1年生DV未然防止教育講演会
10月26日(木)LHRの時間、NPO法人DV対策・予防センター九州の原健一理事長を講師にお招きして、DV未然防止教育講演会(性教育講演会)を開催しました。
演題「お互いを大切にして よりより関係を築くために
~交際相手からの暴力”デートDV”について~
例年3年生で実施していた内容ですが、高校生になり男女交際を始める人も多くなるであろう1年生に今回聞いてもらいました。DVというと身体的な暴力を思い浮かべる人が多いと思いますが、精神的・社会的・性的・経済的といったDVもあることを、若者に見られる恋愛観などを通してお話していただきました。
【生徒の感想】
・講演のなかにもあったように、“対等”と“尊重”という言葉が心に残りました。そのためにも、相手の人間関係や自分の人間関係を思いやれるようにしたいと思いました。交際したら、我慢しないといけないと少しだけ思っていたけど、今回の公演を聞いて、多少我慢も必要だけど、相手に「嫌だ」と伝えることも大切なんだと思いました。これから、人間関係が広がっていく中で、そういう相談をされるかもしれません。その時に今日の公演を思い出して、“相手は、勇気を出して自分に相談してくれた”ということを忘れず、話を聞いてあげたいと思いました。相手も自分も大事にしたいと思います。
・彼氏彼女になったら他の異性とかと話してほしくないと思い、「あんまり話さないでほしい。」と自分は相手に言ってしまうかなと思います。でもそれは間違っていて相手を信用できていないからこそこのようなことを言ってしまうと思いました。これからは相手をきちんと信用して良い関係をめざしていきたいです。
・デートDVと言う言葉を初めて聞いて、行き過ぎた束縛や過剰なチェックなど相手の立場に立ってみてしてほしくないだろうと思うことは絶対にしてはいけないと思いました。女性は比較的男性より弱い立場にあり、自分には合わないなと思ったらすぐに関係を切ることも大事だなと思いました。
・DVの範囲は自分が思っていたより広かった。DVは男も受けていることを知りました。今日習ったことを活用して、お互いを尊重した関係を築いていきたいです。