中学部だより

中学部より

中学部だより No.7 (5月18日号)

 中学部では、例年近隣の東町中学校と交流会を行っています。その時、東町中学校の生徒さんたちが驚かれることの一つが、点字で学習する生徒たちの教科書の厚さです。

 2年生の英語の教科書を例に取ると、一般の教科書は7ミリの厚さですが、点字の教科書は3冊で合計12センチです。点字の大きさや行の間隔などが決まっているので、これだけの厚みになるのです。

 では、3年生の英語の教科書の厚さはどうでしょうか?学年が上がると英文の量がぐんと増えます。15センチ?20センチ?答えは同じ12センチです。

厚みが変わらない理由は、点字の英語独特の「縮約語」です。これは、英語を速く読むために作られたものです。例えば、「but」は「b」、「people」は「p」で表します。ほかにも、色々なルールで単語を短く書き表すことで、1枚の紙により多くの英文を書くことができます。

 点字使用の生徒は、2年生から縮約語を学びます。正しいつづりと縮約語で書くつづりと2重に覚える大変さがありますが、読むだけでなく書く時間も短縮できるので、とても便利です。2・3年生の皆さん、毎日少しずつ練習してマスターしていきましょう!

縮約語の学習がない生徒の皆さんも、教科書やテレビ、ラジオなど身の回りの英語にたくさん触れて、楽しく勉強を続けてください。

 6月の学校再開まで2週間です。また一緒に楽しく学習できる日まで、生活リズムや体調をしっかり整えておきましょう。

(文責:中学部 渡邉幸美)

 

中学部だより No.6(5月14日号)

 ホッと一息、頭の柔軟体操です。

 

「一般的な円柱の缶コーヒーにおいて、底面の円周と缶の高さでは、どちらが長いですか?」

 

 答えは「円周の方が長い」です。これを実際に確かめるには、4本の缶を準備します。缶を3つ隙間なく並べたときの横幅と、缶の高さ(缶を横に倒して比べる)を比べると、缶3つの横幅の方が長いことが分かります。つまり、

 

 (缶の高さ)<(底面の直径)×3<(底面の直径)×(円周率)=(底面の円周)

 

となります。面白いですよね。説明を聞くと簡単ですが、これを思いつく人は本当にすごいと思います。

 コロナで自粛の日が続きますが、みなさんも身の回りの面白いことを調べたり、時には見つけることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

文責:中学部 東川堅一

 

中学部だより No5(5月13日号)

 家庭科を担当しています、南です。私が休校になってから痛感していることは圧倒的運動不足感です。昨年までは、体育の授業にも補助として参加しており、ラジオ体操、5分間走、なわとびや球技、マット運動、持久走など、生徒と一緒に取り組んでいました。休校によって、今まで当たり前だった体育の授業がなくなり、運動する機会が減ってしまったことは、やはり心にも体にも影響しているなぁと感じました。

 そこで、自宅で、プランクと呼ばれる体感トレーニングや腹筋・背筋などの筋トレ、ラジオ体操を意識して行っています。軽く汗をかく程度のものですが、やはり運動すると気持ちがいいですね。固まった筋肉が伸びる感覚がとても好きです。プランクの持続時間が伸びると達成感が味わえます。

 「コロナ太り」という言葉も目にするようになりました。運動量が減ったなら食事の摂取量を減らせば太らない、という考え方もあるかもしれませんが、食べることが好きな私にとって、食べることを制限することはストレスなので、運動で調整をしていきたいと思う今日この頃です。

中学部だより No.4(5月11日号)

こもりがちな日々に一石を投じるべく、思いついた歴史名前遊びです。

「自分の苗字で、歴史上の人物って誰だろう ~一文字ずつ分解!~」

「ふ」…福沢諭吉、フランシスコ=ザビエル など

「な」…夏目漱石、ナポレオン など

「お」…織田信長、大久保利通 など

感動したり、意外性を感じてみたり。「これ習ったなあ」なんて懐かしい気持ちになりつつ、歴史上の人物に親近感を抱いたり、思いを馳せたりしてみてはいかがでしょうか。

文責:中学部 舩尾

中学部だより No.3

中学部だより No.3 (5月8日号)

外出自粛が長期化しているため、ストレスが溜まり、コロナ疲れに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そこで今日は、私のおすすめの曲を紹介しようと思います。

チャイコフスキー作曲の「くるみ割り人形より 花のワルツ」という曲です。

この曲はバレエ音楽のみならず、単独のオーケストラ曲としても絶大な人気を得ています。

クラシック音楽の中で私が一番大好きな曲です。聴いているととても幸せな気持ちになれます。ぜひみなさんも聴いて音楽に癒されてみてください。  

                   中学部 坂井 鈴奈

 

 

中学部だより No.2

中学部だより No.2(5月1日号)

「みなさん、元気ですかー!元気があれば何でもできる。」

盲学校のアントニオ英紀(えいき)こと、園田英紀(そのだえいき)です。  

私から、心に残る言葉、またそれが、生きる活力になっていることをお伝えいたします。

その言葉とは「願生る」です。「願い生きる、願われ生きる」の意味をもっていて、「がんばる」と言います。私が以前、落語家露の新治(つゆのしんじ)さんの公演にて聴いた言葉です。「頑張る」は、突っ張っていつ切れてもおかしくない状態で生きづらいとのことで、願い生きる、願われ生きる自分でありたい、みなさんにもそう思い願生(がんば)ってほしいと思っています。

 今は命を大切に、自分の命、家族の命、世界の人々の命を大切に、一人一人ができる願生(がんば)りをしていきましょう。

1、2、3、ダー!

                                                          文責:中学部 園田 英紀

 

中学部便り(第一回目)

中学部の生徒の皆さんは、元気に過ごしていますか。

自宅で長期間過ごしている人たちの中で、いろいろなストレスがたまり、精神的にも肉体的にも疲れが蓄積していく「コロナ疲れ」が広がっているようです。

臨床心理学の先生によると、ストレスをためない生活をするためには、以下の2点について意識して生活すると良いそうです。

 

(1)1日の時間割を作る

・午前9時頃から1コマ45分程度とし、休み時間を15分設ける。

・1時間毎の内容は、自分で決めたり、家族の人と決めたりする。

・5教科以外の内容も取り入れる。特に、家庭科、体育は必ず1日の中で取り扱う。

・休み時間は、家族との談話、間食(おやつ)を行ってもよい。

【5教科以外の内容の例】

・体育では、ストレッチ・体操・縄跳び・散歩等

・技術・家庭科では、掃除・洗濯・ご飯作り・育児(兄弟と遊ぶ時間)等

・音楽では、曲の歌唱・鑑賞等

・美術では、粘土遊び・モノづくり等

・その他に、DVD鑑賞や読書の時間を設けても良いそうです。

 

(2)家の中で、勉強、休憩、遊びをする場所をそれぞれ決める。

・勉強をするための机、テレビを見るためのソファ、遊ぶための場所など、場所ごとの役割を自分で決めて、過ごすようにする 等

 

時間と場所のメリハリをつけて生活をすることで、ストレスがたまりにくくなるということでしょう。この長期休業中に、是非試してみてはいかがでしょうか?

(文責 中学部 澤)

 

中学部総合発表会「希望」

2月22日(金)に、中学部の総合的な学習の時間「希望」の発表会を行いました。

発表テーマは以下の2つでした。

・「熊本と世界~4つの国の食べ物について~」(重複障がい学級)

・「熊本と世界~イギリスと韓国にズームイン~」(一般学級)

生徒達は今年度「熊本と世界」をテーマに取り組んできた内容を整理し、気付きや発見、それぞれの考え等をまとめて発表しました。重複障がい学級の発表は、それぞれが得意なことや自立活動で取り組んできたことを活かし、ピアノ演奏や見本合わせなど実演を交えながら行いました。一般学級の発表は、アンケート結果をもとにした考察や参観者参加型のクイズなどの工夫を凝らした内容で行いました。

参加いただいた保護者や校長先生、寄宿舎の指導員の方々、ありがとうございました。

 

 重複障がい学級の発表の様子 一般学級の発表の様子

修学旅行に行ってきました

1018日(木)~1019日(金)の2日間、福岡方面へ修学旅行に行ってきました。

公共交通機関(新幹線、地下鉄)を利用したり、グループに分かれて博多座や劇団四季で観劇したり、九州国立博物館で体験的な学習をしたりと、とても有意義な体験ができました。

生徒達は、日常ではなかなか経験することのない活動に胸を躍らせながら、分からないところを尋ねたり自分からいろいろなものを触ったりして、意欲的に学ぶことができました。


ひよこ本舗吉野堂での工場見学 九州国立博物館での体験学習
ホテルでの出発式 大宰府天満宮、手水所でのお清め

体育祭に向けて


中学部の生徒は、競技への参加はもちろんですが、体育祭の運営でも役割を果たします。体育祭実行委員会として閉会宣言を担当したり、放送委員会として競技のアナウンスをしたりと、中学生としての役割を果たす姿をぜひご覧ください。

また、応援団の副団長としても頑張る生徒もいますので、そちらもぜひご注目ください!
 競技のアナウンスをしている様子 応援団でエール交換をしている様子

閉会宣言の様子 

東町中学校との交流を行いました


毎学期に1回を目安に実施している東町中学校との交流を行いました。初めのうちは少し緊張も見られた生徒達でしたが、交流が進むにつれて賑やかな笑い声や会話が生まれていました。今回は下記のような流れで交流を実施しました。

・盲学校の紹介

・東町中学校の紹介

・点字の説明&点字名前カード配り

・ボール渡し自己紹介ゲーム

・グループ毎にSTT(サウンドテーブルテニス)、「箱の中身はなんだろな」クイズ、白杖歩行体験

・感想発表

点字の説明を行っている様子 「箱のなかみはなんだろな」ゲームの様子

点字競技大会を行いました。


中学部の一般学級の生徒を対象にして、校内点字競技大会を行いました。

点字を使って学習している生徒にとって、点字を早く打ったり読んだりできることは大切なことです。この技能を高めるため、競技会では以下の4項目について実施しました。

50音書き・・・2分間で50音を書く。

②転写・・・与えられた文章をそのまま写し取る。

③聴写・・・文章を聞き取って書く。

④速読み・・・1分間で、与えられた文章を声に出してできるだけ速く読む。

 競技大会後、生徒は「前回よりもできた!」「速読みはやはり右手が苦手だ」「緊張した」といった感想を話していました。

点字競技大会の様子

重複障がい学級の取組を紹介します。


春の交通安全週間に合わせて、「交通安全PR」に取り組みました。

交通安全にかかわる題材探しでは、学校周辺を散策しながら、バスや自転車、バイク、信号機など、ポスターの題材を決めました。また、散策中の生徒のつぶやきから「スピードはゆっくり」「お気をつけて」をキーワードにすることも決め、ポスターの制作では、それぞれの得意な方法を活かして作り上げていきました。

 完成したポスターを校内の職員にPRしながら「ポスターを見た感想」や「どこに貼るとよいか」などを尋ねて回りました。

 完成したポスターは正面玄関や自転車小屋などに貼っていますので、本校にお越しの際はぜひご覧ください。

図書室前に掲示されたバイクのポスター 臨床室入り口に掲示されたバスのポスター
正面玄関に掲示された信号機のポスター 自転車小屋に掲示された自転車のポスター

ハロウィンの制作をしました!

生活単元学習では季節の制作をしています。

10月はハロウィン!

ジャック・オー・ランタンやお化け、黒猫など生徒が考えるハロウィンの飾りを制作し、教室前の廊下に飾りました。
右の写真のジャック・オー・ランタンは、葉っぱで下地を作り、版画で制作しました。


左:掲示の様子。右:版画でのジャックオーランタン

宿泊体験学習の報告


921日(木)~22日(金)で、宿泊体験学習に行ってきました。

公共交通機関を使い、果物狩りや釣り堀体験などの自然体験活動、点字図書館でのシネマデイジー()体験や現代美術館でのバックヤードツアーなどの文化体験活動を行いました。

生徒達は、全身で自然を感じたり、音声での映画体験をしたりと、楽しみながら活動していました。
宿泊体験学習の活動の様子

シネマデイジーとは、映画の音声に登場人物の表情や動作、画面の様子を説明する音声解説をつけた「耳で観る映画」のことです。


1学期が終わりました。


今年度は新入生4名を加え、賑やかに過ごした1学期でした。

1年生にとっては、小学生の頃にはなかった授業にワクワクしたり、新しい環境に慣れたりとあっという間に過ぎたのではないでしょうか。

2年生は、下級生を引っ張りながらも、自分自身の学習にも精いっぱい取り組んでいたのが印象的でした。

長い夏休み、学習だけでなく家事の手伝いにも励んでほしいと思います。

作品展示


美術の時間で、「ピカソになろう!」をテーマにそれぞれ自画像をつくりました。

つくった作品を美術室前の廊下に掲示していますので、来校の際にはぜひご覧ください。

出来上がった作品

中学部より


体育祭では、体育祭実行委員長として運営に参加したり、応援合戦で旗手をしたりと、競技以外にも様々な役割を担いました。

競技では、それぞれの得意なことや練習してきたことを十二分に発揮し、精いっぱい頑張る姿を見せてくれました。

体育祭での様子

中学部より


生活単元学習では、季節に応じた制作を行っています。

9月は中秋の名月を題材にして「月」をつくりました。

廊下に掲示し、通るたびに見上げています。
制作した月の写真

中学部より


平成28年度障害者雇用支援月間ポスター原画募集において、本校中学部生徒の作品が理事長奨励賞を受賞しました。

ポスターは東京や大阪、福岡、札幌、山形で展示される予定になっています。



タイトル「被災地で頑張る職人さん」
ポスター

九州盲学校弁論大会で入賞しました!


34回九州地区盲学校弁論大会が熊本で行われ、中学部からも1名が代表として出場しました。九州各校の代表が熱弁をふるい、本校生徒も練習の成果を十分に発揮し、見事優良賞を受賞しました。残念ながら全国への切符は逃しましたが、生徒にとって、良い経験になりました。

発表の様子表彰の様子

中学部スピーチ大会


「スピーチ大会」幕(生徒作)

多くの先生や保護者の方に来ていただき、6月17日(金)にスピーチ大会が行われました。

重複学級の生徒は、自分ができることを発表しました。ものの名前を呼んだり、パソコンに出た先生に届け物をしたりする中で、それぞれの生徒の思いが感じられる発表となりました。

一般学級の生徒は、自分の考えや思いを整理し、推敲し、臨んだスピーチ大会になりました。話のリズムもよく、聞いていて引き込まれるようでした。


学校が再開しました!

10日(火)より学校が再開し、生徒の元気な声が校舎に響き、学校の雰囲気が明るくなったと感じています。
一般学級の生徒は久しぶりの授業に集中して取り組んでいます。中3ですので、一つ一つの授業内容をしっかりと身につけ、受験に向かっていってほしいと思います。
授業の様子(歴史)


重複学級の生徒は、先生達にたくさん話しかける姿がみられています。はじめはゆっくりとしたペースで活動しながら、少しずつ学校のリズムを取り戻していってほしいと思います。

授業の様子(日常生活の指導)

ボルダリング体験


3月10日に行われたボルダリング体験の様子を紹介します。
・ボルダリング

・スラックライン

・ツリークライミング

ボルダリングやスラックラインなど、なかなかできないスポーツに、生徒達は楽しみながら何度も挑戦していました。挑戦を繰り返す中で少しずつできるようになり、課題をクリアしたときには素敵な笑顔を見せてくれました。