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宝河内の柱状節理

場所:水俣市 宝川内

 
 柱状節理が発達した角閃石安山岩の貫入岩。
 基盤の四万十類層群にほぼ垂直に貫入しており,岩体内部では上下方向に柱状節理が発達しているが,周辺部に行くにつれて周囲の接触面に対して垂直になるように節理が曲がっていのを見ることができる。
 なお,この山体の頂上には宝川内城跡がある。 

 柱状節理の1片。片面を削ってベンチなどに利用。
 フィッショントラック法で測定したら
250万年前という年代が得られている。
 

2003年この場所の対岸の集川地区において大規模な土石流が発生し、大きな災害となった。
★ 水俣土砂災害


/肥薩火山区西半部の層序表