中学部だより

中学部便り(第一回目)

中学部の生徒の皆さんは、元気に過ごしていますか。

自宅で長期間過ごしている人たちの中で、いろいろなストレスがたまり、精神的にも肉体的にも疲れが蓄積していく「コロナ疲れ」が広がっているようです。

臨床心理学の先生によると、ストレスをためない生活をするためには、以下の2点について意識して生活すると良いそうです。

 

(1)1日の時間割を作る

・午前9時頃から1コマ45分程度とし、休み時間を15分設ける。

・1時間毎の内容は、自分で決めたり、家族の人と決めたりする。

・5教科以外の内容も取り入れる。特に、家庭科、体育は必ず1日の中で取り扱う。

・休み時間は、家族との談話、間食(おやつ)を行ってもよい。

【5教科以外の内容の例】

・体育では、ストレッチ・体操・縄跳び・散歩等

・技術・家庭科では、掃除・洗濯・ご飯作り・育児(兄弟と遊ぶ時間)等

・音楽では、曲の歌唱・鑑賞等

・美術では、粘土遊び・モノづくり等

・その他に、DVD鑑賞や読書の時間を設けても良いそうです。

 

(2)家の中で、勉強、休憩、遊びをする場所をそれぞれ決める。

・勉強をするための机、テレビを見るためのソファ、遊ぶための場所など、場所ごとの役割を自分で決めて、過ごすようにする 等

 

時間と場所のメリハリをつけて生活をすることで、ストレスがたまりにくくなるということでしょう。この長期休業中に、是非試してみてはいかがでしょうか?

(文責 中学部 澤)