日誌

SPH活動日誌

益城町 災害公営住宅の居住者向けアンケート実施【インテリア科】

ア 目的 居住空間のコミュニティやアメニティ促進に必要な考え方を居住者へのアンケートを通じて知り、その考  え方をものづくりに反映させる技術を学ぶとともに、関係者との対話を通して共助や公助の大切さを理解する。

イ 日時 平成31年 4月19日(金) アンケート作成

     平成31年 4月27日(土) アンケート配付(職員のみ)

     平成31年 5月11日(土) アンケート回収(職員のみ)

ウ 対象 インテリア科3年生6名で10世帯の居住者向けに作成

  学習事項

     アンケート設問に対する考え方

     アンケートの書式

     話し合いやすい環境づくり

エ 成果 益城町の畑中地区災害公営住宅の居住者と話し合いながらものづくりをするにあたり、その準備としてアンケート作成を行った。事前準備として、アンケートにおける設問の優先事項や、話し合いに適した机配置について簡単に説明を行った。その後、居住者から何を聞き出すか思いついた意見をまずは出し合い、続いてそれらを整理しながら進めた。アンケート等に関する「知識・技術」を身に付けながら、学校と地域のつながりにより、「主体的に取り組む意欲」や「課題解決力」が高まり、「共助」についても理解することができたのではなかろうか。また、アンケートは益城町の担当部署でも共有されることになり「公助」につながる取組であったと考えられる。今後、アンケート結果を整理し、ワークショップ開催を検討しながら、共助や公助、災害対応に専門性をどう活かすかについて学べるであろう。

  

左:机は協議しやすいようラウンド型配置

中:アンケート配付時、多くの住民が集まり協力して下さった

右:右手のベンチやプランター入れは昨年度の試作品