カテゴリ:農業科

「肥の豊」収穫も終盤戦(農業科)

2月の初旬から収穫に入った「肥の豊」も終わりが近づいてきたそうです。今日は、農業科2年生が実習をしたようです。見に行くことはできませんでしたが、傷がついて売り物にならないというミカンをいただきました。(見た感じではよく分かりませんが…)

ありがたく試食させていただきます。(K)

「肥の豊」収穫を始めました!(農業科)

今年度も「肥の豊」の収穫が農業科のビニルハウスで始まりました。「肥の豊」は、熊本県で育成され2003年(平成15年)に登録された品種で、両親は「不知火」と「マーコット」。ということで、デコポンの子品種になるそうです。詳しくは、サイトをご覧ください。

 

https://www.kudamononavi.com/blogs/archive/801

ビニルハウス内には、たわわに実ったミカンが収穫を待っています。

ハウス内では、農業科3年生の果樹班+α?の生徒たちが収穫の実習を行っています。

これでSNSのフォロワーが激増してしまうと嘆いていましたが、真相はいかに…

収穫した「肥の豊」は、大きさを選別しながらミカン箱に入れていきます。

この後の実習内容を生徒に聞くと、1個ずつポリ袋に入れるそうです。そうすることによって傷が付かず、カビを防止して、果実の水分が抜けることを防ぐことができ、長期の保存が可能になるということでした。さすが、色々と学んでますね!確かにミカンを買ってしばらく置いておくとカビが発生しますね。

 

収穫はしばらく続き、3年生で収穫しきれないときは、2年生が引き継いで収穫をするそうです。味見してみたかったんですが、売り物なのでグッとこらえました。(K)

ジビエレシピ開発講習会(農業科3年)

2月1日(土)に開催されるジビエ甲子園にむけ、当日提供するジビエを使ったポトフのブラッシュアップを目的とした講習会が行われました。

講師は、以前にクリスマスケーキづくりでもお世話になった、フランス食堂ル・ブリアンのオーナーシェフ藤島様です。

カラフルな人参や紫大根など、映えも十分ですね!

まずは、野菜の下ごしらえのレクチャーから、やはりというか当然のように見事な手さばきでずっと見ていられる感じですね!生徒もメモを取りながら、皮のむき方や切り方などを勉強します。これは商品としての提供になるので、野菜の大きさに違いがないようにしないといけません。

了解ポイント1

葉物野菜は、しなったまま調理するより、水につけるなどしてパリッとさせて調理すると美味しい!(料理をされる方はご存じなのかもしれませんが…これはなるほどポイントでした!)

食品研究班で協力して野菜を切りました。右下は人参の葉で最後に飾りで使うようです。そのまま食べると春菊に近い味とのことでした。

本格的に腸詰(ソーセージ)も手作りします。こういうのって見てるだけでワクワクしてくるのは私だけでしょうか?

最初のほうは、ぎこちなく大きさも不揃い(大きかった人はアタリですキラキラ)でしたが、慣れてくると大きさも均一になってきました。人が変わったからというのは内緒で…

こんな感じにでき上がりました。まだ生なので食べられませんが、おいしそうな顔してます!

野菜と一緒に煮ていく前に焼き目をつけると香ばしさが感じられ味もコクが出たりするそうです。

了解ポイント2

ソーセージをボイルするときは、沸騰したお湯に入れてませんか?実は、ソーセージって温度があがるときにうまみが出るそうです!なので水の状態からソーセージを入れて火にかけるといいようです!(これも恥ずかしながら知りませんでした…)

 

あとは、下ごしらえした野菜とソーセージを水の入った鍋に入れて煮ていきます。

ローリエやタイムなどを入れてより深い味わいを付けていきます。

そういえば、私は週末に五香粉(ウーシャンフェン)というスパイスを買って鶏肉を漬け込み、焼いて食べました。本格的な中華の味がしました笑

続きは、また後ほど。

 

 

私は、授業が入っていたため、この後は画像を提供いただきました。

野菜の色は、カラフルなままですね!

美味しく煮込めたかな?きっとおいしいはずですね。試食に立ち会えず残念…

おしゃれな器に盛るとこんなにすてきなジビエポトフになりました。人参の葉も付け合わせになり、緑が映えていますね。

さぁ、あとはジビエ甲子園の本番です。内容詳細が分かりましたら、またお知らせいたします。このポトフは限定50食ほどと聞いていますので、このチャンスにぜひ!(K)

課題研究の成果を発表しました(農業科3年)

本日は、農業科の課題研究発表会でした。私が授業だったので3年生の発表に間に合いませんでした…。発表のタイトルを見る限り、とても面白そうな内容だったので残念です。

ということで、その発表を聞いていた生徒の感想を少しお借りしました。

草花班「プランターと隔離床での切り花栽培の生育調査」

大学と共同研究していたり、芦高と大学の比較などの実験結果を分かりやすくまとめてあり、説明も聞きやすかった。

食品班「ジビエを美味しく食べて、地域の農業を守る」

シェフから教わったことをすぐに実行できたり、失敗を成功に結びつくように課題意識を持って研究をしていた。自分たちでスパイスを配合していてすごいと思った。

野菜班「高濃度酸素水を使った比較栽培実験」

マイクロバブルと普通の水による生育の違いがあるか、葉の長さや重さを2種類の野菜を使って比較してあり、丁寧に研究を進めてあった。

果樹班「光合成細菌の土壌潅注がもたらすカンキツへの効果と獣害対策」

4本の木を使って、それぞれの肥料の量を変えることで違いが出るか比較するという研究だった。最近、よく話題にも上がる獣害対策についても調べていた。

3年生の皆さん、お疲れさまでした。

また、昨年12月の現場実習に行った2年生の報告会も併せて行われていました。

来週の月曜は、フランス食堂ル・ブリアンのオーナーシェフ藤島様をお招きして、ジビエレシピ開発講習会も行われます。これもとても楽しみです!(K)

『デコレーションケーキ作り』佐敷小学校(4年生)との交流学習(農業科3年)

本日は、熊本市南区にある人気フレンチ店「ル・ブリアン」オーナーシェフの藤島将輝様を講師にお招きして、デコレーションケーキ作りを農業科3年生で行いました。午前は、自分たちがケーキを作ってみて、午後は、佐敷小学校4年生のみんなに指導していきます。

フランス食堂「ル・ブリアン」関連サイト

https://mrs.living.jp/kumamoto/a_feature/article/5922674

手際よくスポンジが積み上げられ、あっという間に最後のデコレーションです。

さぁこれが藤島シェフの作られたお手本ケーキです。一体どんなケーキができるんでしょうか?早速、みんなでケーキ作りです!

材料は、こんな感じになります。スポンジとクリームはできあがったものを使用します。

作業工程は、スポンジにシロップを塗る、クリームを塗る、苺をのせる、クリームをのせる、スポンジをのせるを繰り返し、最後にデコレーションします。

どんどん積みあがって、ケーキっぽくなってきました。ここからが個性の見せ所です!

なかなか個性的に仕上がりそうな予感がします!というか個性しか感じない斬新なデコレーションです。

後は、苺をのせたら出来上がりです。ほんとに個性豊かなケーキになりました。

できあがったケーキを高校生が切り分けていきます。

切り分けたところで、みんなで揃って「いただきます」です。いただきますの声掛けしてくれる人いますか?というと多くの小学生の手が上がります。すごいですね!

高校生は見てるだけです。

小学生のエネルギーに圧倒されながら見ていましたが、それに丁寧に受け答えしている高校生のすばらしさを感じました。芦高においで!と宣伝してくれている高校生もいました。残念なのは、今回は試食させてもらえなかったことです…(K)