、九州盲学校弁論大会入賞と九盲体準優勝の表彰がありました。
式の後半で、先輩であり本校理療科の平井孝明教諭の講話があり、東京パラリンピック出場までの経緯と心境についてや、これからの柔道とのかかわり方についてなど、熱く語っていただきました。
夏休み直前に、一道を極めようとする先輩の話は、よい刺激になったようでした。
講和の詳細は、【公式】熊本県立盲学校 Instagram (ID kumamou1911)
に掲載
音声式投球パネル「おしゃべりボールぽん」
熊本大学工学部のボランティアサークル「ソレイユ」様より、音声式投球パネル「おしゃべりボールぽん」を贈呈していただきました。これは、揺れると音が鳴るボールを、壁に掛けられたパネルに投げると、当たった場所を音声で教えてくれるものです。
早速、本校中学部の生徒がそれを使ってゲームをしました。ボールが当たった場所が見えにくくても音声で教えてくれるので、弱視や全盲の子どもたちでも自分で把握しやすく、意欲的に取り組むことができました。今回、チーム対抗のゲームを行いましたが、大接戦で盛り上がり、とても楽しむことができました。また、学部全員でゲームをして楽しみたいと思います。
いつも盲学校の子どもたちのために、いろんな教材を開発してくださる熊本大学工学部の「ソレイユ」様に、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
中学部重複学級英語
中学部重複学級K君。
英語が大好きです。英語の歌や挨拶、物の名前を覚えることを楽しんでます。
校内放送
昼休みには校内放送をしています。毎回担当者がが変わります。今日は中学部F君と、高等部N君。
体育祭の案内、リクエスト曲の紹介をそれぞれしてくれました。
とてもアナウンスが上手です。
熊本市中体連柔道大会個人戦出場
中学部3年藤原君が、中体連柔道大会男子60kgの部に出場しました。
会場は、多くの選手と関係者で熱気。
試合前には緊張。試合開始、強気で積極的に攻め仕掛け、いい試合運びでしたが、残念ながら敗戦。
悔しさをバネに、次回の大会に向け、さらに稽古に励んでほしいです。
柔道稽古!中体連目前!
日曜日は、熊本市中体連柔道大会に中学3年の藤原君が出場します。
東京パラ柔道出場平井先生、学生日本一経験者木原先生、担任であり柔道経験者である東川先生3人に、打ち込み。
ハードな稽古に気力を振り絞り、弱音を吐かずに挑む姿勢が素晴らしかった。この努力が試合での自信と気迫につながることでしょう。
がんばれ!
火災避難訓練を実施しました。
本校2階から出火したとの想定で、火災避難訓練を実施しました。グラウンドにて避難が完了した後、水消火器を使って消火訓練も行いました。あらためて防災意識を高めることができました。
中学部重複学級掲示板
野菜の苗を買いに行った様子や、苗を植えたときの様子が掲示板に掲載されています。
「やさいの苗をかいました」
「とれたていちばに いきました」
「土や葉をたくさんさわったよ」
「球根をぬいたよ!」
きのこ・紫陽花
校庭の芝の上に大きな丸いふわっとしたものを発見。
きのこがニョッキとはえてました。
名前はなんなのでしょうか。
中庭には紫陽花も咲いています。
雨に濡れて美しいです。
中学部 1年ENGLISH
Do you like〜?
英会話のキャッチボールを楽しそうにやってました。
お気に入りの洋楽にもノリノリでした。
中学部重複学級自立活動
ボールを胸の下に置いて、上体を起こす訓練をしています。頑張ってます。
中学部・高等部 合同弁論大会
4月28日(木)に、共同教室で中学部・高等部合同校内弁論大会が行われました。この大会は、6月上旬に行われる九州地区盲学校弁論大会(九盲弁)の校内選考もかねて実施したものです。
当日は、高等部1年岩佐さんのスムーズな進行のもと、総勢18人の生徒が自分の考えや思いを熱く伝えてくれました。弁論のテーマは自由です。自分の夢や、学習で頑張っていること、趣味などについて、一人一人の思いが詰まった内容で、参加された保護者や職員も生徒たちの主張に引き込まれ、聞き入っている様子でした。
「言葉にして伝えること」「他の人の見方や考え方を知ること」の大切さを改めて感じられる大会となりました。
生徒心得(校則)、服装規定
生徒心得(中学部生徒心得(中学部).pdf)
服装規定(中学部、高等部普通科)服装規定.pdf
幼稚部修了証書授与式 小学部・中学部卒業証書授与式
3月11日金曜日
令和3年度の幼稚部修了証書授与式並びに小学部・中学部卒業証書授与式を
行いました。
本年度の幼稚部修了生は、1名
小学部卒業生は、 3名
中学部卒業生は、 2名
でした。
天候にも恵まれ、心地よい青空の下で修了生・卒業生を送り出すことができました。
修了生・卒業生のみの参加でしたが、在校生からのあたたかい送辞のビデオメッセージが届きました。
答辞では、各学部でそれぞれの思い出を語ったり、今後の目標を発表したり、これまでお世話になった保護者や先生に向けて感謝の気持ちを伝えたりすることができました。
立派なその姿には、多くの方が感動され、成長を感じられたことと思います。
これまでの学びを胸に、それぞれの進学先で頑張ってください。
生徒心得(中学部)・服装規定
中学部 長距離走記録会
12月10日(金)の3~4時間目に中学部と高等部で長距離走記録会を行いました。
この日に向け、1か月にわたって体育や自立の時間で長距離走やウォーカーでの練習に一生懸命励んでいました。
当日は、保護者方をはじめ、たくさんの声援を力に変え、全員が練習よりも早いタイムで走ることができました。
走り終えた後は、最後まで走りぬいた喜びや達成感にあふれた表情で、生徒たちの自信にもなったと思います。この経験を活かして、今後も目標をもって活動に取り組んでいきます。
地震避難訓練
11月22日(月)に、地震避難訓練を行いました。
実際の災害時は、屋外へ避難しますが、訓練当日は天候が悪かったため、今回は体育館への避難となりました。緊急放送が流れた後、幼児・児童・生徒たちは、指示に従って速やかに避難しました。
実際に災害が起きた時のことを考えて、助け合い、スムーズに避難することができました。
訓練の後は、災害時用の段ボールベッドの組み立て体験を行いました。各学部で1つずつ、ベッドの土台になる部品を組み立て、最後に、それを合わせて1つのベッドが完成しました。
完成したベッドを触ったり、実際にベッドに寝てみたりと、実際に防災用品に触れることができて、とても貴重な経験となりました。
いつ、どこで大きな災害が起こるか分かりません。今回の訓練で得たことを、今後の防災に生かしてもらいたいと思います。
中学部 文化祭の発表
10月29日(金)、2年に1度の文化祭が開催されました。今回は、新型コロナウイルス感染予防のためオンライン開催となりました。「つなげよう 個性あふれる笑顔の輪」という文化祭スローガンは、各学部が個性と笑顔あふれるステージ発表をオンラインでつないで輪を紡ごうという思いが込められています。
中学部では、「おでかけ!ふしぎ発見!」と題して、総合的な学習の時間で学習した内容をクイズ番組仕立てで発表しました。総合的な学習の時間では、公共交通機関の利用について学び、生徒たちが校外学習を実際に企画して行くという学習を行っています。ICカードの有用性、バスの時間や行き先の調べ方、車椅子でのバスの利用方法など、校外学習の企画を通じて学んだことを生徒たちがクイズにして、観客(中学部の保護者や関係者)を巻き込んでの発表を行いました。校外学習先などで撮影したVTRや生徒たちの演技も交え、実際のテレビ番組のように仕上がりました。練習では、「この台詞はもっと変えた方がいい」、「テロップは立てられた方がいいね」など、生徒たちが自ら意見やアイデアを出し、ステージ発表を作り上げてきました。当日は、練習を含めてこれまでで一番素晴らしい発表をすることができ、生徒たちは達成感と自信を感じている様子が見られました。
6月食育月間の取組
6月は、食育月間として、各学部の授業に本校の栄養教諭が参加し、食育に関するさまざまな取り組みがありました。
小学部では、給食後に出た一週間分の残さいを通し、「食品ロス」について学びました。1週間分の残さいなら一人で持てるといっていた児童は、残さいの重さを再現した道具(10kg)に触れた瞬間驚いており、「持てない」という言葉をもらしていました。
中学部、高等部では、厨房で使用する道具に触れ、その大きさや重さ、家庭にある道具との違い等について体験をしました。その中で、『食缶を直接火にかけて調理をしている』と誤解していた生徒がおり、新たな発見と驚く場面がみられ、興味・関心をもって体験する姿がありました。普段、何気なく食べている給食について、感謝の気持ちや理解を深めるよい機会となりました。
中学部だより No.9(11月9日号)
中学部では、定期的に3学年合同での道徳の授業を行っています。本校中学部は、1学級の人数が少ないので、こういった集団での授業は生徒たちにとって毎回刺激的な学びの場となっています。
11月4日(水)に、「会話を続けよう、楽しもう」という題材で「自分自身に関すること」、「他の人とのかかわりに関すること」の授業を行いました。本時は、会話をする際、他者への質問と応答に対する反応の仕方について考えることを主な学習内容として、教師同士のロールプレイを見たり、実際に生徒同士で会話してみたりして意見交換を行いました。生徒からは、「この話題を振ったら相手がどんな気持ちになるかを考えることが大切」「応答に対して、追い質問や肯定的なリアクションがほしい」といった様々な意見が上がりました。授業後にプロフィールシートを廊下に掲示したので、休み時間等に友達のプロフィールシートを読んで、本時で学習したことを踏まえながら友達同士で会話を楽しんでもらいたいと思います。
中学部だよりNo.8(8月6日号)
1学期の中学部生徒会の活動をご紹介します。
6月12日(金)、新入生歓迎会を行いました。生徒たちが中心となって、新入生が早く中学部生活になじめるようにと考えながら、内容等を計画、準備しました。始めに1人ずつ簡単に自己紹介をした後、「この人は誰でしょうクイズ」をしました。事前アンケートをもとに、「お菓子作りが趣味の人は誰でしょう?」などと中学部の生徒や先生たちについてのクイズを楽しみました。
7月3日(金)、生徒総会を企画、運営しました。文化図書委員会、保健体育放送委員会、生徒会からそれぞれ今年度の活動計画を発表し、お互いの活動計画について活発に質問や意見交換が行われました。「委員会で検討して後日報告します」など、集団としての対応を学ぶ非常に有意義な機会となりました。
生徒会の生徒たちは、コロナウイルス感染予防を念頭に置きながら、時間短縮や場の配置の工夫、活動内容の選定など一生懸命企画・運営をしていました。2学期も期待しています。
中学部だより No.7 (5月18日号)
中学部では、例年近隣の東町中学校と交流会を行っています。その時、東町中学校の生徒さんたちが驚かれることの一つが、点字で学習する生徒たちの教科書の厚さです。
2年生の英語の教科書を例に取ると、一般の教科書は7ミリの厚さですが、点字の教科書は3冊で合計12センチです。点字の大きさや行の間隔などが決まっているので、これだけの厚みになるのです。
では、3年生の英語の教科書の厚さはどうでしょうか?学年が上がると英文の量がぐんと増えます。15センチ?20センチ?答えは同じ12センチです。
厚みが変わらない理由は、点字の英語独特の「縮約語」です。これは、英語を速く読むために作られたものです。例えば、「but」は「b」、「people」は「p」で表します。ほかにも、色々なルールで単語を短く書き表すことで、1枚の紙により多くの英文を書くことができます。
点字使用の生徒は、2年生から縮約語を学びます。正しいつづりと縮約語で書くつづりと2重に覚える大変さがありますが、読むだけでなく書く時間も短縮できるので、とても便利です。2・3年生の皆さん、毎日少しずつ練習してマスターしていきましょう!
縮約語の学習がない生徒の皆さんも、教科書やテレビ、ラジオなど身の回りの英語にたくさん触れて、楽しく勉強を続けてください。
6月の学校再開まで2週間です。また一緒に楽しく学習できる日まで、生活リズムや体調をしっかり整えておきましょう。
(文責:中学部 渡邉幸美)
中学部だより No.6(5月14日号)
ホッと一息、頭の柔軟体操です。
「一般的な円柱の缶コーヒーにおいて、底面の円周と缶の高さでは、どちらが長いですか?」
答えは「円周の方が長い」です。これを実際に確かめるには、4本の缶を準備します。缶を3つ隙間なく並べたときの横幅と、缶の高さ(缶を横に倒して比べる)を比べると、缶3つの横幅の方が長いことが分かります。つまり、
(缶の高さ)<(底面の直径)×3<(底面の直径)×(円周率)=(底面の円周)
となります。面白いですよね。説明を聞くと簡単ですが、これを思いつく人は本当にすごいと思います。
コロナで自粛の日が続きますが、みなさんも身の回りの面白いことを調べたり、時には見つけることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
文責:中学部 東川堅一
中学部だより No5(5月13日号)
家庭科を担当しています、南です。私が休校になってから痛感していることは圧倒的運動不足感です。昨年までは、体育の授業にも補助として参加しており、ラジオ体操、5分間走、なわとびや球技、マット運動、持久走など、生徒と一緒に取り組んでいました。休校によって、今まで当たり前だった体育の授業がなくなり、運動する機会が減ってしまったことは、やはり心にも体にも影響しているなぁと感じました。
そこで、自宅で、プランクと呼ばれる体感トレーニングや腹筋・背筋などの筋トレ、ラジオ体操を意識して行っています。軽く汗をかく程度のものですが、やはり運動すると気持ちがいいですね。固まった筋肉が伸びる感覚がとても好きです。プランクの持続時間が伸びると達成感が味わえます。
「コロナ太り」という言葉も目にするようになりました。運動量が減ったなら食事の摂取量を減らせば太らない、という考え方もあるかもしれませんが、食べることが好きな私にとって、食べることを制限することはストレスなので、運動で調整をしていきたいと思う今日この頃です。
中学部だより No.4(5月11日号)
こもりがちな日々に一石を投じるべく、思いついた歴史名前遊びです。
「自分の苗字で、歴史上の人物って誰だろう ~一文字ずつ分解!~」
「ふ」…福沢諭吉、フランシスコ=ザビエル など
「な」…夏目漱石、ナポレオン など
「お」…織田信長、大久保利通 など
感動したり、意外性を感じてみたり。「これ習ったなあ」なんて懐かしい気持ちになりつつ、歴史上の人物に親近感を抱いたり、思いを馳せたりしてみてはいかがでしょうか。
文責:中学部 舩尾
中学部だより No.3
中学部だより No.3 (5月8日号)
外出自粛が長期化しているため、ストレスが溜まり、コロナ疲れに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そこで今日は、私のおすすめの曲を紹介しようと思います。
チャイコフスキー作曲の「くるみ割り人形より 花のワルツ」という曲です。
この曲はバレエ音楽のみならず、単独のオーケストラ曲としても絶大な人気を得ています。
クラシック音楽の中で私が一番大好きな曲です。聴いているととても幸せな気持ちになれます。ぜひみなさんも聴いて音楽に癒されてみてください。
中学部 坂井 鈴奈
中学部だより No.2
中学部だより No.2(5月1日号)
「みなさん、元気ですかー!元気があれば何でもできる。」
盲学校のアントニオ英紀(えいき)こと、園田英紀(そのだえいき)です。
私から、心に残る言葉、またそれが、生きる活力になっていることをお伝えいたします。
その言葉とは「願生る」です。「願い生きる、願われ生きる」の意味をもっていて、「がんばる」と言います。私が以前、落語家露の新治(つゆのしんじ)さんの公演にて聴いた言葉です。「頑張る」は、突っ張っていつ切れてもおかしくない状態で生きづらいとのことで、願い生きる、願われ生きる自分でありたい、みなさんにもそう思い願生(がんば)ってほしいと思っています。
今は命を大切に、自分の命、家族の命、世界の人々の命を大切に、一人一人ができる願生(がんば)りをしていきましょう。
1、2、3、ダー!
文責:中学部 園田 英紀
中学部便り(第一回目)
中学部の生徒の皆さんは、元気に過ごしていますか。
自宅で長期間過ごしている人たちの中で、いろいろなストレスがたまり、精神的にも肉体的にも疲れが蓄積していく「コロナ疲れ」が広がっているようです。
臨床心理学の先生によると、ストレスをためない生活をするためには、以下の2点について意識して生活すると良いそうです。
(1)1日の時間割を作る
・午前9時頃から1コマ45分程度とし、休み時間を15分設ける。
・1時間毎の内容は、自分で決めたり、家族の人と決めたりする。
・5教科以外の内容も取り入れる。特に、家庭科、体育は必ず1日の中で取り扱う。
・休み時間は、家族との談話、間食(おやつ)を行ってもよい。
【5教科以外の内容の例】
・体育では、ストレッチ・体操・縄跳び・散歩等
・技術・家庭科では、掃除・洗濯・ご飯作り・育児(兄弟と遊ぶ時間)等
・音楽では、曲の歌唱・鑑賞等
・美術では、粘土遊び・モノづくり等
・その他に、DVD鑑賞や読書の時間を設けても良いそうです。
(2)家の中で、勉強、休憩、遊びをする場所をそれぞれ決める。
・勉強をするための机、テレビを見るためのソファ、遊ぶための場所など、場所ごとの役割を自分で決めて、過ごすようにする 等
時間と場所のメリハリをつけて生活をすることで、ストレスがたまりにくくなるということでしょう。この長期休業中に、是非試してみてはいかがでしょうか?
(文責 中学部 澤)
中学部総合発表会「希望」
2月22日(金)に、中学部の総合的な学習の時間「希望」の発表会を行いました。
発表テーマは以下の2つでした。
・「熊本と世界~4つの国の食べ物について~」(重複障がい学級)
・「熊本と世界~イギリスと韓国にズームイン~」(一般学級)
生徒達は今年度「熊本と世界」をテーマに取り組んできた内容を整理し、気付きや発見、それぞれの考え等をまとめて発表しました。重複障がい学級の発表は、それぞれが得意なことや自立活動で取り組んできたことを活かし、ピアノ演奏や見本合わせなど実演を交えながら行いました。一般学級の発表は、アンケート結果をもとにした考察や参観者参加型のクイズなどの工夫を凝らした内容で行いました。
参加いただいた保護者や校長先生、寄宿舎の指導員の方々、ありがとうございました。
修学旅行に行ってきました
10月18日(木)~10月19日(金)の2日間、福岡方面へ修学旅行に行ってきました。
公共交通機関(新幹線、地下鉄)を利用したり、グループに分かれて博多座や劇団四季で観劇したり、九州国立博物館で体験的な学習をしたりと、とても有意義な体験ができました。
生徒達は、日常ではなかなか経験することのない活動に胸を躍らせながら、分からないところを尋ねたり自分からいろいろなものを触ったりして、意欲的に学ぶことができました。
体育祭に向けて
中学部の生徒は、競技への参加はもちろんですが、体育祭の運営でも役割を果たします。体育祭実行委員会として閉会宣言を担当したり、放送委員会として競技のアナウンスをしたりと、中学生としての役割を果たす姿をぜひご覧ください。
また、応援団の副団長としても頑張る生徒もいますので、そちらもぜひご注目ください!
東町中学校との交流を行いました
毎学期に1回を目安に実施している東町中学校との交流を行いました。初めのうちは少し緊張も見られた生徒達でしたが、交流が進むにつれて賑やかな笑い声や会話が生まれていました。今回は下記のような流れで交流を実施しました。
・盲学校の紹介
・東町中学校の紹介
・点字の説明&点字名前カード配り
・ボール渡し自己紹介ゲーム
・グループ毎にSTT(サウンドテーブルテニス)、「箱の中身はなんだろな」クイズ、白杖歩行体験
・感想発表
点字競技大会を行いました。
中学部の一般学級の生徒を対象にして、校内点字競技大会を行いました。
点字を使って学習している生徒にとって、点字を早く打ったり読んだりできることは大切なことです。この技能を高めるため、競技会では以下の4項目について実施しました。
①50音書き・・・2分間で50音を書く。
②転写・・・与えられた文章をそのまま写し取る。
③聴写・・・文章を聞き取って書く。
④速読み・・・1分間で、与えられた文章を声に出してできるだけ速く読む。
競技大会後、生徒は「前回よりもできた!」「速読みはやはり右手が苦手だ」「緊張した」といった感想を話していました。
熊本県教育情報システム
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管理責任者
校長 仲山 加津恵
運用担当者
情報部