普通科ブログ(~平成30年度)
防災グッズ模型完成!~2年普通科美術選択
↑シンプルな幾何形体ですが、車中泊の際、車の座席のすき間に置けるクッションです。平時は折りたたんで車に収納できます。
↑おしゃれな観葉植物に見えますが・・・
上のカップが浄水器になっています。震災後すぐ、援助が来るまでの長くとも三日間をしのぐ為に、一番必要な清潔な水をコップ一杯でもあれば・・・という体験に基づくコンセプトです。常にそばにあっても気にならないデザイン性がポイントです。
↑地震で壁紙がはがれたり、ヒビが入りやすい部分のカバーのデザイン。コーナーのレンガ風の装飾部分です。ヒビや破損個所は放置しておくと静かに人の心を傷つけているものです。美しいものを見るとほっとするのも同様で、見るということと人の心はとても近いと感じます。
↑普段はコンパクトに・・・
↑開くとこうなります
↑車中泊の時に使うクッションです。ボールペンは人が寝ている感じを出しています。
↑震災時に欲しいアプリのデザイン。
↑画面の変化はGLや家庭科で学習したKP法を応用。(紙芝居方式)
↑商品名がかわいく「FaiPo」、震災時でも温かいものを食べられるように。修学旅行での関東大震災の学習が生かされています。
↑避難用キャリーバッグ。模型をつくるための模型もいい出来でしたので、一緒に撮影、親子バッグになりました。
↑何のパッケージでしょうか?
中には、すぐ育つ野菜の種と土に変わるもの(検討中)が入っています。
地震後、なかなか新鮮な野菜が食べられなかった経験から、すぐ育つ野菜をかわいいパッケージで保管しておき、必要な時にすぐに育てられるようにするアイデアです。パッケージは折りたためるので、自治体等で大量に保管も可能です。
まだまだ、良い作品がたくさんありますが、今日はここまで。
随時掲載しますので、ご覧下さい。いつか、本当に商品化できたらいいなあと思います。
贈別~普通科2年美術選択
[贈別」 杜牧
多情却似総無情
惟覚罇前笑不成
蝋燭有心還惜別
替人垂涙到天明
作品は漢詩をテーマにしたものです。
「多情は却(かえ)って、総(すべ)て無情なるに似たり」
別れの時なのに、思いがあふれ出て、言葉にならない。
そんな気持ちを高校生のみんなも味わって、大人になっていくのでしょうね。
この詩は恋の歌のようですが、卒業の季節に味わう気持ちにも似ています。
杜牧は晩唐期の詩人ですが、千年以上も昔の人と、気持ちを共有できる。
芸術の素晴らしさだと思います。
同じ漢詩でも心惹かれる部分は違います。これも、芸術の豊かさです。
「二高防災手帳」制作中(普通科文系美術Ⅱ)
「二高防災手帳」の制作です。第一部は地震を振り返ってのエッセイ、第二部は災害時にできるだけ快適に過ごすためのアイデア、または過去の自分へのアドバイスを企画書風にまとめる。第三部は実際にプロトタイプを制作します。この「二高防災手帳」は雑誌風にまとめて印刷し、美術選択の生徒たちで共有する予定です。
項目は、衣・食・住・交通・勉強・他で分け、完成した企画書はこのようにマッピングしてお互いのアイデアを鑑賞します。
交通の不便さを解消するアプリのデザイン。このプロトタイプはGLで学んだKP法でイメージを表現します。
車中泊で快適に眠れるようにするアイデア
ベッドの側に備えておける震災用置き靴のアイデア
ものづくりではありませんが、例えはジャージは避難所で寝間着にも、外出着にもなるし便利という話も出てきました。また、震災の被害は本当にそれぞれで、少しずつお互いの思いが出てくるような時間でした。
今後は模型を作成し、プレゼンまで持っていきます。美術を学ぶことによって、自分自身を幸せにできる力、思いを共感し、喜びをシェアできる力を生徒たちが身に付けることができたらと思っています。
漢詩を版画で表現(普通科美術Ⅱ)
力作がそろいましたので、紹介します。
「自遣」 王安石
閉戸欲推愁
愁終不肯去
底事春風来
留愁愁不在
「山行」 杜朴
遠上寒山石径斜
自雲生処有人家
停車坐愛楓林晩
霜葉紅於二月花
「贈別」 杜牧
普通科2年美術選択 木版画制作中
なぜ漢詩かと言いますと、漢詩はとてもビジュアル的な表現だと常々感じていたからです。「明と暗」、「緑と赤」のように対比するイメージを効果的に使用している作品が多いですよね、
2年生文系だけに、詩の理解も深いことと思われます。完成作品を近々アップしますのでお楽しみに。
北斎までは行きませんが、多色木版です。版画は彫るまでが大変なのですが、実は摺りにこだわると本当に楽しさが広がります。かなり時間をかけて制作したので、良い作品がたくさんできそうです。
未来新聞発表会
今回、集まった見出しを一部紹介します。
「熊本県全体に電車開通」
「益城につながる市電線路」
「ながらスマホ事故件数0!!」
「『文理選択』の中学時引き下げ」
「熊本県水族館開宴」
「熊本!九州のおへそ化」
「恐竜体験型施設『THE DINOSAUR』」
「熊本への外国人延べ宿泊数200万人突破」
「届けよう水を!待っている県がある」
今回の発表会はA3用紙に記入したものを実物投影機で拡大しています。ICTの活用も第二高校の研究テーマです。
フードデザイン・美術Ⅱコラボ授業
まずはお手本、プロは果物のカットから手つきが違います。さりげない動作に生徒たちはどよめいていました。
ケーキは食べたことのない美味しさだったそうで、試食は皆無言でした。
ごちそうさまでした。
毎年はできないかもしれないので、そこはご了承ください。
1年生講演会 ジェーンズ邸再生プロジェクト
SSHと言えば科学的探究能力の育成が大きな目標となりますが、普通科・美術科に関しては理数科のような膨大な実験の時間をとることはできません。ですから、理数科の成果を参考にして「課題発見・課題解決」のプロセスを経験することで科学的探究の基礎を身に着けることをGR・ASの目標としました。
そこでお手本として登場していただいたのが熊本県立大学の学生さんが立ち上げた「プロジェクトJ」の皆さんです。プロジェクトJは熊本地震で被害を受けた熊本の文化財を保護するために、学生でも、学生だからこそできることを考え行動しました。
総合管理学部と環境共生学部の学生さんが互いの特徴を生かした活動を報告してくださいました。
講演中の生徒たちの様子は、目がキラキラして話に引き込まれているようでした。最後に「自分にも何かできそうだと思った人!」と問いかけましたら、ほとんど全員が手をあげてくれました。一時間の講演でこんなに人は成長するのですね。
プロジェクトJの皆様、熊本県立大学様、貴重なお話ありがとうございました。
また、このプロジェクトで頒布されるペーパークラフトは家庭科の授業で制作します。こちらも楽しみですね。
1学年通信 「ごろく」 発行
震災からの学び。デザインの視点から
そこで、今回用意しました課題は新聞紙の靴です。「簡単、温かい、どこにでもある、退屈しのぎになる、なんとなく笑える」の手探りですが可能性を感じる課題です。
震災時、トイレが泥で汚れてスリッパが欲しいなどの要求があったとき、これ使えたのでは?と思っていました。
30分くらいの制作でした。時間をかけるとハイヒールとか作れます。
時間の関係で、全てのクラスでできませんでしたが、楽しい課題でした。
みんなでテーブルを囲み手仕事をするのは、心の安定にとてもいいですね。
現代アートとは?
これだけだと???かもしれません。
この人どこかで見たことある?
・・・なるほどね。
上三つは、全部レオナルド・ダ・ヴィンチの作品に落書きしたり、コラージュしたものです。
名画の模写のあとは、現代アートについて少し勉強しました。
現代アートの歴史を振り返るといくつかのキーワードに出合います。
今の高校生にしっくりくるのは、マルセル・デュシャンのレディ・メイドの作品とアンディ・ウォーホールをはじめとするポップアートのアーティストたち。
授業では丁寧に制作すること、思いを込めることを指導しますが、そのことを根底から否定する既製品を利用したアートやマリリン・モンローなど既存のイメージを複製し大量に発信する作品などがあることを学び、美術という「制度」や「表現」「存在」「主体」とは何か考えるきっかけになればと思いました。現代アートと現代思想を関連付けて探究すると、かなり面白いテーマになると思いました。
美術の概念をひっくり返す行為そのものが美術となる、現代アートをこのように切り取ることができないでしょうか。
作品は終業式まで売店前に展示しています。
美術Ⅰ 名画の模写完成
模写が完成し、お持ち帰りいただいている今日この頃です。絵ができましたら、マスキングテープで養生し、額縁を描きます。フレームが決まると中の絵もぐっと見栄えがします。
カラフルなフレームも魅力的です。
フェルメールを描いた作品はたくさんありました。白だと洗練された印象、茶色だと重厚な印象になりました。模様を入れるとより本格的な感じです。
木工用ボンドで立体的に装飾しました。
みんな集中して制作しました。一年の振り返りの感想で、「技術が向上した」「陰影を意識するようになった」「色を塗るのが嫌でなくなった」「制作された背景に興味を持つようになった」など、うれしい言葉がたくさんありました。模写の効果だと思います。
みんなから教わることも多くありました。ありがとうございます。
美術Ⅰ「名画の模写」
1年普通科美術選択学年末の課題は名画の模写でした。
その制作過程を紹介します。
①名画を選び、黒いボードにトレースする。
②白絵の具で明るい部分を描写する。
③下地のモノクロの絵を活かすように、色を入れる。
④仕上げは不透明色を思い切ってのせる。
もう一つの指令は、顔のパーツを自分のと入れ替えること。ここまでたどり着けなかった人もいますが、よくかけているのに印象が違う作品があったら、それはこのことです。現代美術科森村泰昌さんのライフワークからヒントを得ています。
図書館にも著書がありますのでご覧下さい。
手でみる造形展
普通科・理数科美術選択、美術科2年作品が展示されています。
また、普段触ることができない彫刻作品に触れてみることができる企画です。ぜひご覧ください。
第27回手でみる造形展
平成29年1月24日(火)~1月29日(日)
熊本県立美術館分館 展示室1
お問い合わせ
〒860-0001
熊本市中央区千葉城町2-18
Tel.096-351-8411、Fax.096-351-8566
開館時間:火~金/9:30~18:30、(入館は18:00まで)
土・日・祝/9:30~17:15(入館は16:45まで)
普通科、美術科 テーマ研究発表会
テーマ研究の目標をあえて簡単に言うと「勉強するってワクワクするよね」「新しいことを知るときってドキドキするよね」という原体験を生徒も先生も思い出すことにあります。
今年度は1年生は探究の手法を学ぶために短いスパイラルで未来新聞からテーマ研究をグループで作成しました。2年生はより深い学びをするための個人研究を行いました。特に2年生は形になるまでの悶々とした時間がつらかったのではないかと思いますが、その時間が何より尊い時間だと思います。1年生は来年のテーマ研究何しようと思いつつ、3学期を過ごしてほしいと思います。
★発表テーマ一覧
2年生テーマ(1月11日) |
東京パラリンピックに向けて |
Let’s Like イギリス英語 |
スマホ利用のメリット・デメリット |
日本の可愛い文化を世界へ! |
選挙の投票率の増加に向けて |
100歳まで生きる方法 |
タックスヘブンを防ぐ法を探す |
見たい夢を見るには |
朝に強くなるには |
正座のしびれと改善法 |
将棋の最強戦法を探せ~振り飛車編~ |
透明な氷をつくるには |
ペルチェ素子で発電 |
大豆ってほんとにカラダにいいの?? |
売り上げを伸ばす要素とは |
花粉症の原因を消滅させるためには? |
クレイアニメ-ションの撮影方法 |
J-POPアイドルに見る意匠 |
|
地震とジェットコースターの比較 |
江津湖の外来性、牡丹浮草の研究 |
文化の継承~日本食とBe a best friend~ |
No Nuclear Power Generation~安全な世界作り~ |
connect collect Kumamoto !! |
ドナルド・トランプ大統領とTPP |
お寺は日本が好き!? |
人に対して有効な緊急時速報の音 |
進む地球温暖化~人類滅亡への終末~ |
交通と観光のつながり |
身近に起こるいじめ問題 |
メディアの効用と危険性 |
日本の英語教育の課題 |
身近な製品が髪に与える影響 |
熊本発展への道 |
めざせ、当選するポスター! |
Hue hue hue ~ヒューって何?(絵の具の研究) |
災害時に役立つ空間デザイン |
熊本地震復興のためにくまモンができること |
ある学級通信より
1年3組担任、今村武人先生の学級通信にはいつも生徒達への熱く深い思いと、先生自作の短歌が綴られています。その中から、何点か紹介します。写真は第二高校の初冬の風景です。
美しく夕焼け雲の染まれども心ともなく課外へ向かふ
鳩、プレハブに侵入し糞を残す
プレハブに閉ぢ込められし鳩たちの行き場失ひもがきてありけむ
誕生日
この歳にめでたきなりと祝はれど未熟な身ゆゑに恥ぞ覚ゆる
これからも指導よろしく給ふとの生徒(こ)らの言葉に力もらひぬ
〈二高短歌会 会員募集中〉
今村先生は昨年まで生徒部通信にも折々の短歌を掲載されていました。
アイコン2
ラミネートしているので雨にも負けず、頑張っています。
「アイコンを見ると、ほっとするね」と感想を言ってくださった先生もいらっしゃいました。ありがとうございます。
車両注意のアイコン
先生も生徒も早くおうちに帰ろう。
猫出没中。
この取組をして、声高に「注意!」と喚起しなくても、さりげなく思いを共有する方法があるのだなと気づきました。第二高校生の優しい優しい心が表現に現れ、そっと寄り添うようなメッセージになりました。
テーマ研究 クラス代表決め その1
GLは科学的探究能力の育成を図りつつ、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力など通常の授業ではなかなか測れない力を身に着ける学習でもあります。
4時間とちょっとの制作時間、かなり強引なプランでしたが、さすが第二高校生でした。
よかったと思ったところ
①短時間で、評価のポイントを押さえたポスターを仕上げている。
②仕上げが丁寧で好感が持てるものが多かった。
③テーマ設定がしっかりしていた。
④どのポスターも数値やデータによる考察をしていた。
⑤遊び心も忘れず、魅力的なポスターをつくろうとした。
こんなに頑張ったのにあえて注文をつければ、これからの課題は、相手に伝えることをもっと意識すること。人が自分の話を聞いてくれる時間を大切にすることでしょうか?
1月のテーマ研究発表会まで、頑張りましょう。
私の大切なもの
9月のお話になりますが、文化祭の為に木製コースターを準備しました。テーマは「私の大切なもの」。
板をハート形にカットし、英語でテーマに沿った言葉を描きます。文字はレタリングするのが条件ですが、最終的に結構自由になってしまいました。
2枚目になると、みんな凝りだして、ニスを何層も重ねて手触りを変えたり、イラストを描いたり、楽しんで表現していました。
この作品は別の企画を考えていますので、お楽しみに。自分の「ハート」を返してほしい人は早めに美術室にとりに来てくださいね。
GLで電子顕微鏡を使ってみました
希望した生徒達も、GLの時間だけでなく放課後も電子顕微鏡を操作しているうちに、ずいぶん慣れてきたようです。こんな体験が、10年後、20年後「あの時のあれがターニングポイントだったな」と思うのでしょうね。
写真は絵の具を3種類、100倍、1000倍、5000倍で見せてもらったものの一部です。どんな研究になるかはお楽しみです。
①絵の具を1000倍で見たもの
②同じものを5000倍でみたもの
ICEはじめました(美術編)
ICEは学習を次の三つの観点で評価します。
「I」ideas:知識
「C」connections:つながり
「E」extensions:応用
「E」の「応用」は解釈が難しいと思っていたのですが、山登りでたとえるなら、「ゴールを設定して、どのルートで登ればよいか考える力」だと考えています。
そして、美術ではいつもの授業をICEの切り口で取り組んでみました。具体的には「E」の課題として、「伝える相手のリアクションを予測する」ことを目標としました。テーマは「アイコン」の制作です。
いわゆる標識のデザインなのですがスマホやコンピュータ上の「アイコン」のデザインのルールで制作しました。例えば、基本的な幾何形体を応用する、グリッド線を活かす、斜線の角度は45度をベースにする、などです。制作しながら、これからのデザインは素材ではなくプログラムに左右されるのを実感しました。
次にレポートを作成します。①アイコンの説明②ふさわしい設置場所の設定③リアクションの予測、ここまで考えて校内に実際に掲示します。
2週間後④予想と結果の比較、⑤アイコンの活用方法を考察します。
作品の中にはアイコンのルールからずれているものもあります。ところが、参考にした資料にこうありました。良いデザインをつくる為には良いデザインをつくるためのルールを守ることが大切。しかし、もっと良いデザイン、または新しいデザインを生み出すためにはそのルールを破ることも必要である。デザインって深いですね。
このアイコンは「小さいと思ってバカにすると痛い目にあうよ!」です。
これはプレハブ校舎ならではのお願いですね。アイコンのデザインを通して、困ってても我慢してるんだな・・・とか、自分のできていないところを自分なりに気にしていて、どうにかしたいとおもっているんだなと気づいたことでした。
また写真をアップしたいと思います。気づいたことがあったら教えてくださいね。
未来新聞発表会・普通科編
写真を見ての通り、未来に起こるであろう記事を想像して書くこの未来新聞。学校現場だけでなく、企業の人材開発や町おこしのミーティングにも活用されています。
第二高校ではSSH事業における科学的探究能力の育成のため、この未来新聞の学習を行っています。
この課題で大切なのは「当事者意識(自分事として考えること)」「見通しを立てて行動すること」です。
美術科でも起きた現象ですが、なぜか発表会の間に未完成だった新聞が仕上がっている???今回の発表はワールドカフェ方式で行い、テーブルを囲む親密さから、多少の不具合はカバーされるという思わぬ利点がありました。テーマ研究発表会ではきっちり決めてほしいものですが、まず全員が楽しそうに発表していることに感動しました。
最後は評価カードを交換します。
これは演技です。
次回からはテーマ研究が始まります。原則同じテーマを研究します。
いよいよSSHっぽくなってきました。楽しんで科学しましょう。
1年学年集会
学年主任深田先生、教務部、生徒指導部、進路指導部の先生方からから第二高校の「当たり前の基準」についてお話がありました。
いつもより短い夏休みでしたが、充実した夏になりましたか?
勉強、部活、趣味、家の手伝い、ボランティア等々、夏の頑張りが、実りの秋につながるはずです。
2学期も体調に気を付けて、頑張りましょう。
1年生の学年の目標は「挑戦」です。
GL×書道部コラボ
そこからヒントを得て6月8日総合的な学習の時間(GL)で、「食べること」「走ること」「笑うこと」「眠ること」などのキーワードに今の気分を書き加え、みんなで共有する活動を行いました。
熊本地震から授業が再開して一月近い時期でした。コップ一杯の水や横になって寝ること、当たり前と思っていたことがどんなに大切だったか、あまり深刻にならずに振り返り、語り合う機会が欲しいと思い、この授業を行いました。
思い思いの言葉を紡ぎ、グループワークを経て、クラスで共有したい言葉を選びました。そして、その言葉を書道部が作品にしてくれました。一部ですが、ぜひ、ご覧ください。
1学年GL講演会「届けよう、服のチカラ」
7月6日水曜日、1学年GL(総合的な学習の時間)では講演会を行いました。高校生にとっても身近な企業である「ユニクロ」から徐暎喜さんを講師としてお迎えしました。演題は「届けよう、服のチカラ」、ユニクロが行っている海外の難民に服を支援する社会貢献活動についてお話ししていただきました。
なぜ、今の第二高校で「難民支援」のテーマなのでしょうか?
先日の熊本地震で第二高校生たちは支援を受ける側になりました。また、同時に自分もボランティアとして支援する側になるという複合的な立場になった生徒もいたと思います。そんな第二高校生だからこそ、社会貢献や国際支援について、深く学び、自分たちに還元できると思ったのです。
今回の講演で学んだ「知ること」、「自分に何ができるか考えること」、そして「実行すること」。この姿勢は全ての学びに通じるものです。ぜひ、2学期のテーマ研究や日々の学習につなげてもらいたいと思います。
徐さん、遠いところから、第二高校まで貴重なお話ありがとうございました。また、徐さんには働く女性のモデルとして、生徒たちに強い印象を与えていただいたと思います。
今後は家庭クラブを中心に活動を実践することとなります。詳細が決まりましたら、お知らせします。そのときはぜひ協力よろしくお願いします。
以下、生徒たちの感想の抜粋です。
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今回の授業で、難民の方々の生活の苦しい状況と
普通科・美術科 GL(総合的な学習の時間)
総学の中心である探究活動では、課題発見、問題解決のためにたくさんのグループワークを行います。今回は、グループワークの下地作りで、クラスに安全安心の場を作るためのワークを行いました。
題して「クラスのことば」
たべることそれは「◯◯」ということ。
ねむることそれは「◯◯」ということ。
はしることそれは「◯◯」ということ。
はなすことそれは「◯◯」ということ。
「◯◯」を各個人の思いのままに表現し、クラスメイトと共有します。
目的は、他者の思いに共感し、受け入れることです。
各クラス担当の先生が工夫して、それぞれのクラスにあった進め方で行いました。
どのクラスも笑顔あふれる時間を共有できました。
普通科1組
普通科3組
普通科4組
普通科7組
美術科
米粉甲子園 アイデア採用・商品化
情報科目 タイピング小テスト報告5
平均300点オーバーのクラスがなくなったのは考査の影響でしょうか。ところが、1年生のハイスコアが更新されました。漢字かな混じり文を5分間で790文字とは・・・もうお手上げです。
情報科目 タイピング小テスト報告4
ちなみに、金曜日に授業があるクラスは、強歩会のため記録更新はありません。
情報科目 タイピング小テスト報告3
このように記録が前回よりも下がったことを表す青数字が一気に増えました。さすが二高、即実践のチャレンジャーが多いですね。苦手意識を克服するためには「開き直ってやるしかない」のです。
今週の結果で特筆すべきは、1-3が1年生ながら「300超え+全体のトップ」を果たした点です。金曜日の3限目に1-3、4限目に2-3の授業があるのですが、2-3の生徒に言わせれば「今回は1-3に花をもたせてやった。次はそうはいかない」ということでした。デッドヒートは今後も続きそうですね。
情報科目 タイピング小テスト報告2
情報科目 タイピング小テスト報告1
10月29日の時点では、各クラスの平均値は次のようになっています。
1番上の数値は各学年のハイスコアです。入力には漢字変換も伴いますので、5分間で700文字オーバーというのは驚異的な数値ですね。今年度の1年生はよく頑張っており、特に3組は2年生の上位クラスと肩を並べる程です。2年生もうかうかしていられませんよ。
※「A」は美術科、「S」は理数科です。