保健室ブログ

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大切な命を救えるように~心肺蘇生法の研修~

生徒の皆さんは明日からの中間考査に向けて午前中授業でしたが、職員は会議や研修の時間でした。

そのなかの一つとして、山鹿市消防署の救急隊の方々から救命入門コースの講習をしていただきました。

鹿本高校のAED設置場所を知っていますか?

今年から1つ増えて、3ヶ所になりました。

①職員室前廊下(トイレの入口の壁)

②体育館入口(運動場側の壁)

③剣道場入口(靴箱)

②と③は、校舎が閉まっていても使用できます。

同窓会館やセミナーハウス、プールから近くなりました。

覚えておきましょう。

安心安全な学校生活が送れるように、先生たちも真剣に学んでいました。

 

「STOP THE 薬物!」

11月17日(木)LHRの時間、学校薬剤師の江上先生を講師に薬物乱用防止教育講演会を開催しました。

対象は、保健の授業でも薬物について学んでいる2年生です。

違法薬物の話はもちろん、一般医薬品について、薬の飲み方などわかりやすくお話いただきました。

~生徒の感想~

・身近な「薬の服用の仕方」の話が印象に残りました。基本的すぎるからこそきちんと教えてもらわずに知らなかったことがたくさんありました。違法なものでなくても、危険な行為に繋がってしまうものが身近にあることを忘れないようにしたいです。

・今回の講話で薬物乱用の危険が意外と自分の近くにも潜んでいることがわかりました。そのために、今回教えていただいた、断る勇気、判別する力、疑う力、そして薬物についての知識などを身に着けていきたいと思いました。

・なぜ薬物でもあるタバコは禁止にしないのか気になっていたけれど、国の事情であったり、喫煙者のことを考えた理由があるということを知り、少し納得することができました。

 

2年生 性教育講演会(人権教育講演会)

11月10日(木)LHRの時間、ともに拓くLGBTQ+の会くまもとの代表である今坂 洋志様を講師にお招きして、人権教育講演会が開催されました。今年の人権教育講演会の内容は”性”に関する内容でもあり、2年生は性教育講演会の一環として体育館で聞きました。

 演題 「LGBTQ+の基礎知識

      ~偏見を外し、ともによりよく生きていくために~」

 

「LGBT」は今までもよく聞いていたと思いますが、「Q+」について新たな学びの人も多かったと思います。人間の性の4つの要素である「生物学的性、性的志向、性同一性・性自認、性表現」の説明を聞き、私たちには多様な性別があることを理解できたのではないでしょうか。

 

最後に保健委員2年の田中君が謝辞の中で「もし、カミングアウトを受けたらなど考えていましたが、そもそもその考え自体が違うのではないかと、新しい考えも出てきて、とても良い時間になりました」と感想を述べてくれました。講師の先生も言われていた”カミングアウトが必要のない社会”をつくっていきたいですね。

 

1年生DV未然防止教育講演会

10月26日(木)LHRの時間、NPO法人DV対策・予防センター九州の原健一理事長を講師にお招きして、DV未然防止教育講演会(性教育講演会)を開催しました。

演題「お互いを大切にして よりより関係を築くために

   ~交際相手からの暴力”デートDV”について~

 

例年3年生で実施していた内容ですが、高校生になり男女交際を始める人も多くなるであろう1年生に今回聞いてもらいました。DVというと身体的な暴力を思い浮かべる人が多いと思いますが、精神的・社会的・性的・経済的といったDVもあることを、若者に見られる恋愛観などを通してお話していただきました。

 

【生徒の感想】

・講演のなかにもあったように、“対等”と“尊重”という言葉が心に残りました。そのためにも、相手の人間関係や自分の人間関係を思いやれるようにしたいと思いました。交際したら、我慢しないといけないと少しだけ思っていたけど、今回の公演を聞いて、多少我慢も必要だけど、相手に「嫌だ」と伝えることも大切なんだと思いました。これから、人間関係が広がっていく中で、そういう相談をされるかもしれません。その時に今日の公演を思い出して、“相手は、勇気を出して自分に相談してくれた”ということを忘れず、話を聞いてあげたいと思いました。相手も自分も大事にしたいと思います。

・彼氏彼女になったら他の異性とかと話してほしくないと思い、「あんまり話さないでほしい。」と自分は相手に言ってしまうかなと思います。でもそれは間違っていて相手を信用できていないからこそこのようなことを言ってしまうと思いました。これからは相手をきちんと信用して良い関係をめざしていきたいです。

・デートDVと言う言葉を初めて聞いて、行き過ぎた束縛や過剰なチェックなど相手の立場に立ってみてしてほしくないだろうと思うことは絶対にしてはいけないと思いました。女性は比較的男性より弱い立場にあり、自分には合わないなと思ったらすぐに関係を切ることも大事だなと思いました。

・DVの範囲は自分が思っていたより広かった。DVは男も受けていることを知りました。今日習ったことを活用して、お互いを尊重した関係を築いていきたいです。

 

心肺蘇生法とAED

25日(月)に山鹿市消防署の方を講師に招き、職員研修を実施しました。

鹿本高校OBの救命士さんによる講話、そして実技指導をしていただきました。

もしも!のために、日頃からの備えが必要です。

「救命の連鎖」の最初の3つの輪(心停止の予防、早期認識と通報、一次救命措置)は、

現場に居合わせた人たちの勇気と行動によって生存率が高くなります。

 

【デモンストレーションで流れの確認】

マネキンとスマホアプリの連動で、速さや押す深さも判定できるようになって

いました。(写真は撮り忘れましたが・・)

【心臓マッサージをする人・AEDを持ってきて装着する人の役割に分かれて】

校内のAEDの場所は、①売店・自販機近くの廊下と②体育館西側(運動場側)

の外の壁です。②は、学校は閉まっていても使用可能です。