天草未来diary

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【本渡校舎;地協】生活科学科3年 手作り石けん班 にがり研修

 令和3年7月19日(月)、「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の一環として、私たち生活科学科3年の「手作り石鹸班」は、天草市五和町二江の通詞島にある「自然食品研究会」さんを訪問し、手作り石鹸に使用する天草の海水からとれる「天草にがり」についての知識を深めることができました。

 「自然食品研究会」さんが天草の海水からにがりを作られている方法は流下式です。流下式塩田は、木で組んだ櫓に網などを吊るして、そこにポンプでくみ上げた海水をかけます。
 風力や日光で水分を蒸発させ、海水を蒸発させながら濃縮した海水は天日干しにより、塩やにがり等に製品化されます。流下式の場合は釜炊き式と違い、熱を加えないのでにがりの中に有機物である酵素や酵母が残っているという事を知りました。今回の研修では、天草の海水からどのようにして塩やにがりが作られるのかを学ぶ事ができました。