中学部より
中学部だより No.2
中学部だより No.2(5月1日号)
「みなさん、元気ですかー!元気があれば何でもできる。」
盲学校のアントニオ英紀(えいき)こと、園田英紀(そのだえいき)です。
私から、心に残る言葉、またそれが、生きる活力になっていることをお伝えいたします。
その言葉とは「願生る」です。「願い生きる、願われ生きる」の意味をもっていて、「がんばる」と言います。私が以前、落語家露の新治(つゆのしんじ)さんの公演にて聴いた言葉です。「頑張る」は、突っ張っていつ切れてもおかしくない状態で生きづらいとのことで、願い生きる、願われ生きる自分でありたい、みなさんにもそう思い願生(がんば)ってほしいと思っています。
今は命を大切に、自分の命、家族の命、世界の人々の命を大切に、一人一人ができる願生(がんば)りをしていきましょう。
1、2、3、ダー!
文責:中学部 園田 英紀
中学部便り(第一回目)
中学部の生徒の皆さんは、元気に過ごしていますか。
自宅で長期間過ごしている人たちの中で、いろいろなストレスがたまり、精神的にも肉体的にも疲れが蓄積していく「コロナ疲れ」が広がっているようです。
臨床心理学の先生によると、ストレスをためない生活をするためには、以下の2点について意識して生活すると良いそうです。
(1)1日の時間割を作る
・午前9時頃から1コマ45分程度とし、休み時間を15分設ける。
・1時間毎の内容は、自分で決めたり、家族の人と決めたりする。
・5教科以外の内容も取り入れる。特に、家庭科、体育は必ず1日の中で取り扱う。
・休み時間は、家族との談話、間食(おやつ)を行ってもよい。
【5教科以外の内容の例】
・体育では、ストレッチ・体操・縄跳び・散歩等
・技術・家庭科では、掃除・洗濯・ご飯作り・育児(兄弟と遊ぶ時間)等
・音楽では、曲の歌唱・鑑賞等
・美術では、粘土遊び・モノづくり等
・その他に、DVD鑑賞や読書の時間を設けても良いそうです。
(2)家の中で、勉強、休憩、遊びをする場所をそれぞれ決める。
・勉強をするための机、テレビを見るためのソファ、遊ぶための場所など、場所ごとの役割を自分で決めて、過ごすようにする 等
時間と場所のメリハリをつけて生活をすることで、ストレスがたまりにくくなるということでしょう。この長期休業中に、是非試してみてはいかがでしょうか?
(文責 中学部 澤)
中学部総合発表会「希望」
2月22日(金)に、中学部の総合的な学習の時間「希望」の発表会を行いました。
発表テーマは以下の2つでした。
・「熊本と世界~4つの国の食べ物について~」(重複障がい学級)
・「熊本と世界~イギリスと韓国にズームイン~」(一般学級)
生徒達は今年度「熊本と世界」をテーマに取り組んできた内容を整理し、気付きや発見、それぞれの考え等をまとめて発表しました。重複障がい学級の発表は、それぞれが得意なことや自立活動で取り組んできたことを活かし、ピアノ演奏や見本合わせなど実演を交えながら行いました。一般学級の発表は、アンケート結果をもとにした考察や参観者参加型のクイズなどの工夫を凝らした内容で行いました。
参加いただいた保護者や校長先生、寄宿舎の指導員の方々、ありがとうございました。
修学旅行に行ってきました
10月18日(木)~10月19日(金)の2日間、福岡方面へ修学旅行に行ってきました。
公共交通機関(新幹線、地下鉄)を利用したり、グループに分かれて博多座や劇団四季で観劇したり、九州国立博物館で体験的な学習をしたりと、とても有意義な体験ができました。
生徒達は、日常ではなかなか経験することのない活動に胸を躍らせながら、分からないところを尋ねたり自分からいろいろなものを触ったりして、意欲的に学ぶことができました。
体育祭に向けて
中学部の生徒は、競技への参加はもちろんですが、体育祭の運営でも役割を果たします。体育祭実行委員会として閉会宣言を担当したり、放送委員会として競技のアナウンスをしたりと、中学生としての役割を果たす姿をぜひご覧ください。
また、応援団の副団長としても頑張る生徒もいますので、そちらもぜひご注目ください!
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 仲山 加津恵
運用担当者
情報部