大滝溶岩の分布 大滝溶岩(山本敬、1960)は北西ー南東方向(4×10km)に分布し、厚さは60~120mで、中尾山や長崎の平坦面(標高50~340m)をつくっている。このような平坦面をつくる輝石安山岩の溶岩噴出が200万年前、肥薩火山区の広い地域におこった。 この安山岩質の火山活動に対して、最近「洪水安山岩」という名前が提唱された。 A-Bの断面図C-Dの断面図「水俣」「大滝溶岩の分布」「大滝溶岩について」「肥薩火山区西半部の層序表」