湧心館高校定時制
定時制日誌
後期中間考査
11月30日から12月4日まで、後期中間考査が行われています。
みんな真剣に受験していますね!
12月になり、気温が急激に下がってきました。
定時制の教室では寒さ対策も大事。
今週から暖房を入れていただけることになりました。
暖かい教室で勉強ますます頑張ります!
食育講演会がありました
11月27日(金)、あばぁこんね会長・もじょか堂代表の澤井健太郎氏を講師にお招きし、「食と命~水俣から安全でおいしい食材をみなさんへ」という演題で、食育講演会を開催しました。
講演の要旨はつぎのとおりです。
学生時代から海外へ渡航し、さらに水俣で農業を学んだことをきっかけとして、JICAの青年海外協力隊として海外で働くことを目標とした20代。しかし、JICAの二次試験の健康診断で心臓に異常が見つかり、夢を断念せざるを得なくなった。失意の中でのふるさとでの療養中、農業だったら地元でもできるのではないかと水俣で農業をする決意をした。
初めに養鶏を手がけた。4羽の鶏を手に入れ、自然の中で大切に家族のように育てた鶏が10か月後に産んだ1個の卵。そのまま育てれば羽化して鶏になる卵。食べるために育てたものなのに、どうしても食べ物に見えなかった。悩みぬいた末に食べた卵は弾力があってとてもおいしいものだった。「命をいただく」ことに真剣に向き合った瞬間だった。この感動をみんなに伝えたい、おいしい卵をみんなに食べてもらいたいと思い、もじょか堂を創設した。途中、鳥インフルエンザの流行があり養鶏を断念。もじょか堂では、生産者が愛情込めて育てた安心で安全な食材を吟味のうえ取扱い、消費者に販売した。しかし、愛情こめて作物を育て、おいしいものを提供するという生産者の夢も捨てきれず、今はアボカドの生産にも取り組んでいる。
現在、世界に1億人以上飢餓の状態の子どもがいる一方で、たくさん採れた野菜や作物が市場に出ることなく、育てた農家さんが自らトラクターで踏みつぶすような光景が日本にはある。物質の豊かさや利便性を追求しすぎた結果、現代の日本人は、大切なことを忘れているような気がする。
「ミナマタ」は、日本で初めて食による公害が起きた土地である。長い間差別や風評被害にさらされ、食べ物に水俣産と言えない時代が続いた。今では、環境モデル都市として国の認証も受け、人々の意識も変わりつつある。水俣病患者で語り部だった故杉本栄子さんの言葉「食で病になったとだけん、食で治すとたい」。過去の過ちを教訓とし、二度と繰り返さないために、水俣の生産者たちはできるだけ農薬や化学肥料に頼らない農業を目指している。
ヒトは、命をいただくことでしか自らの命をつなぐことができない。もっと食べ物や生産者に関心を持ってほしい。つくる人と食べる人の関係性を大切につくっていくことが水俣の未来をつくることであり、自分の役割であると考えている。 |
今日の給食は東京と福井の郷土料理
献立は、柳川風丼、こっぱなます、すまし汁です。
「こっぱなます」が福井県の郷土料理だろうなとさっしはついたけれど、「柳川風丼」…
どうしても柳川というと福岡県を思い出してしまうが・・・
そこで、給食の先生に聞きました。
柳川風って? 福岡県じゃないの?
柳川というのは、江戸(東京)発祥の料理、どじょう鍋
給食にどじょうというわけにはいかないよね。実際、どじょうに抵抗がある人も…。
それで、どじょうに変えて肉を使ったものを柳川風っていうのよ。
特徴は、肉に笹がきごぼうを加えて甘辛く煮て、卵でとじたもの。ごぼうをたくさん食べられて栄養たっぷりよ。
卵がふわふわで、とってもおいしかったです。
こっぱなますは福井県の郷土料理ですか。
そうよ。だいこん・ニンジン・ネギ・油揚げ・白ごまなどを、辛子酢味噌であえてあります。
あまり食べない味ですが、辛みがきいてとてもおいしかったです。
毎月、いろんな献立の工夫があって、給食は楽しいです。
これも給食の先生方のチャレンジのおかげです。
今日もおいしい給食、ありがとうございました。
選挙管理委員会 出前講座がありました
選挙を考えよう!というテーマで、熊本県選挙管理委員会の方にお話しをいただきました。
最近の選挙における課題、選挙はなぜ大切なのか、公職選挙法の改正に伴う選挙権年齢を「満20歳以上」から「満18歳以上」に引き下げられたこと、投票の方法など、映像や資料を用いて丁寧に説明して頂きました。
定時制の生徒には、18歳以上の生徒も多くいるため、関心も高く、Q&Aにも積極的に参加している様子が見られました。
トライアングル編集作業が行われました!
11月19日(木)にトライアングル№67作成のための、編集作業を行いました。今回は、県定通文化大会&湧定祭特集号です。
事前に各方面からいただいた原稿を、パソコンに入力したり、写真を配置したりで振興会役員方が力を注いで作成しました。
文化大会での本校生の活躍や、湧定祭での活躍などを和気あいあいと話しながら進めました。
12月17日発行予定です。保護者の皆様にはご覧いただき、感想をお寄せいただければ次号に生かしていきたいと思います。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 水野 保彦
運用担当者 教諭 田川 伸一